ドイツの男性魔女(ウィッチ)   作:ミヤフジ

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一人称の中に三人称を入れてみる実験も含めているので少し短いでち。
あと、前回のオリジナル兵器を20mmから7.92mmに変更しました。




2翔

あっという間に一週間…………

この一週間、色々な事があり過ぎて疲れましたよ。

初日の放課後、副担任の『山田真耶(やまだ まや)』先生から一人部屋の寮の鍵を貰ってルンルン気分で帰宅してたら、織斑秋十が束さんの妹である『篠ノ乃箒(しののの ほうき)』に追いかけられてるの見かけたし。

部屋についていざドアを開けたら何か水色の髪をした上級生っぽい先輩が裸エプロン擬き(下に水着を着てた)を着ていて

 

 

「ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」

 

 

なんて言ってきたり。

何とか追い返して一息付いたらまた別の人が入って来るし。

話を聞いた限りじゃ一人部屋じゃ無いらしいし、一人部屋だって喜んだ数分前の私の心を返して欲しい。

まぁ、相部屋になった子は物凄く良い人で安心したけどさ。

あ、因みに相部屋の子は『本音(ほんね)』って言う名前です。

なんでも、三年生に姉が居るらしく間違えないように名前で呼んで欲しいと言われました。

リーネちゃんとは違った癒し系で私の荒んだ心が癒されるようでした。

 

まぁ、そんなこんなで一週間。

セシリアさんとお話ししたり、本音ちゃんに癒されたり、織斑秋十に挑発されたので奴さんの頭を『AISMk108』の砲身で叩いたり、ストライカーユニットの整備をしていたり、裸エプロン(擬き)先輩にストーカーされたりしていましたが、遂にこの日がやってきました。

 

 

『クラス代表選抜戦』

 

 

私とセシリアさん、織斑秋十で行うクラス代表を賭けた試合です。

正直、クラス代表には興味ありませんけど、セシリアさんとの約束もありますし、合法的に織斑秋十をフルボッコに出来るので俄然やる気満々です。

最初の試合は私対セシリアさん。

正直メイドさんはしなくていいと思いますけど、試合は試合。

『あの世界』で撃墜数100機以上の私の力、甘く見ないで下さいね、セシリアさん。

 

 

「へぇ~、これがハルハルのISなんだぁ

変わった形作ったしてるねぇ?」

 

 

私の待機室には本音ちゃんが来てます。

あと、私のあだ名はハルハルだそうです。

何か某、蒼っぽい鋼のアルでぺジオな作品に出てきそうですね。

今度束さんに侵食弾頭でも作って貰いましょうか。

 

 

「そうですよ。

まぁ、これが私のIS『Bf109G-2』です。

変わった形なのは否定しませんが。」

 

 

実際、普通のISとはかなり違うんですよね。

ストライカーユニットって。

 

 

「いやいや~かっこいいよ!

でもこれ、パンツ見えない?」

 

 

「………………パンツじゃないから恥ずかしく無いもん。」

 

 

むしろ貴方達のISスーツの方が恥ずかしいと思いますよ?

まぁ、言いませんけど。

 

 

『次、イチカ・ハルトマン。

アリーナへ向かって下さい。』

 

 

あ、山田先生のアナウンスが聞こえましたけど

どうやら時間の用ですね。

さて、いきますか!

 

 

「じゃあ本音ちゃん、行ってくるね。」

 

 

「ハルハルも頑張ってねぇ~」

 

 

ストライカーユニットが設置されている装置に一気に走り寄って助走を行かして大きくジャンプする。

設置されたストライカーユニットの開口部に脚を突っ込み、一気に魔力を流す。

芳香ちゃんの様な大きな魔法陣は出ないけど、それでも充分巨大な魔法陣を発動させ術式を展開、回転させる。

頭と腰に狼の耳と尻尾がピョコンと生える。

うん、今日も調子は絶好調だね。

あ、本音ちゃんが狼の耳と尻尾が生えた私を見て驚いた顔してる。

でも、驚いた顔でも癒しを振りまくんだね、本音ちゃん…………

まぁいいや、それじゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『イチカ・ハルトマン、出撃する!!』

 

 

空の上じゃ、誰にも負けないんだよ!!

速度を思いっきり上げてアリーナまで飛んでいく。

そこそこの通路を思いっきり飛んでるので迫力が凄い。

普通のISならPIC制御で簡単にくぐれるんだろうけど、ストライカーユニットじゃ、まるでエスコン恒例のトンネルミッションだね。

通路の開口部を抜け、アリーナに出ると、それなりに観客がいた。

どうやら一年生は全員強制見学見たい。

殆どはノリノリみたいだけどね。

ゆっくりと旋回しつつ、速度を落として先に待機していたセシリアさんの前で停止する。

 

 

「その機体が本国でも噂のストライカーユニット型ですか…………

本国でも開発して、今回の試合の結果をみて私にも貸し出されるらしいですけど。

イチカさん、全力でお願いしますわね。」

 

 

「最初からそのつもりですよセシリアさん。

セシリアさんこそ、全力で来ないと直ぐに落ちちゃいますからね。」

 

 

軽口?の言い合い、お互いの全力を出すためのデモンストレーションみたいな物だ。

私とセシリアさんの戦いではあっても、これは『試合』なのだ。

先程セシリアさんは試合結果をみて新しいストライカーユニット型のISを貸すか決めるみたいだし、ある程度パフォーマンスもね。

 

 

「それじゃ。」

 

 

「えぇ、そうですわね。」

 

 

「「いざ、尋常に勝負(ですわ)!!」」

 

 

 





いつもより短いよねやっぱり…………
次回はバトル回、個人的に最も書きにくい物の一つです。

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