本編に行き詰まったので息抜きに閑話としてSAOネタを書きました。
ソードアート・オンラインの中ではシノンと朝田詩乃が1番好きです。
え?両方同じだろって?
ぜんぜん違いますよ!
どれくらいかと言えば、タバスコとデスソース位違いますよ!
まぁそんなことより本文をどうぞ。
「目標確認…………数は123……5人だね。
シノン、そっちでも確認出来てる?」
黄昏色に染まった空の下、あたり一面に散乱している瓦礫や廃墟を縫うようにして5人の人影がゆっくりと蠢いている。
人影が狙っているもの、それは数十メートルほど離れた道を連なって歩いている所謂スコーンドロンだ。
『GGO』
正式名称『ガンゲイルオンライン』と呼ばれるこのゲームは0と1で構成された仮想空間を使ったVRMMOの中で一番過激と呼ばれている。
VRMMOとはフルダイブシステムにより現実となった仮想空間で行われている大規模なオンラインゲームのこと。
タイトルの通り、銃を使って撃って撃って撃ちまくるガンシューティングFPSだ。
何故自分、イチカ・ハルトマンがこのGGOにログインしているのか、それには色々と訳がある。
自分は元々この世界の人間じゃない。
Web小説なんかでよく見る転生者…………だと思う。
実際、自分は神様なんて見たことも無いし、俗に言う転生特典なんてものも貰っていない。
ただ、気がついたらこの世界に赤ん坊として生まれていた。
前世で色々とあった身としては少々複雑な気分だ…………
そんな中でも、前世と同じ名前、容姿なのは少々嬉しかった。
前世で見たこともないSFチックな世界は色々馴染むのに苦労したけど、仲の良い幼馴染みにも恵まれとても充実した毎日だと思う。
え?前世は文明レベル1940年代でしたが何か?
むしろネウロイとか魔女とかファンタジーで一杯でしたよ!
そんな毎日もあの日唐突に終わらされました。
『SAO事件』
ソードアート・オンラインと呼ばれる初の大規模オンラインRPGとして初回ロッド1万本のみと入手困難なゲームだったのですが、運良く自分はβテスターとして参加していたので難なく参加出来ました。(幼馴染みは入手出来ず涙目でしたが)
しかし、それが大事件、始まりでした。
ゲームからログアウト出来ず、このゲームの舞台『アインクラッド』の第100層までクリアしないと現実に帰れないテロ事件。
しかもただ囚われるのではなく、ゲームとしてのHPが0になればナーヴギアが自身の脳を焼き殺すと言う難易度ルナティック…………
なんとか、なんやかんやあって二年たってようやくクリア開放されたけど、衰弱しきった身体に、泣き崩れながら幼馴染みをにきつく抱きしめられたのはこたえました。
今はリハビリも殆ど終わり、こうやって幼馴染みと一緒にまたゲームが出来るようになって正直嬉しいです。
まぁ、その事を幼馴染みのシノンこと詩乃に言ったら顔を真っ赤にしながら怒ってくるんですけどね(笑)
勿論、照れ隠しだって解ってますが。
「問題無しよ、ハッキリ全員確認出来てるわ。」
「了解
今回の依頼はスコーンドロンの護衛だからね。
私とシノンで2人、後の3人は直衛のベヒモスが牽制してくれるからその間に3人も殺るよ。」
ベヒモスとは今回のスコーンドロンからの依頼を一緒に受けたプレイヤーです。
使用武器は『M134』、ミニガンと呼ばれるレア武器をメインで使っている強プレイヤーですね。
集団戦を得意とかしていて、1人だと重いミニガンのせいであまり力を発揮出来ませんが、援護してくれる仲間が居るとその強火力を存分に発揮してくれる頼もしい方です。
「それにしてもあの対モンスター専門スコーンドロン、よく私とイチカを雇いながらベヒモスも雇えたわね。
ベヒモスはどうか知らないけど、私達って安くない依頼料を貰ってるのよ?」
「ベヒモスはあのスコーンドロンのリーダーとリアフレらしいよ。
だから依頼料は私とシノンの2人分、強プレイヤー3人が護衛についてるから下手に自分達で高額な実弾武器を買って使うより圧倒的に安全だからね。」
因みに、今回依頼して来たスコーンドロンは対モンスター専門スコーンドロンとしてはトップクラスのスコーンドロンらしく、全員がその気になればGGOだけで生活出来る位稼げる腕らしいですよ。
その分、対人戦は遥かに弱いらしいですが。
「そんなことより、目標まで800メートルよ。
ターゲットのスコーンドロンは護衛対象まで後30メートル。
撃つなら今しか無いわよ?」
「ちょっと待ってて…………
あ、ベヒモスさん?
護衛対象から30メートル東に近づいて来るスコーンドロンを発見しました。
人数は5人、今からこちらで2人狙撃するのでベヒモスさんはミニガンにて敵が動かないよう牽制していただけませんか?」
「…………了解
期待している。」
初めてあった時から思ってましたがベヒモスさんって案外寡黙な性格なんですよね。
ごつい見た目と合わさって迫力満点です。
「シノン、交戦許可。
最初のターゲットは敵スコーンドロンのリーダーだ。
私はその隣の奴を殺る。」
「了解したわ。
全く、ダインもトコトンついてないわね。
最初の1回で辞めとけばいい物を…………」
どうやら、敵スコーンドロンのリーダーはダインと言うらしいです。
「ターゲット、ハートショットエイム
スタンバーイ…………スタンバーイ…………GO!」
ドズン、と私とシノンのスナイパーライフルから同時に放たれた12.7ミリ弾は、スコーンドロンの後方で支持を飛ばしていたダインと、その隣にいる名前も知らない一般兵の上半身を正しく消し飛ばしていきました。
数秒の後にポリゴンの欠片となって消えた2人に気付いたのか、敵スコーンドロンの残りの3人は唖然として動けていません。
「ベヒモスさん、今です。
北東の方向の廃墟の裏に1人立ち止まっています。
壁1枚ですのでベヒモスさんの武器でしたら貫通してkill出来るはずです。」
「…………了解。」
「残りの2人はこちらで片付けます。」
イチカとの無線を切ったベヒモスは、背負っていた巨大なバッグから愛用のミニガンを取り出した。
慣れた手つきでセーフティーを外し、壁1枚向こうの敵兵へ向けて容赦無く高火力の7.62ミリNATO弾を叩きこんだ。
いきなりリーダーともう1人を殺られて、それがやっとスナイパーからの狙撃だと気付いた時には、残っていた3人はあまりにも多い遅すぎた。
ベヒモスのミニガンによって全身を蜂の巣にされ、シノンとイチカに上半身を消し飛ばされ、5人だったスコーンドロンはたった数十秒の交戦時間で壊滅させられたのだ。
この戦闘の見ていた依頼したスコーンドロンの面々は絶対にシノンとイチカは敵に回したくないとVR独特のオーバーアクションで大量の冷や汗をかきながら思っていた。
「交戦終了。
周囲に追加の敵影無し、ベヒモスさんnicekillです。」
「…………そちらも見事な狙撃だった。」
「このまま私達は斥候に行きます。
周囲1キロ圏内に敵影はありませんでしたので安心して進んで下さい。」
「…………わかった。
スコーンドロンの方には俺から伝えておく。」
ベヒモスさんと通信を終えて、シノンの所へ合流します。
シノンとは数メートルしか離れて居ないので直ぐ合流出来ます。
「シノン、このまま2km先辺りまで斥候に行くよ。」
「わかった。
移動中はイチカはが前をお願いね。
私は後ろを警戒しておくわ。」
「了解。
それじゃ行こうか、『Shot and move』は狙撃の基本ってね。」
そう笑いながら、シノンとイチカの2人は依頼を完遂する為に移動し始める。
GGO最強の狙撃手タッグと名高い2人の背中を、相棒のAMR(アンチマテリアルライフル)である『ウルティマラティオ・へカートⅡ』と『アナキュラキシー・インターナショナルAWS50』が2人と同じ様に輝いていた。
本編は網しばらく書けなさそうです。
次話からクラス代表戦なんですが、鈴の扱いに困ってまして…………
鈴はイチカ側、悪くて中立にしたいとは思っているんですが、ストパンだと中国なんてありません(該当する国も無い)。
なのでイチカの統合戦闘航空団もっと中国は入れないと設定で決めていましたまし、IS基準にしても、私があまり中華人民共和国が好きではない(とても重要ですが、私は中国が嫌いなのではなく中華人民共和国が嫌いなんです)ので絡ませにくいんです。
だけど鈴ちゃんを悪役にしたくないのでどうしたらいいか迷ってます。
…………………………いっそ『鳳 鈴音(おおとり すずね)』的な感じで日本人にするか………………
まぁ、最終手段ですが。
………………ほんとどうしよ