ということで約一ヶ月ぶりの更新になりました。罰としてタイムブレーク喰らってきます
本日ツカサちゃんとメラちゃんの出番は控えめです。で…前回本編進めたいと言ってましたね?…進まなかった!!!(敗北)悲しい!!
───『天羽奏』。彼女は元々、特異災害であるノイズとは無縁の生活を送っていた。だが、その平穏な日々は長く続かなかった。自らの母である菫(すみれ)の誘いを受けた彼女は、聖遺物の発掘現場へと同行。その際現れたノイズによる襲撃で家族は死亡・・・天涯孤独の身となってしまった。
だが、そんな彼女に新たな分岐点が訪れる。彼女は分岐点をどう進むのか…見ていきましょう。
──────
「…何処だ、ここ」
立花響が黒く染まった意識の中放った完全聖遺物『デュランダル』による一撃…その一撃で起きた爆発に吹き飛ばされた天羽奏は、現在何処かの森にいた。だが、少し見渡すと…視線の下に、崩壊した薬品工場が映った。その瞬間奏は察した。自分は爆発に巻き込まれ、背後にあった森林に飛ばされたのだと。
「まいったねぇこりゃ…LINKERの効力も、さっきの戦闘で切れちまったからな…」
本当なら今すぐにでもシンフォギアをまとって二課の者たちに合流したいところだが、皮肉なことに奏のシンフォギアはLINKERという薬品を注入してから本領発揮することのできる、いわば時限式。先ほどの戦闘で効力が切れた故に、今シンフォギアをまとっても、身体が保たないのだ。
すると……
『奏ちゃーん!久しぶりね』
「ッ!?誰だ…!!」
突然聞こえた声の方角を向き、警戒心を強める奏。だが、その目線の先にいたのは・・・
「・・・嘘…だろ……?母さん…!?」
かつて聖遺物の発掘時、ノイズに襲われ死亡したはずの天羽奏の実の母親・・・天羽菫だった。
「元気にしてたかしら?奏ちゃん」
「嘘だろ…だって、母さんはあの時、ノイズに炭化されたんじゃあ……」
「うーん、そうだったかしら?私、一部の記憶があやふやでねぇ…」
ここで奏の中にはふとした疑問が生まれた。死前後の記憶があやふやなのに、何故自身のことを覚えているのか…だが、疑問がよぎるもあるが、天涯孤独の身だと思った奏は母親との再会に感情を抑えきれない。
実の母親に走っていき、勢いのまま抱きつく。
「あらあら…どうしたの?」
「母さん……ッ…!悪いッ…あの時、守れなくて……!!」
「守る…?…………ガッ!?」
その時、菫に異変が生じ始めた。突然と奏を突き放し、頭を抱えて何かに抗うかのごとく抵抗していく…
「か、母さん…!?どうしたんだよ!?」
「う、ぁ……!!嫌…私の、記憶……!!アァァァッ!!」
痛みにもがき、地に片膝をつく菫。だが、それまでに感じていた痛みを忘れたのか、動きが止まる。すると……彼女の腰に、黒を中心に金のラインが入ったバックルが装着された。さらに、手にはスマートフォンのようなものを持っている。
「か、母さん…?」
「………私の事を好きにならない人間は、邪魔なのよ」
「ッ!?」
突然気配の変わった実の母親に警戒心を帯びる奏。すると、誰かの声が聞こえてくる
『家族のじゃれ合いを見るのはつまらん…天羽菫、私の手駒となり実の娘を殺せ。その為に貴様を死者兵士として再生させてやったのだからな…』
菫は声に従うように、スマートフォンのアプリを起動。変身コード913を入力しエンターを押す
『Standing by』
「変身」
スマートフォン型の変身アイテム…カイザフォンXX(トゥエンティー)をバックルに斜め45度に差し込むと、ガチャッとたおした
『Complete』
黄色と透明な光のチューブらしきエフェクトが菫の全身を包み込み、その姿を仮面ライダーへと変化させる…なんと、菫は仮面ライダーネクストカイザへと変身したのだ。
「か、母さんが…仮面野郎に……!?」
「さァ…戦いましょうか」
ネクストカイザへと変身した菫は奏に向かって走り出し、彼女の首を掴みにかかる。
「が、っ…!!」
咄嗟のことに対応できず、首を掴まれガガガッと押し出される奏。後一歩横に踏み外せば崖から落ちて吹っ飛んだ薬品工場に落下するとこまできてしまった。
『フッ…死者兵士とはいえ、実の母娘で命を取り合うのはなんと愉快なことだ。ネクストカイザ、そのまま転落死させてしまえ』
このままでは命の危機……そんな時だった
『Imyuteus amenohabakiri tron……』
たまたまその場に残っていた風鳴翼が、工場上に存在していた森での異変を聞きつけ、颯爽と参上したのだ。
「奏を離しなさい…ッ!!」
参上すると同時に『蒼ノ一閃』をネクストカイザめがけて放つ翼。カイザは首を絞めていた奏を突き飛ばし、翼の斬撃を受ける。
「もう片翼のお出ましね」
「新たなる仮面の戦士、何故奏を狙った!」
「狙うも何も…私はこの子の母親よォ?」
「何ッ…!?」
突然のカミングアウトに困惑する翼、それもそうだ。初めて奏と会った時…彼女が聖遺物発掘に行った唯一の生存者だと、司令の風鳴弦十郎は言った。なら今目の前にいる奏の母親を名乗る人物は何者なのか。本当に生きていたのか?だとするなら、迂闊に手が出せない。刃を振るうということは、相手を傷つけること。本物の母親なら、命を奪うことはできない
「戦場で呑気に考え事かしらァ?」
ネクストカイザはスマートフォンのアプリをタッチし、武装を生成する
『Kaixa Crosslasher Materialize』
両手に二振りの銃剣型トンファーブレードであるカイザクロススラッシャーを武装し、翼に襲いかかる。
「くっ…!」
自身の武器である大型剣を操りネクストカイザを攻撃しようとするが、二振りのトンファーブレードで受け止められ、あと一歩届かない。だが、いつまでも同じ攻撃を出すわけではない。無数に分身した小刀を降り注がせる『千の涙落』を使用。ネクストカイザに浴びせる
「小賢しいィ…!」
小刀を撃墜しようとトンファーブレードを振るうネクストカイザ。そこに翼は追撃を放ち斬りかかる。
しかし、ネクストカイザに剣をうけとめられてしまった。だが剣の一撃や二撃受け止められただけで驚く翼ではない。脚部のブレードを展開し逆さ立ちで放つ『逆羅刹』で追撃。ネクストカイザの腹部にダメージを与える。
「奏、大丈夫!?」
「ゲホッゲホッ…あぁ、なんとかな…」
ネクストカイザに攻撃を与え距離を取った翼は奏に駆け寄り、彼女に背を向けながらネクストカイザを見つめる
「やってくれるわねェ・・・」
「…あなたが死したはずの奏の母だというなら、何故家族を殺そうとするの!?」
翼はネクストカイザに、何故実の娘を殺そうと襲いかかるのかを問う。
「さァ・・・?今の私は、ただ戦うだけよォ!!」
ネクストカイザが問いに答えることはなく、ドライバーのアプリをタッチし飛び上がった
『ExceedCharge』
足からバシュッ…と黄金の『ポインティングマーカー』を射出したネクストカイザは、マーカーを翼にヒットさせ動きをとめる
「ぐっ……!?」
このままでは風鳴翼は逃げることも受け流すこともできず、ネクストカイザの必殺技『ゴルデントスマッシュ』を受けることになってしまう。そうなれば、翼の身体が保つかはわからない
直撃は避けられないのか…翼が思考回路を回し打開策を考える最中
『ATTACKRIDE・スラッシュ!』
『ATTACKRIDE・ブラスト!』
ネクストカイザめがけてシアンの銃撃が放たれ、ライダーキックの体勢に入っていたネクストカイザは撃墜。さらにもう一人が剣を持ってネクストカイザを斬りつけた。
「グゥ…誰かしらァ?私の邪魔をするのは…」
ネクストカイザと奏&翼の間に、二人の人物が割って入った
「通りすがりの仮面ライダー、ですよ」
シアンの戦士が発した仮面ライダーという言葉に、翼が反応する
「…何の仮面ライダーかは知らないが、目的は何だ…!」
「目的?まー、人間の自由ってヤツ?」
翼の言葉に、マゼンタの仮面ライダーが言葉を返す。
「天羽奏…だっけ?一家族と戦うのを拒絶するようじゃなーんもできないよ?」
「……ッ」
自らの思考を見透かされたような発言に、顔を下に向ける奏
「私と彼女で時間を稼ぎます。どうするかは…貴女次第です。」
「チョベリグなアンサー待ってるから!」
マゼンタとシアンの仮面ライダー達はネクストカイザに特攻を仕掛けに行き、その場には奏と翼が残った。
奏はずっと手に握っていたファイズのライドウォッチを見つめながら考える。今自分にできることは何か、立ちふさがっている壁は何なのか、どうしたいのか。必死に脳を回して答えを見つけようとするが、中々出てこない。
そんな時、翼が声をかけてきた。
「…私も奏も、一度は敵の手に落ち、道を見失った。でも、まだやり直せる。私はそれを堕楽から教えてもらった…奏、また一緒に羽ばたこう…!」
「翼…」
翼の言葉に、それまで暗かった奏の表情から迷いが吹っ切れたように明るさを取り戻した。
「いい加減悩むのも飽きた。アタシはもう一度戦う…翼と共に、この力を使って!!」
奏の手に握られたファイズウォッチが赤い光を放ち始める。まるで、彼女に共鳴するように…
ベゼルを回転させ、ボタンを押し込む奏
『ファイズ!』
すると、奏の腰に変身ベルトであるファイズドライバーが出現し自動で装着。ライドウォッチが握られていた手にはファイズフォンが握られた。
瞬間、奏の瞳をビジョンが走る…そのビジョンで見た通りに、ファイズフォンを開いてコード555を打ち込み、Enderボタンを押し込む
『STANDBY』
ファイズフォンを閉じ、あの言葉を発する。覚悟を決めた、変わるための言葉を─
「…変身ッ!!」
ファイズフォンをセンターバックルにはめ込み、ガチャッと横にたおす
『COMPLETE』
すると、奏の全身に赤い光が走り、バックルを中心に手足に広がっていき、装甲が生成されていく…まばゆい赤の光が止むと、奏の全身は赤・黒・銀を中心に黄色の瞳をした仮面の戦士へと姿を変えていた
『祝え!!夢を守るために立ちはだかる壁を貫く赤き激槍の戦士…その名も仮面ライダーファイズ!偽りの仮面から本物の仮面へと成り上がった瞬間である!!』
・・・何か見知らぬ者の聞こえた気がするが、気にしないでおこう
「これが、アタシなのか…?」
再び奏の瞳に走るビジョン…そこには、一通りの武装をどう扱うかの用途が載っていた。
「なるほどな…よっしゃ、いくぜ!!」
手首をスナップさせ、マゼンタとシアンの戦士と交戦しているネクストカイザへと接近。顔面を狙って一発パンチをかます。
「ぐッ……!酷いわねェ、実の母親に手を出すなんて?」
「…アタシはもう割り切った。母さんがアタシと翼の夢を邪魔するってなら、アタシはアンタをぶっ飛ばす!」
「上等よォ……!!」
ネクストカイザはファイズの身体を掴むと、勢いよく崖めがけて走り出し…そのままジャンプ。爆発して吹きとんだ薬品工場跡地へと転落していった
「後は、貴女達に任せます」
翼が追いかけようとした時、シアンの戦士が翼に告げた。
「何処へ行くつもりだ?」
「さぁ?ま、アタシらとはいずれ会えるっしょ。じゃ!」
そう言うと、二人はセットしたカードの能力を使いその場から瞬時に消えていった。
「…疑問は残るが、今は目先の相手を!」
翼はツカサより預かっていたブレイドウォッチを起動。ブレイバックルにカードをセットし腰に当てる。
すると、ジャラララ…とカードが無数に現れ翼の腰を一回転しガチャッとバックルにはまる。
待機音が流れ出したのを確認した翼は、ポーズを構えてから崖から飛び降りると同時にブレイバックルのレバーを引っ張り覚悟を決めた。
「変身!」
『Turn Up』《color:#ff0000》《/color》
スペードの青い畳らしきものが翼の前に出現、それをくぐる事で彼女の全身は一瞬にして変化し仮面ライダーブレイドへと変身した。
──────
「いってぇ…」
「親に歯向かったことを後悔させてあげるわァ……」
工場跡地へと落下したファイズとネクストカイザ。幸いにも仮面ライダーに変身していたことで防御力があり、手足に異常をきたしてはなかった。ファイズめがけてゆっくりと歩き出すネクストカイザ。
「させないッ!!」
だが、翼が変身したブレイドが背後から乱入。落下の勢いをつけながらブレイラウザーを振るい、ネクストカイザを斬りつける
「ウグ…」
「ナイスだ翼!」
ファイズは手首をスナップさせ走り出し、ネクストカイザに飛びつく。お互いに体制を崩し、立ち上がろうとする中でファイズは横蹴りを放つ。
「グゥ…調子に乗らないで頂戴!」
ネクストカイザはトンファーブレードを再び武装し、ファイズとブレイドを斬りつける。斬られた箇所から火花が飛び散り、一瞬動きが止まる。とまったところに更にトンファーブレードを振るい、1対2という数的不利をものともせず二人を寄せ付けない。
さらに、ネクストカイザはトンファーブレードの丸い銃口を構え、二人を狙い撃とうとする
が、何処からともなくドドドド!!!という攻撃音が鳴り響くと、ネクストカイザのボディに火花が散った。砲撃してきた方角を見てみると、そこには銀色の人型マシンが空中を飛んでおり、タイヤから砲撃を行っていた。このマシンをオートバジンと呼ぶ
「サンキュー!」
ファイズはドライバーから携帯を取り外し、コード103を入力…Enderボタンを押し込む
『SINGLE MODE』
ファイズフォンを傾けガンモードにすると、オートバジンと共にネクストカイザめがけて砲撃。さらに追い討ちをかけるようにブレイドもラウズカードを手に取り、ブレイラウザーにスライドさせる
『サンダー』
「フッ…ハァっ!!」
ブレイラウザーの数値が5000から3800になると同時に、カードの力がブレイドに宿る。ブレイラウザーをネクストカイザめがけて振りかぶる事で雷撃が放たれた。
同時攻撃を受け、ネクストカイザは怯み片膝をその場につく。
「しっかし素手ってのはやりづらいな、武器の一本や二本でもあればいいんだが」
ファイズが愚痴をこぼすと…それに反応するようにオートバジンが変形、バイクモードになり地に着地すると、ファイズにビジョンが再び走る。
「なんだよ、武器あるじゃねえか!」
ファイズはベルトのミッションメモリを取り外し、バイクの左ハンドルにメモリをはめ込む。
『Ready』
そのままハンドルを引き抜くと、専用武器である『ファイズエッジ』にハンドルが変化した
「いくぜ!」
ファイズはドライバーにはめ込んだ携帯を開き、Enderボタンを押し込む。すると、ファイズドライバーのバックル右側に埋め込まれた赤いパーツが発光…ファイズエッジに力が込もった
『ExceedCharge』
「おらよッ!!」
武器をネクストカイザめがけて振るうと、赤い波々の光が放たれネクストカイザに直撃すると、同時に動きを拘束。
「う、グゥ……!!」
ネクストカイザめがけて飛びつつ走り出し、彼女の背後に回り込むと、ファイズは必殺技の一つ『スパークルカット』を放った
「翼、そっち行ったぞ!」
「承知した!」
スパークルカットを受け空中へと放り投げ出されたネクストカイザに狙いを定め、ブレイドは武器のブレイラウザーに取り付けられたカードホルダーを展開し、中から二枚のカードを取り出すと、ブレイラウザーにリードさせる
『サンダー、スラッシュ』
ブレイラウザーの数字が3800から2200へと減少、二枚のカードを適用したブレイドの背後にそれぞれのカードが現れ、彼女に力を与え必殺技を解き放つ
『ライトニングスラッシュ』
「ハァァァッ!!」
ブレイドは空中に放り出されたネクストカイザめがけて飛び上がり、すれ違いざまに斬りつけた。
「ぐゥ……な、何で旧式の仮面ライダー如きに!!」
ネクストカイザは地面に激突し、度重なるダメージで動けなくなっている。何故自らの力が及ばないのか激怒するネクストカイザに、二人は答える
「旧式が何かは知らねーが、アタシらとアンタには決定的な違いがある」
「何ですってェ…?」
「奏の母、貴女は永遠と過去に囚われ私達の前に立ち塞がった。だが、私達は過去に囚われることなく未来へと歩み出す。」
「アンタに教えてやるよ。アタシと翼が歩んでいくための力ってやつをなぁ!!」
ファイズはミッションメモリを右腰に取り付けられたファイズポインターにセットし、右足にはめ込む。
と同時にブレイドはカードホルダーから二枚のカードを取り出し、ブレイラウザーにリードさせる
『キック、サンダー』
ブレイラウザーの数字が2200から0へと減少、二枚のカードを適用したブレイドの背後にそれぞれのカードが現れる。ファイズも同時にドライバーを開きEnderボタンを押し込んだ
『ExceedCharge』
『ライトニングブラスト』
ファイズは右足の武装から赤いポインティングマーカーを射出、ネクストカイザの身動きを封じる。二人は目を合わせると、同時に飛び上がりネクストカイザめがけてダブルライダーキックを放った
『ハァァァッ!!』
ライダーキックを受けるネクストカイザの装甲が少しずつガリガリ…と削れていく。
「そんな、馬鹿…なっ!?ギャアァァァァァッッ!!」
二人の技がネクストカイザを貫通し、ドゴォォォォン!!と大爆発を引き起こした。
『…チッ、使えん奴だ……仮面ライダーを一人増やしおって。まぁいい…いずれまとめて葬ってやる…』
戦場に一瞬妙な声が流れた。おそらくその人物が菫を無理矢理墓場から呼び起こしたのだろう。その本人である菫は…遺体もなく消え去っていた
「…ありがとよ、母さん。ちょっとの間だったけど…顔が見れて嬉しかったよ」
辛い記憶を自らに刻んだ天羽奏は、相棒の風鳴翼と共に新たな道を進み続けることにしたのだ。
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「なぁツカサー、私のファイズウォッチ何処行ったか知らないか?」
「えっ…いや、知らないけど」
一方こちらは堕楽 ツカサと天命 メラなのだが…メラが持っていたはずのファイズウォッチが見当たらないのだ。
「あぁ?まさかさっきの爆発で何処か吹っ飛んじまったのか…?」
「奏さんと翼さんも見当たらないし…」
『ドゴォォォォン!!』
ウォッチを探している最中、工場跡地の異なる位置で爆発音が聞こえてきた。すぐに駆け出したツカサとメラが見たのは…ダブルキックを決めてスタッと着地しているファイズとブレイドの姿だった。
二人は変身を解除し、元の奏と翼の姿に戻った
「ちょっ、奏先輩!?今のもしかしてファイズですか!?」
「ん?あぁそうだが…メラがアタシに渡しといてくれたんじゃないのか?」
「…は?私何も知らないんすけど」
「え、じゃあ何でアタシこれ握ってたんだ…?」
疑問が残る形になってしまったが、完全聖遺物護送はお釈迦になってしまい、デュランダルは再び二課本部で保管されることになった。
つづく
いかがでしたか?
奏さんがファイズに変身しました。尚奏さんの母親については情報が殆ど見つからなかった為、自分で名付けました。…再登場するかはわかりませんけどね
さて、次回のお話をこれから練ることにします。残念ながらストックできてないので、次回更新日も未定です。首を長くしてお待ちください
ではでは。