ストライクウィッチーズ:境界のストラトス   作:アニ督

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今回からストライクウィッチーズのssも投稿していきたいと思います。それでは、どうぞ。


第1話 黒き雷雲

2020年4月11日

午前10時

航空自衛隊  太平洋方面にある某基地

この日、いつも通り、日本において開発されたF-2が4機が離陸するために、滑走路へと入ろうとしていた。そして、

隼人「こちら、ゼロワン。管制塔、これより哨戒任務の為、出撃する。」

先頭の1機目が滑走路に入ると同時に、管制塔へと通信を取る。

『了解。風速、天候共に問題なし。離陸タイミングはそちらに任せます。』

隼人「了解。機器に異常はなし。全て、オールグリーン。ゼロワン、エンジン始動。離陸する。」

隼人は管制塔に伝えると、

ゴォーー

隼人の乗るF-2は加速し、空へと飛び立つ。そして、今飛び立った、F-2に乗る池田隼人は、高校を卒業と同時に航空自衛隊のパイロットを目指し、航空学生となり、2年間の訓練を終え、主席で卒業。その後、この基地にてF-2のパイロットに着任。1年間のキャリアを着々と重ね、今年からF-2、4機による分隊を任される。

 

10時15分

隼人達は離陸から数分、隼人率いる分隊は太平洋上空を飛行していた。

隼人「こちら、ゼロワン。これより、哨戒任務に入る。何もないと思うが、

気を引き締めて周囲を警戒するように。」

と指示を出す。すると、

藤本「気を引き締めろって、いつも通りの哨戒任務でしょう。」

田中「確かにな。」

林「2人とも、私語はそれまでだ。俺達は隼人の言う通りに動けば良い。」

隼人「そうだ。とにかく、何があっても命を優先にしろ。」

と無線で話していると、

『こちら・・・管制塔。付近に・・・・気をつけされたし。』

とにかく無線が入る。

隼人「管制塔、よく聞こえない。もう一度、頼む。」

『ゼロワン・・・そちらに・・・・ザァー!!』

管制塔からの無線はノイズしか聞こえてこない。

隼人「無線の調子が悪い。林、そっちの無線はどうだ。」

林「こっちも同じだ。」

と無線の確認をしていると、

田中「2人とも南西を。」

と無線で言われ、確認すると、

隼人「なんだ。あれは。」

そこには雷雨を伴う大きな雲がゆっくりと隼人達の機体に向かってきていた。

林「デカいな。」

隼人「全機、警戒しろ。嫌な、予感がする。」

と雲を見ていると、

ピピッ

隼人「レーダーに反応・・・・・って、なんだよ、このデカさ。」

レーダーに突如として航空機としてはありえない程の大きさのものが映し出される。

隼人「全機、警戒!!」

伝えていると、

田中「隼人!!雲から!!」

と雲を見ると、

隼人「なんだよ。あれは。」

雲の中から、ゆっくりと大きな黒い物体が姿を見せる。それは黒くと赤で輝き、誰もが見てわかる破壊のみを具現化したものだった。

隼人「管制塔、こちらは隼人機。正体不明の大型機影を確認、一方通信で状況を報告する。」

と報告すると、

隼人「接触をはかる。他のお前らは援護しろ。」

林「無茶だ。明らかにあれは敵だ。」

隼人「国際法を守るべきだ。」

林「だが、・・・・・おい赤く、光出したぞ。」

と4人は先の黒い機体の赤い箇所が光り始め、

隼人「総員、ブ・・・・。」

「キーーーーー」

次の瞬間、赤い光線が現れ、

ピュン

隼人「・・・・・!!」

カンッ

藤本「えっ!?」

ズドーン

光線は藤本のF-2を貫き、F-2はそのまま爆発はする。

田中「嘘だろ。」

隼人「・・・・藤本、応答しろ!!藤本!!」

林「無理だ。機体は脱出する前に爆発した!!」

跡形もなく破片のみが海落ちていく様を隼人は見て、

隼人「・・・・・現時刻をもって、所属不明機を敵と判断する。全機、Weapons Free。藤本の仇を討つぞ。」

隼人の目は怒りに染まり、

隼人「行くぞ!!」

林・田中「了解!!」

ヒューン

3機は隼人とともに一気に黒い機体に接近し、

ピッ、ピッ、ピッ、ピーーー

隼人「フォックス2!!」

シューン

一斉に3機はAIM-9を発射する。そして、

ズドーン

ズドーン

ズドーン

「キーーーー!!」

発射した空対空ミサイル3発は全て右側面に命中する。

田中「やった!!」

ミサイルが命中し箇所は大きく、引き裂かれる。しかし、

ピキピキピキ、

隼人「何だよ。こいつ。」

引き裂かれた箇所は瞬く間に、パズルのピースのように元に戻る。そして、

キーン

林「来るぞ!!」

再び機体は赤く光り、

ピュン

ピュン

無数の光線が3人の機体に向かって飛んでくる。

隼人「回避しろ!!」

3機は機体を動かし続け、被弾を避ける。しかし、

田中「クソ!!」

攻撃は田中のF-2に集中的に狙い始める。

隼人「田中、そのまま回避を続けろ。援護に行く。」

田中「いや、このまま縦旋回し、攻撃する。」

隼人「よせ!!」

田中「ウォーーー!!」

田中は機体を勢いよく、上昇し、一回転し始める。そして、

ブォーー

一回転し終えると、

ヒューン

そのまま一直線に敵に向かっていく。

ピッ、ピッ

ミサイルの発射とためにロックを開始する。

田中「よし、このまま、このまま!!」

と攻撃を回避しつつ、ロックを継続する。だが、

田中「このまま、このまま。藤本、お前の仇は俺が・・・・・。」

ピュン

ズドーン

林「田中!!」

隼人「クソ!!」

発射を直前に機体は光線を正面から浴び、機体は爆発する。隼人は唇を噛み締め、

隼人「林!!フォーメーションで行くぞ。」

林「了解。2人の仇をとるぞ。」

ピュン

ピュン

ヒューン

2人は編隊を組み、旋回し、再び機種を黒い巨体機に機首を向け攻撃を避け、

ピー

ピー

隼人「フォックス2!!」

林「フォックス2!!」

ミサイルを発射する。

ズドーン

ズドーン

「キーーーー!!」

ミサイルは2発命中する。さらに

ババババババ

機関砲で攻撃し、追撃を与え、敵機の上を通過する。しかし、

ピキピキピキ

攻撃を受けた箇所は再び、修復していき元に戻る。

隼人「クソ、化け物め・・・・。」

すると、黒い機体は赤く光り、始める。そして、

ピュン

1発の光線が隼人に向かって発射される。

隼人「まずい!!」

隼人も攻撃に気付き、回避行動を取ろうとするが、既に赤い閃光は機体の目の間に迫っていた。しかし、その瞬間、

隼人「林。」

光線と隼人の機体の間に林のF-2が割って入る。そして、

林「後は頼んだ。」

と言葉を残すと、

カンッ

ズドーン

光線はは林のF-2を貫き、爆散する。そして、

隼人「・・・・あ、ああああああ!!」

隼人は部下であり親友を失ったことにより、悲しみと

隼人「お前だけは、絶対に・・・・殺してやる!!!」

怒りに溢れ、隼人のF-2は反転し、

隼人(ミサイルは残り2発。なら。)

ダダダダダダ

急降下しつつ機関砲を撃ちながら一直線に攻撃を仕掛ける。

ピュン

ピュン

ピュン

黒い機体からは次々に攻撃が来るが、

シュン

シュン

回避しつつ、

ダダダダダダ

機関砲を撃ち続ける。そして、

隼人「上がれ!!」

接触ギリギリで

ヒューン

機体を強く引き上げ、敵の上を飛行する。しかし、

カンッ

隼人「グッ!!」

遂に隼人も攻撃を受け、光線は隼人のF-2のコックピット下から隼人の足を貫く。

隼人「・・・・関係ない。また、手がある限り。」

それでも、隼人は機体を反転させ、

ダダダダダダ

攻撃を続ける。

ピュン

ピュン

ピュン

しかし、敵機体の攻撃も激しさ増し、正確になっていく。そんな中でも

ダダダダダダ

隼人「いい加減に落ちやがれ!!」

隼人は諦めることなく、撃ち続ける。だが遂に

カチッ

カチッ

隼人「クソッ!!弾切れ!!」

機関砲の弾を使い果たしてしまう。そして、

ピュン

敵機体から放たれた一発の攻撃が赤い光線となって隼人の機体の正面から迫ってくる。

隼人(ここまでか。)

その攻撃に対し、隼人は回避もせず、遂に死を覚悟する。しかし、次の瞬間、

キンッ

隼人「何だ!!」

突然、機体の目の前に青く光るシールドが現れ、攻撃を防ぐ。そして、シールドの機体の間には

隼人「・・・・女の子。」

足に謎の装置を身につけ、両手でシールドを展開し、攻撃を防ぐ少女の姿であった。

隼人「・・・一体何者なんだ。」

と隼人は驚くのであった。そして、その彼女が現れたのは今から数十分前のことであった。

 

異界 ブリタニア近海

ブーーーン

ゴロゴロ

芳佳「酷い雨。」

美緒「宮藤、離れるな。この嵐だ。雷に気をつけろ。」

父からの手紙を頼りにブリタニアに向かう宮藤芳佳と芳佳の父と面識があった扶桑海軍の坂本美緒はブリタニアを目の前にして突如現れたネウロイと交戦。初めてストライカーユニットを使い、ネウロイの交戦した芳佳は、美緒と共にネウロイにダメージを与えるが、直後ネウロイは近くの大きな渦巻きを巻く雷雲の中に逃走、2人は乗ってきていた扶桑海軍所属の空母赤城を旗艦とする艦隊と共にネウロイを追っていたのであった。

 

そして、2人が飛び続けること数分、

美緒「雲を抜けるぞ。」

芳佳「はい。」

2人は雲を抜ける。

芳佳「あれ、ネウロイは?」

しかし、雲を抜けた先にネウロイの姿はなく、静かな光景が広がっていた。すると、

美緒「魔眼を使う。」

と美緒は眼帯を外し、固有魔法の魔眼を使う。そして、

美緒「見つけた。2時の方向を飛行してる。待て、誰かが戦ってる。・・・・、なんだあの機体。」

ネウロイを見つけるも、そこでは1機、見覚えのない航空機がネウロイに対し、攻撃を続ける光景であった。

美緒「見たことのない機体がネウロイと戦っている。宮藤、貴様は交戦している機体の援護に回れ。」

芳佳「分かりました。」

美緒「では、行くぞ。」

と2人はネウロイに向かっていくのであった。

 

そして、現在

ピュン

ピュン

カンッ

芳佳「クッ!!」

隼人の前に現れた謎の少女は機体に捕まり、シールドを駆使して、隼人の機体を守る。

隼人「・・・・・ッ!!」

ヒューン

隼人は直ぐに耐性を立て直し、機体を引き上げる。すると、

ブゥーン

機体を引き上げると同時に、すれ違いざまにもう一人の少女(美緒)がネウロイに向かってく。

隼人「もう一人・・・・いたのか。」

足の痛みを抑えつつ、隼人は目にした光景をつぶやく。そして、

美緒「はぁ!!」

キンッ

「キーーーー!!」

美緒が振り下ろした刀の一撃はネウロイの左翼を切断する。

隼人「なんだよ。あの攻撃。」

と隼人が空から見ていると、

芳佳「・・・・・!!」

ダダダダダダ

先程、隼人を助けた少女も必死にネウロイを撃ち続ける姿が目に入る。すると、

パリーン

美緒「コアだ。宮藤、それを撃て!!」

芳佳「はい。」

ダダダダダダ

遂にネウロイの一部から光り輝く物体が現れる。

隼人「なんだ。あれ。まさか、あれがやつの弱点なのか。」

と隼人は2人が必死に撃ち続けるコアを見て、

隼人「・・・・・・。」

ヒューン

機体を急降下させていく。そんな中、

ダダダダダダ

芳佳「・・・・当たらない。」

芳佳は必死にコアを狙うも初めて撃ったこともありコアに当たらない状態が続いていた。すると、ピュン

ピュン

美緒「宮藤!!離れろ!!」

芳佳「は、はい。」

ネウロイは一斉にビーム攻撃をしてくる。これ対し、芳佳も一度下がる。その間に、

ピキ

ピキ

芳佳「コアが。」

見ていたコアはネウロイの修復能力によって再び隠れてしまう。すると、

ヒューン

芳佳「キャア!!」

美緒「何だ!!」

突如として、芳佳と美緒の間を何かが高速で通過していく。それは紛れもなく

隼人「・・・・。」

隼人のF-2であった。

隼人(残った武装はミサイル2発。なら・・・・。)

隼人は操作レバー前に倒し、加速していく。

ピュン

ピュン

近づくにつれ、ネウロイは隼人の機体に攻撃数を増していく。そんな中でも隼人は

ピッ

ピッ

隼人「ハァ、ハァ。」

コアに向けて狙いを定め続ける。しかし、

ピュン

パリーン

隼人「グッ・・・・グハッ!!」

ネウロイのビームが1発がコックピットの防弾ガラスを貫き、体への命中は免れるも、直撃した機体の部品の一部が隼人の右下腹部に突き刺ささる。しかし、

ヒューン

隼人「まだだ。」

隼人は負傷しながらも操作レバーをしっかり握り、

ピッ

ピッ

ピッ

ピー

遂にミサイルのロックオンが完了する。そして、

隼人「いけ!!」

シューン

ミサイルを1発、発射する。そして、遅れること2秒、

シューン

最後のもう1発を発射する。そして、

ヒューン

ズドーン

「キーーー。」

1発目が着弾し、コアが姿を見せる。そこに、

ヒューン

2発目を高速で向かっていき、

ズドーン

パリーン

「キーーー!!」

ネウロイのコアに命中し、コアは砕け散り、ネウロイは消失していく。そんな中を、

ヒューン

隼人「・・・・仇は打ったぞ。お前ら。」

隼人は輝くネウロイの残骸の中を飛行していく。しかし、機体は既に限界を迎えており、飛ぶことがやっとであり、速度も落ちてきていた。そこに

ブォーーーン

汽笛を鳴らしながら、雷雲の中から空母赤城が姿を見せる。それを確認した隼人は

隼人「機体だけでも・・・・無事に。」

と機体の機首を赤城に向け、

隼人「後少し。」

少しずつ赤城へと近づいていく。そして、それを確認した美緒は、

美緒「まさか、赤城に着艦するつもりか。」

芳佳「坂本さん、どうしますか。」

美緒「機体は既にボロボロだ。おそらく、パイロットも一か八かの判断だろう。急いで、赤城に戻るぞ。」

芳佳「はい。」

と2人は赤城に向かうのであった。そして、それは赤城でも確認されていた。

 

空母 赤城

「急げ!!航空機が着艦してくるぞ。」

「看板を開けろ!!」

既に隼人のF-2の収容準備が始まっていた。

 

そして、隼人は

隼人「後少し・・・・。」

意識が薄れゆく中、ランディングギアを出し、機首を少しずつ下げ、着艦直前までに迫っていた。そして、着艦を始めようとするが、

隼人「まずい・・・・機首が低すぎる。」

予想以上に機首を下げるタイミングが早すぎ、

バキッ

車輪は赤城の甲板にあたり、機体は

ギーー

胴体着陸する形で、赤城の甲板に突入する。そして、

キーーー

機体はそのまま、赤城の甲板の真ん中で傾いた状態で止まる。そして、赤城の搭乗員が隼人のF-2に集まってくる。

「見たことない機体だぞ。」

「どこの機体だ。」

「まずは救助だ。」

と赤城の搭乗員はコックピットを開け、負傷した隼人を機体の中から助け出す。

「右足がないぞ。ネウロイの仕業か。」

「腹からも出血してる。」

と担架で隼人を運び始める。そこに

芳佳「手伝います。」

帰還した芳佳も加わり、魔法で簡単な治療しつつ、隼人を艦内へと運ぶのであった。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、アニ督です。いつも私のSSをご愛読頂きありがとうございます。今回からストライクウィッチーズ:境界のストラトスを投稿していきたいと思うます。登場する機体に関しては、主に私がプレイしているエースコンバットと史実の自衛隊機から選出していきたいと思います。他国の戦闘機に関してはいずれ登場させる予定ですが、今は控えさせてもらいます。これからも頑張って投稿していくので応援のほど、よろしくお願いします。では、次回も楽しみに。
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