救護騎士団団長 蒼森ミネ、またの名をキュウゴマイト 作:酢ヴァメ゙
キュウゴマイトをよろしくお願いします。
私の通うトリニティ総合学園には、ヒーローがいる。
私の名前は鷲見セリナ、救護騎士団の二年生。今日も今日とて救護救護。
そんな私には憧れの
「う、うわぁぁぁぁぁ!!!!!」「な、なんだあいつ!?」
救護騎士団のミネ団長です。
そんなミネ団長にはある秘密があります。
「ぐあああああ!!!!!」「大丈夫か!?」
実はミネ団長は、今後ろで不良生徒を救護している救護の象徴キュウゴマイトだったのです。
「クソガァァァァ!!!」
「ぐほぇ!」
このことは、ティーパーティーの三人や各派閥の長、そして私のようにごく一部の生徒しか知りません。ちなみに同じ救護騎士団の中でも内緒です。
服装はいつもの制服ですし、髪型も変わってないのになぜかバレません。なんでだろう、画風は違うけど。
「まあ、私も知るまで気が付かなかったし」
「HAHAHA、何の話だい鷲見少女」
「み、ミネd、キュウゴマイトぉ!?」
「こらこら、正体をバラすようなことを言わないでくれよ」
「すみません。でも、今は周りに伸びてる不良生徒しかいませんから、大丈夫だと思いますけど」
「そうかい?まあそんなことより
行きますよセリナさん、救護が必要な場所に救護を、救護ォ!!!!!」
「は、はい!」
団長は今日も
そういえば、団長と出会って、キュウゴマイトとミネ団長が同一人物だって知った日も、今日みたいな晴天の日だったなぁ。
トリニティ中等部、卒業式当日
(うぅ、まさか卒業式の日に不良に絡まれるなんて)
「おい聞いてんのかぁ!!!」
「ヒィ!」
「なァ嬢ちゃん、あんたトリニティんとこのだろ、金持ってんだろぉ?」
「ちょっとさっ、あたしらに分けてもらえないかなっ」
「おいオメェら、そんなまどろっこしいことするより、さっさと誘拐しちまおうぜ、そんで身代金でアタシらがっぽりだ」
「それもそうだなァ、リーダーの言う通りにしよぉぜぇ、うちが運ぶからよぉ」
「ヒ!!や、やめ
……ふぇ?」
「ち、ちょっとっ、あんた誰よっ!?」
「なんだぁ?」
「お、お前まさか…」
「私が来た」
「「「「キュウゴマイト!?」」」」
「いたいけな少女を襲うとはいただけないな」
「ま、待て!話せば分か
「問答無用!!!!!
「「「ぐあああああああああ!!!!!!!」」」
「あ、ありがとうございます!キュウゴマイトさん!」
「HAHAHA!例には及ばないさ鷲見少女。あと、さん付けはしなくていいからね」
「はい!(なんで私の名前を?)あ、あの私もあなたみたいになれますか?」
「? ああ、きっとなれるs「それじゃあ私、高等部の救護騎士団に入ろうと思います!」……へ??」
「?どうしました?」
「い、いやいや、なぜ救護騎士団に入ろうと思ったんだい?」
「え?だって『キュウゴ』マイトでしょう?だから私は『救護』騎士団に入ろうと思いまして。先輩が救護騎士団にいるらしいので、それに、キュウゴマイトは救護騎士団なのでしょう?」
「へぇ!?な、なぜそう思って「だって制服が救護騎士団のものなので」
「あ…あば、あばばばばば」
「…ほぇ?」
「ああ、やってしまいました。動揺するとすぐこれですね」
「あ、あの、蒼森先ぱ「セリナさん、このことは他言無用でお願いします」
「え?あ、あの「いいですね」
…は、はひ」
そんなこともあったなぁ。
あのときはまさか蒼森先輩がキュウゴマイトだったなんて思わなくてびっくりしたなぁ。
そういえば、みんなキュウゴマイトの服装が救護騎士団の制服だってことには気がつくのになんでミネ団長と結びつかないんだろう。髪型と服装そのままなのに。
「ミネ団長!怪我人の救護終わりました!」
「そうですか。では私はもう少し見回り救護してきますから、戻って大丈夫ですよ」
「はい。わかりました。いってらっしゃい」
「はい、それでは…
行ってくる。
「…行ってしまいました」
待っていてくださいミネ団長。あなたから託されたこの『
救護の魂は救護騎士団で代々受け継がれてきた神秘的な何かです。ほぼワン・フォー・オールです。受け継いだからといって必ずパワーが出るわけではないですし、出てきてもどれほど力が出るかわかりません。ちなみにミネ団長は救護の魂の所持者のなかで、過去最高の使い手ですが、それでも100分の1しか発揮出来てません。ちなみにミネ団長は救護の魂999代目、セリナはちょうど1000代目です。