キャラ崩壊注意です。
「久しぶりだね、ちーちゃん。」
夜の帳が完全に降りて月が薄く照らす頃。
イチカに箒を部屋まで送らせるよう促し、姿が見えなくなったのを確認してから束は、隠れているであろう『元』親友に声をかけた。
「あぁ、モンドグロッソで優勝した時以来だな」
『モンドグロッソで優勝した時以来だな。』
この言葉を聞いた瞬間、束はうっすらと、誰にもわからないぐらいに目を細めて織斑千冬を睨む。
織斑千冬が言ったモンドグロッソとは、織斑千冬が二連覇を達成した第二回モンドグロッソの事であり、そして一夏が誘拐され、さらには異形の化け物に襲われたうえに『あの世界』に飛ばされた運命の日でもあった。
「いっくんが誘拐された日なのに、まず第一に思い出すのがそんなんなどうでもいい事なのちーちゃん?」
「いっくん?
あぁ、あの出来損ないのことか?
ふん、アイツはグズで出来損ないの織斑の面汚しだ、はっきり言って居なくなって清々したよ。」
嘲りの混じった笑顔で答える織斑千冬。
(そう、そうだったね。
何を期待していたんだろう私は…………
ちーちゃんと言う元親友は昔から変わらずこんな性格だったはずだなのに。
少しでもいっくんについて何か期待した私が馬鹿だっよちーちゃん…………)
そう、心の中でつぶやく束。
織斑千冬は昔から自分に劣る人を侮蔑していた人間だった。
テストの点数で劣れば貶し嘲笑い、運動で劣れば侮蔑し、気に入らなければ虐める。
束が親友になっていたのもひとえにいくつかの分野に置いて織斑千冬を超えていたからに過ぎない。
それに束自身が孤独で、友達という定義がわからなかったのもあるかも知れない。
もし束が凡才の一般人だったなら、織斑千冬は平気で他人にしていた様に侮蔑の対象にしただろう。
織斑千冬は小学校でも中学校でも高校でも問題児だったのだ。
先生方は織斑千冬の親友と言うだけで厄介ごとに巻き込まれる束を励ましていた程だ。
先生達でも手がつけられない問題児に振り回される束は溜まったもんじゃない。
「まぁ、いいや…………
ちーちゃんに何か期待した束さんが馬鹿だっただけだからね。
でもねちーちゃん。
もしまたいっくんに何かあったら束さんは容赦しないから。」
普段の束からでは考えられない程の抑揚のない声。
目を細め、顔から感情を消し、僅かに漏れ出している殺気も合わさり、本気で織斑千冬を叩き潰すという意志がヒシヒシと辺りをつたう。
「ふん、好きにするといい。
出来損ないなんぞ貴様にくれてやる。
だが束、逆に私からも言わせて貰うぞ。
貴様こそ秋十に手を出して見ろ、二度と生を感じれないように私直々に叩き潰してやる!」
束の殺気を簡単に受け流し、なお束に宣言する織斑千冬は、流石腐っても世界最強なのだろう。
「あんな自称天才の凡人なんて束さんには興味無いよ。
束さんにとってはいっくんと箒ちゃんさえ無事ならそれではいいんだからねぇ。
さてと、ちーちゃん。
忙しい束さんはもう帰るよ。」
束は自身特製の超武骨なストライカーユニットをパススロットから顕現させて、ゆっくりと高度を上げていく。
「早々ちーちゃん。
一つ言い忘れていた事があったよ
Be fagged out; feces bitch!(くたばれ糞ビッチ!)」
今回は、織斑千冬のせいで余り筆が進みませんでした。
まぁ、こんな性格にしたのは私何ですけどね…………
自分で書いてて気持ち悪くなってきたので何時もより短くなりました。
最後、束が使ったストライカーユニットは
『Me323 ギガント』
というオリジナルストライカーユニットです。
武装殆ど無しの物資輸送用のストライカーユニットって設定です。
風の谷のナウシカのバカガラスが一番見た目が近いですね。
後で設定集に更新しときます。
あぁ…………やはり、早く私は甘々ハーレムが書きたいです。
早くシャルロットや簪を出したいです。
あ、この小説でのペリ犬役はセシリアかもです。
シャルロットは個人的に、忠犬というより可愛い癒し系の子犬なイメージです。
最後の英文はlineの翻訳アプリを使っただけなので綴りが少しおかしいかもです。
次回は甘々にしたい……………………