充電しないと生きられない体にされてしまった! 作:お寿司のネタのサーモン
白い部屋
俺が
俺は、ここで実験体にされているらしい。
それを始めて自覚しだしたのが6歳のころ。
というか6歳ごろのオレに俺が入ってきたっぽい。
ああ、よく分からないよな、簡単に言えば俺はオレであって俺でない。
・・・もっとわかんないか?
じゃあ、これを言えば大体何とかなるだろう。
俺は前世の記憶を持っている。
前世の記憶と言ったって本当にごくわずかだ。
働いて、飯食って、寝て、また働いて、って言う色が一つもない記憶だけ。
前世がどうとか実際の所かなり曖昧だ。
人格とかもよくわかんないことになっている、前までのオレと今の俺で分かれているのだ。
まあただ、前の方が凶暴だから心の牢獄にすし詰め状態なんだけど。
だが俺よりももっとわかんないのがこの場所だ。
見るからに研究者みたいなのがわんさかいる施設。
こいつらISがどうとかたまに言うけど何なんやろな、アニメかな・・・アニメだろうなぁ・・・(遠い目)
言っておくが俺の前世の記憶は仕事しかない、幼少期の記憶なんて少しも引き継いでない。
記憶が無いのだから知識無双なんてのは出来ないし、これからこの世界がどうなるとかも知らない。
だからもしこの世界が主人公達がしくったら滅亡するよ~なんてのが分かんない。
しかも俺はここで実験体ライフを送ってるわけで・・・
研究者「実験体1337、適正実験だ、出てこい。」
2q
あ、呼ばれた。
すまんな、暫くはだんまりだ。
そう言われるとと俺の背中に刺さったでかいケーブルを引き抜かれた。
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サッカー場位の広場(外ではない)に連れてこられた俺は周囲を見渡す。
一面真っ白で俺がいた部屋と大差ないが異様なものが中央に佇んでいた。
「んだ・・・あれ?」
何時ものように手術室っぽいところに連れていかれるのかと思っていたがそういうわけではなさそう。
警備員「ぼさっとするな、さっさと歩け。」
おっと、あまりぼさっとしない方がいいだろうな、そうしないと俺を小突いたやつで風穴開けられちまうよ。
研究者「実験体1337、よく来た、早速だが正面に見えるIS・・・機械に触れてみてくれ。」
なんだぁ・・・この禍々しい奴に触れろって言ったのか?
いや君たちが思うことは最もだ、機械が禍々しく感じるのは内部機構がむき出しのアニマトロニクスくらいだろう。
ただ、俺の目の前にあるのはそう言った景観による不快感ではなくもっと危機感を覚えるものだ。
目の前にあるISとやら?はいたるところが傷だらけで更には破損している部分もある。
塗装は黑が中心で他には灰色や赤くらいしかない、その塗装も所々剝げている。
最初は何だか恐ろしかったが段々と「触ったとして突然壊れないよな・・・」っていう謎の不安に襲われ始めた。
研究者「どうした、実験体1337、早く触れ。」
・・・考えすぎたみたいだ。
意を決してISとやらに一歩ずつ近付いていく。
そして腕を伸ばせば触れられる所まで近づいた。
そして、俺は、腕を伸ばし、ソレに触れた。
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「んっ・・・」
あれ?・・・ここは?
「あ、起きた。」
「えっと・・・貴方は?」
俺が寝ていたベットの隣にいた目を閉じたメイド服を着た少女と目が・・・合うって言っていいのか?
「取り敢えず束様を・・・(ドタドタ)必要なさそうですね。」
俺は、ここがどこかと聞こうとするとどこからかドタドタ騒がしい音が聞こえてきた。
ドガン!
「おあああ!!!」
「おっはよー!!!」
ドアが!
「あ、ドア蹴っ飛ばしちゃった。まあいいか、それよりも君!」
「あ、はい。」
「大丈夫?怪我とかない?」
「あ、ご心配どうも・・・あの~・・・どなた?」
「あ、自己紹介まだだった、もう!束さんのドジ!」
そういいながら童話に出てくるようなどこぞのアリスみたいな恰好をした女性は頭をこつんと叩き舌を出した。
「私の名前は篠ノ之束!皆が大天災と称える超人なのだ~!」
自己紹介?を終えたと同時に背後が爆発し煙が部屋を充満させる。
「・・・字、間違ってない?」
俺はそんな自己紹介はあるのか?とか、何で背後が爆発したんだとかを一旦無視してどうでもいいことを口にした。