遊戯王DMT―転生したら城之内だった件―   作:Laginera

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第50話「閑話:関西最弱のデュエリストとデュエルギャング!」

―関西。とある町。

 

エスパー絽場に敗れ、ダイナソー竜崎は関西に戻っていた。

バーガーショップでハンバーガーを食べていたダイナソー竜崎に、周囲のデュエリストヒソヒソと陰口を叩いていた。

 

「聞いたか? アイツまた初戦敗退したらしいぜ?」

「決闘王国でも緒戦で初心者に負けてレアカードを奪われちまったって話だぜ」

「全国大会準優勝者なんてまぐれなんじゃないのか? インセクター羽蛾は修行してバトルシティで勝ち進んでいってるのによお」

「もうアイツを準優勝者とか思いたくねえよな」

「関西最弱のデュエリストって言われているしよー」

「いや関西の恥やろあんなカス」

 

度を超えた陰口にダイナソー竜崎の堪忍袋の緒が切れてハンバーガーを握りつぶして怒声を上げる。

 

「お前らー! こっちが聞こえてないと思って話よって!! 言いたいことがあるんだったらはっきり言ったらどうなんや!?」

「うるせえな。別にオレ達は友人と楽しく話しているだけだっつーの」

「ただの世間話にマジになるとか無いよなー」

「はよ出て行けや。お前がいると空気不味くなるんや負け犬風情が」

「なんやと!?」

 

「そうだ帰れ帰れ!」

「テメーの居場所何てねーんだよ!」

 

「「帰れ! 帰れ! 帰れ!」」

 

ダイナソー竜崎に対する帰れコール。一瞬たじろくもダイナソー竜崎は怒鳴り返す。

 

「じゃかしいわ! 数で頼るしかない雑魚共の癖に! 追い出したかったらオレをデュエルで倒してから言えや!」

「ええで。もうお前の時代なんぞ終わっているって証明したるわ」

 

バーガーショップを出て路地裏でデュエルを始めるダイナソー竜崎と取り巻きを連れて現在関西トップと言われているデュエリスト、千石康生(せんごく こうせい)。

 

デュエルはエースカードの〈真紅眼〉と〈エビルナイト・ドラゴン〉を失いパワー不足になったダイナソー竜崎が最初から不利であり、千石がレアカードを使って一気に有利になった。

 

「なんやなんや! そんな雑魚モンスターばっかのデッキでよくデュエルなんて出来るな! うちの子分の方がもっとマシなカード持っとるでえ!」

「五月蠅いわ! カードはパワーだけやないわ!」

「おもろいことゆうなあ。恐竜族のパワーで圧倒していた男の発言とはおもわへんわ! 負け続けて自信も失っとる用やな!」

「この…言いたい放題いいおって…!」

「オレは豪快に行かせてもらうわ! モンスターを生け贄に〈エメラルド・ドラゴン〉を召喚や!」

「・・・かかったなアホが! オレは〈奈落の落とし穴〉を発動や! こいつは召喚された攻撃力1500以上のモンスターを破壊し、ゲームから除外する! 〈エメラルド・ドラゴン〉を除外や!」

 

千石の〈エメラルド・ドラゴン〉を破壊してダイナソー竜崎は不敵な笑みを浮かべるが、彼は動揺して無かった。

 

「はあ~…。こんなのが準優勝者になれるとはのお。関東のデュエル大会は相当レベル低いんやないか?」

「なんやと!?」

「そんな小細工で勝ち誇るなんざ雑魚もいい所や! オレは手札から魔法カード〈死者蘇生〉を発動! 墓地の〈ロード・オブ・ドラゴン ―ドラゴンの支配者―〉を特殊召喚するで!」

「大口叩いてそんな雑魚蘇生させてどうするんや! オレの場の〈キングレックス〉、も〈メガザウラー〉も倒せへんで!」

「だから雑魚やいうとんねん! 目先の事しか見えへえ様なアホやからな! 魔法カード〈ドラゴンを呼ぶ笛〉を発動や! 手札のドラゴン族モンスターを2体まで特殊召喚する! 〈トライホーン・ドラゴン〉と〈ホルスの黒炎竜 Lv6〉を特殊召喚するで!!」

「上級モンスターのドラゴンを2体も特殊召喚やと!?」

「これで終いや! ドラゴン共でお前の雑魚モンスターを攻撃や!」

「ぬわああああーーー!!」

 

千石のドラゴンたちによってダイナソー竜崎の恐竜族モンスターが全滅し、ライフを0にした。

 

「そ、そんな…! ワイが…」

「なんて歯ごたえの無いデュエルや。もう少し強かったらワシのチーム【千石ジャガーズ】の雑用位にしてやろうと思ったが…貧弱過ぎるわ! お前ら、こんなチンカスが二度と【千石ジャガーズ】の縄張りに入らんよう痛めつけろや!」

 

 

「わかったぜリーダー!」

「最近覚えた関節技の実験台にしてやるぜ」

 

「ま、待て‥堪忍し…ぎゃああああああああああー!!!」

 

ダイナソー竜崎の悲鳴が木霊するが、誰もその声に耳を傾けなかった。

 

「はあ~。これやから弱い奴とデュエルするのは嫌やわ。お前飲み物買ってこいや」

「へい!」

 

ダイナソー竜崎とのデュエルで機嫌が悪い千石。更に起源を悪くする一言を部下が言ってします。

 

「さっすが千石さん。〈関西の暴君〉ここにありっすね~」

「ああ…!?」

 

メンバーの1人が、千石の事を褒めたが、その循空気が止まったように殺気が放たれる。

 

「お前今なんていうたんや!」

「えっ…え…!?」

「お前、新入りの山田やったな。…覚えとけや。ワシは〈関西の〉って言われるのが大嫌いなんやー!!」

「ぐああああああっ!」

 

山田の頭をわしづかみ、コンクリートの地面にたたきつけた。

 

「けっ…ダイナソー竜崎の代わりにワシがバトルシティに出れば今頃優勝しとったわ。関東のチンカスデュエリスト共なんぞワシがイチコロや! お前ら、次のシマ奪いに行くで!! 東堂町の〈チーム・イカロスゼウス〉のシマや!!」

「「おうー!」」

 

城之内や遊戯がバトルシティで激戦を繰り広げている間、デュエルギャング達の侵攻が童実野町に迫っていた。

 

 

 

 

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