救護騎士団団長 蒼森ミネ、またの名をキュウゴマイト 作:酢ヴァメ゙
アビドスは壱、弐やってパヴァーヌ行きます。その後エデン条約です。
ちょっと加筆しました。でもそこまで話は変わってないです。
現在、先生含めたアビドス対策委員会は、アビドスを襲ったカタカタヘルメット団の使用していた違法な武器について突き止めるためにブラックマーケットへ来ていた。
「ここがブラックマーケット……」
「わあ☆すっごい賑わってますね?」
「本当に。小さな市場を想像していたけど、街ひとつぐらいの規模だなんて」
「ん、連邦生徒会の手が及ばないエリアが、ここまで巨大化しているとは思わなかった」
「うへ~、普段私達はアビドスにばっかりいるからねー。学区外は変な場所が多いんだよー」
「ホシノ先輩、ここに来たことあるの?」
「いんやー、私も初めてだねー。でもほかの学区には、へんちくりんなものがたくさんあるんだってさー」
「ちょーデカい水族館もあるんだよ。アクアリウムっていうの!」
「また…行きたいな……」
「?」
「いやー、今度行ってみたいなー。うへ、魚……お刺身……」
「よくわかんないけど、アクアリウムってそういうのじゃないような……」
『皆さん、油断しないでください。そこは違法な武器や兵器が取引される場所です。何が起こるかわからないんですよ。何かあったら私が……きゃあ!?』
タタタタタタタタタ!
突然の銃声に驚くアヤネ。
「待てェ!」
「う、うわああ!まずいですー!!つ、ついてこないでくださいー!!」
「そォはいくかァ!」
綺麗な白い制服を着ていて、明るい茶髪の少女が、不良に追われていた。
「わわわっ、そこどいてくださいー!!」
ドンッ!
「い、いたた……ご、ごめんなさい!」
少女はシロコにぶつかってしまう。
「大丈夫?…なわけないか、追われてるみたいだし」
「そ……それが……」
「あれ~、どうしてこんな所にトリニティの生徒がいるのかな〜」
『!?本当です!キヴォトス三大校のひとつ、トリニティ総合学園の制服です!…でも、どうしてブラックマーケットにトリニティの生徒さんが……』
「え、ええと…それは、少し事情が…」
「何だお前らは。どけ!アタシたちはそこのトリニティの生徒に用がある」
不良生徒が話に割り込んでくる。
「あ、あうう……わ、私の方は特に用はないのですけど……」
「うるせえ!トリニティはキヴォトスで一番金を持っている学校、だからお前を拉致して身代金でアタシらがっぽりさ」
「それに、なぜかアビドス方面のブラックマーケットにはキュウゴマイトはあまり来ないからな、稼ぐには絶好のチャンスなんだよ」
「拉致って交渉っ!なかなかの財テクでしょっ?」
「どうだ、お前らも興味があるなら計画に乗るか?身代金の分け前は…」
「「「ん?」」」
バスッバスッ!「「「うぎゃっ」」」
「悪人は懲らしめないとです☆」
「ん」
「あ、えっ?えっ?」
少女は阿慈谷ヒフミと言うらしい。
「ありがとうございました!みなさんがいなかったら、学園に迷惑をかけちゃうところでした…私にできることがあれば、何でも言ってください!」
「……今、何でもって言った?」
「…へ?」
「…確かに、私は何でもすると言いました。でも……なぜ、なぜですか…」
「ん?」
「なぜ銀行強盗する羽目にあわないといけないんですか!?」
「……………………んん?????」
「なんでなにもわからないんですかシロコさん!!」
ヒフミは『5』と書かれたたい焼きの紙袋をかぶされ、銀行強盗をすることになった。「なってません!!」ちょちょ、地の文に入ってこないで。
「まあまあ落ち着いて、君はリーダーのファウストさんなんだから」
「ちょ、ホシノさんまで…ちょっと待ってください、リーダーって、ファウストってなんですか!?」
リーダーにまで仕立て上げられた。
「なってしまったことはしょうがないんですよ、ファウストちゃん♤ちなみに私は…クリスティーナだお☆」
「仕方がないわよヒフ…ファウストさんもう手遅れなんだから腹括りなさい」
「ちょ、まだ間に合いますかr…」
「先生、おねがい」
"うんそれじゃあ"
「ま…」"銀行を襲うよ!"
「ああああああああああ!!!!!!!」
「はあ、結局やってしまいました」
ヒフミもといファウスト率いる覆面水着団は銀行強盗を成功させ(てしまっ)た。
「ん、凄く楽しかった」
「凄くキレキレでしたね♧」
「やめてください!はあ」
「どうしたのよ、ため息ついて」
「…いえ。こんな時キュウゴマイトが助けてくれたらなあと」
「…」
「……ん?あれ、あれれ?あ!」
『どうかしたんですか?』
「私、ブラックマーケットに来たのに、目的のペロロ様グッツ手に入れてません!」
「へ?」
「こうしてはいられません。皆さん今日は助けていただきありがとうございました!何かあったら私、力になりますから、これ、私のモモトークです」
「え?」
「では、ペロロ様が私を呼んでいるので。それでは!!!」
「………行っちゃった」
「ほ、ホシノさんが誘拐されたんですか!?」
時間が進み、トリニティにて仲間を集めるため先生達はヒフミの元へ訪ねていた。
"うん、お願い出来るかな?"
「わかりました!私、ティーパーティーのナギサ様と知り合いなので、もしかしたら助けになれるかもです!」
"ありがとう、ヒフミ!"
「ん、さすがヒフミ。我らがファウスト」
「ちょ、シロコさん!?それやめてください!誰かに聞かれたらどうするんですか!」
「まあまあ、でも本当にありがとうございます♧」
「これでホシノ先輩を助けられる…かも?」
「セリカちゃん、そこは言い切ったほうが…」
「では、言ってきますね!」
「ありがとう」
(それにしてもヒフミさん…ティーパーティーの、しかも現ホストの方とお知り合いだったなんて、ヒフミさんってやっぱり全然普通じゃないですね)
よし!ナギサ様にアビドスの救援を頼みに行きますよ!きっとナギサ様なら私のお願いを聞いてくださるはず。
「失礼します。ナギサ様、少しお願いが…
「うわあああああああああ!!!!!!!」
バキバキバキバキ!!!!
「…へ?」
な、なんですかこれは…ミカ様とミネd…キュウゴマイトが、腕相撲していて…ナギサ様が絶叫しています…え?いやホントに何があったんですか!?
「今度は負けないよおおおおお!!!!!」
「こちらこそおおおおお!!!!!」
「そこまでだァア〜〜〜〜!!!!」
「あ、あのぉ…」
「もうやめましょうよ!!!もうこれ以上壊すの!!!やめましょうよ!!!」
「テーブルがも゛ったいだい!!!!」
「な、ナギサ様…」
「テーブルの意匠一つ一つに…!!職人さんの魂がこもっているのに!!!」
「目的を果たすことなく…!!!意志のないテーブルに手をかけ…!!!する必要のない戦いを始めて………!!!今まで何度もテーブルを壊して…!!!」
「その上また壊すなんて 今から壊れていくテーブルやそれを作った職人さん達は………!!!まるで!!!バカじゃないですか!!?」
「桐藤少女!それ以上はいけない!」
「何がいけないって言うのですか!?」
「この小説はあくまでヒロアカのクロスオーバーだからだ!!」
「よくわかりませんがならテーブル壊すのやめてください!!!」
「すまない……」
「ごめんなさい……」
「あと大きくて邪魔なのでさっさと戻ってください」
「あ、はい」
「……あら、ヒフミさんではないですか。どうかされましたか?」
「か、かわり身…じゃなくて。ナギサ様、お願いがあるのですが」
「お願い…ですか?いいですよ。話を聞きましょう」
「はい。実は…」
〜説明中〜
「…なるほど、ご説明ありがとうございます。ヒフミさんが仰っていることはよく分かりました」
「例の条約も目前に迫ってますし、今は下手に動くわけにはいかないのですが……そのカイザーPMCという企業が、わが校の生徒たちに良くない影響を及ぼしそうなことは確かですね」
「今回はちょっとした特例ということで、何か考えたほうがよさそうですね」
「こうして聞いてしまったのですから、そのまま聞き流すことなどできません。ティーパーティーのホストとして、そして、ヒフミさんの友人として」キラーン!
「ナギサ様…!ありがとうございます!!」
(フッ決まりましたね)
「ナギちゃん。そのまま直接手を貸すのはあまり良くないんじゃない?」
(あとそこまでかっこよくないよ)
(変なこと言わないでください。ロールケーキぶち込みますよ)(ヒェ)
「そうですね……確かちょうど、牽引式榴弾砲を扱う屋外授業の予定があったはずです」
「せっかくですし、ちょっとしたピクニックなどいかがでしょうか」
「えっと、牽引式榴弾砲ということは、L118の……?」
「はい。他ならないヒフミさんですし、全てお任せします。細かいことは私の方で」
「愛は巡り巡るもの……ヒフミさんがいつか私に愛をお返しいてくれる時を、楽しみにしてますね。ふふっ!」
「あ、あはは……」
(ナギちゃん……カッコつけたのかもしれないけど、全然刺さってないよ!)
「……アビドス…ですか…」
「ミネちゃん?どうかしたの?」
「あ、いえ。何でもないですよ」
「そう?」
「そういえばミネ団長はアビドスに行ったことがありましたね」
「…」
「そうなんですか?まあ、ミネ団長なら行っていてもおかしくはないですね」
「へー、そうなんだー。じゃあミネちゃんも行ってきたら?アビドス」
「…そうですね、キュウゴマイトとして行けば特に問題にはならないでしょうし。先生とも会ったことがあるのでしょう?ならちょうどいいです、お願いできますか?」
「…」
「ミネ団長?」
「…ああ、はい。わかりました、いいですよ」
「本当ですか!?ミネ団長のキュウゴマイトの力があれば百人力ですよ!」
「ではそのように、お願いしますね」
「ウンウン!ヨカッタヨカッタ!じゃあ私帰るね「逃げないでください」…あい」
「あはは…」
「…」
「もう二度と!!!!アビドスに足を踏み入れるな!!!!!」
「ホシノさん……ユメ先輩……」
「…………お師匠」
おまけ
とある事務所、その一室にて。
全身を黒いスーツで覆い、ひび割れ白い光が漏れ出ている黒い異形の男が、薄暗い部屋でクツクツと嗤っていた。
「クククッ『暁のホルス』そして『救護の象徴』。『オシリス』それと『998代目』これは興味深い。そして先生、こちらも非常に興味深い。クックック。いったいこの先どうなるのか、我々には想像もできませんね。…貴方もそうは思いませんか?」
黒の異形が目の前の少女に話しかける。
「そうだね。僕としては
「クックック、ええもちろん。もとよりそういう契約でしたからね」
「さあ、これからもうしばらく見ていこうじゃないか、この物語を」
「クックック」「ハッハッハ」
薄暗い部屋の中、二人は嗤う。
おまけの人、一体誰と誰なんだ。
今回unwelcome schoolめっちゃ流れたのに便利屋が出てきてない!「なんですってーー!!!」大丈夫、次回出すから、きっと、多分、おそらく、メイビー。
遅れた言い訳させてください。理由は受験ですね。
今後もよくこうなると思いますけど、応援してくれると嬉しいです。