遊戯王DMT―転生したら城之内だった件―   作:Laginera

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オリキャラ短編です。
デュエルはダイジェストで短縮しています。


第22話「誕生、アメリカチャンプ!」

 

遊戯と城之内が決闘王国で強敵たちと戦っていたころ、城之内に〈女剣士カナン〉を上げた謎の美女・チャチャは神宮寺和勝の計らいでアメリカに向かっていた。

 

『デュエルモンスターズが好きなお前だ。アメリカの大会に出たいだろう。それに故郷の空気を久しぶりに味わいたくはないか?』

 

和勝は神宮寺家の力を使い、チャチャに最高のアメリカ留学をプレゼントしていた。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――― 

 

ホテルのスイートルームの一室。

シャワー音が止まり、鼻歌を歌いながらチャチャがバスローブを着てベッドに座る。

 

「はあ…。また胸が大きくなっています…。これ以上大きくなったらまたブラを買い直さないといけません…」

 

体の事に悩みながらも、テーブルに置かれたカードをまとめ、デッキを作っていた。

 

(デュエルモンスターズは好きですけどもっと可愛いモンスターが欲しいですねえ。男の子…。克也さんはきっとドラゴンとか戦士が好きかもですけど)

 

チャチャのデッキは女の子モンスターが多く入っていた。城之内にあげた〈女剣士カナン〉もその1枚である。

 

「克也さん…。上手くいっているといいなあ」

 

城之内の活躍を願い、チャチャはデッキを組んでいった。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――― 

 

―デュエルモンスターズ・アメリカ大会決勝

 

観客席は満席になっていた。

今日のデュエルは連覇を狙う天才デュエル少女、レベッカ・ホプキンスと新星の美少女デュエリスト、チャチャ・ランペルージのデュエルだからである。

 

「がんばれレベッカー!」

「チャチャさーん! 優勝してねー!」

 

普段男臭いデュエルが多い中、女性デュエリスト同士の対決と言う事で盛り上がっていた。

 

「レベッカ。お前は強いかもしれんが、相手は急速に力を上げているデュエリストだ。油断するでないぞ」

「大丈夫よおじいちゃん! 私はアメリカで一番強いデュエリストなんだから負けるわけないわ! ねーテリーちゃん!」

 

祖父アーサー・ホプキンスの言葉を尻目に、お気に入りのテディベアを手にレベッカはデュエルフィールドに向かった。

 

「やれやれ…。自信があるというのも考えモノだな双六」

 

遠い国にいる友人にアーサー・ホプキンスは抱える悩みを吐露した。

 

 

「あなたが噂の新星ね! だけどその勢いもここまでよ!」

「はい、連覇中のレベッカさんですよね? お相手よろしくお願いします」

「…調子狂うわね。まあいいわ!」

 

2人のデュエルが始まる。

 

レベッカは〈クリッター〉や〈黒き森のウィッチ〉で安定してキーカードを揃え、墓地肥しを行って、切り札である〈シャドウ・グール〉を召喚し勝利を狙う。

 

チャチャも同様に〈クリッター〉や〈黒き森のウィッチ〉で手札を安定させ、レベッカのデュエルに食らいつく。

 

「〈ジャドウ・グール〉で〈女剣士カナン〉を破壊!」

 

追い詰められたチャチャだが、次のターンで切り札を出す。

 

「〈コスモクイーン〉を召喚します」

「な!? 攻撃力2900!?」

「〈コスモクイーン〉の攻撃!」

 

〈コスモクイーン〉の一撃で〈シャドウ・グール〉は破壊され、レベッカのライフは0になった。

 

「そんな…私が…!」

 

レベッカの連覇は阻止され、チャチャがアメリカ大会のチャンピオンになった。

 

(ふむ。レベッカ、今回の負けで少しは慢心を解消できると良いが…。しかしまだ若いのに何という腕だ…。チャチャ・ランペルージ…彼女、どこかで見たような…)

 

アーサーは疑問を残し、アメリカ大会は終了した。

 

 

 

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