石化後すぐ復活しちゃった系オリ主 作:野菜神
今回はコテコテなオリキャラ出ますけど、別に名前も考えてないモブです。
「ということだが、どうする?彼を見つけられるかはともかくとして、復活させるべきだと思うかい?」
「たりめぇだ。復活させる。聞いた話武力もありゃ、ある程度人をまとめ上げる能力も知力もあるそうじゃねぇか。SSR人材を逃すてはねぇ」
「良い面だけ見れば確かにそうだ」
「なぁに問題ねぇ。どうせ人類は新しい社会を築かざるを得なくなる。元々の土地とか云々言い出せなくしてから全人類の復活をすりゃいい。そこら辺をどうするかは平和的に話し合うだけだ。それに、ここはまだ現代だ。銃も警察署とかからくすねてこりゃ司は圧倒的な武力にはなんねぇよ。まぁ、今後この世界のトップに出るかもしんねぇ龍水様にもよるがなぁ」
「結局のところ、私の働きも重要というわけか。龍水を起こし最善を尽くそう。では、また聞きたいことでもあれば通信してくるといい」
船も何もいない海上。まだ使えるGPSを基に七海学園にまで向かっている。この調子であれば1時間とたたずに着くこととなるだろう。
とりあえず知ってる原作キャラで人類復活までの影響が大きそうなキャラから復活させて行くが、本当にこれで正しいのか。実際にはもっと復活させるべきだと人間がいるのではないかと一瞬思考してしまう。
まぁ知らない人間で誰を復活させるか悩んで時間使うよりも知ってる優秀なやつ復活させる方が良いと思ったのだから仕方がない。
いやまぁ、悩む時こそこの無駄に良い性能の脳みそを使えという話だが。
「聞きてぇことは山ほどありやがる。全部だ。お前の知る漫画その全てを教えろ」
「漫画としてのストーリーを全て話そうか?しかしそうなると関係のない話題も出てくる。なぜなら話の舞台は3700年後の未来、この世界では意味がないものも多い」
「気になりはするが省いて話しやがれ。そう言った話は後々でいい」
「了解。じゃあ現代の人物として今後に関わりそうな展開を話しておこうか。まずは」
まあまそのあとにはなしたことはほとんど原作なので置いておこう。主要な現代の原作キャラ、キャラが持つ思想や目的、あとは時代に関係なく共通する石化装置などについて。
南緯3度7分、西経60度1分とかについても無論話した。
最終的に千空が目指した目標なども。あと質問されたことについても、話せる限りは細かく話した。
「……はっ、タイムマシン?おもしれぇ」
「作れると思うかい?」
「はっ、やるっきゃねぇだけだ。科学でならいつか辿り着ける。機械生命体たちにも手伝ってもらいてぇところだがなぁ。それがあって何とか俺が生きてるうちに形くらいつくってやるさ」
「なるほど。まぁ後々のことは後々考えておこうか。話しておくべきことはあらかた話したし、また何か聞きたいことがあればいいたまえ。まぁもしも石化した時に備え定期連絡は欠かさないようにしようかな。まぁ1日に一回くらいでいいだろう」
「あぁ、用ができたらまた連絡する」
さて、スマホの地図によれば七海学園というのはここになる。やがてスマホのネットが使えなくなることを想定して地図はあらかたダウンロードしておいた。電池に関してはソーラーパネルのついた防災用発電機でも使っておけばスマホくらいなら問題ない。
そもそもモバイルバッテリーもあればスマホくらいずーっと使える。ネットが使えなくなると途端に使いやすさが減るが。
ネットの叡智も今のうちにたくさんダウンロードしておくべきだろうか。まぁしたいなら向こうがしてくれているだろう。
というわけで七海学園に到着。到着してまずすることは。
「さぁて、龍水はどこにいるのかな」
探索である。最初から理科室にいると推測できた千空と違い、推測はできない。龍水が行かなそうな場所などから消去法的に探しに行くしかない。授業中に石化したという噂も聞いたことはあるが。
更に言えば、高校はある程度共通した構造を持っているためやりやすかったが、七海学園となると私の学校にもつ経験則も役にたちはしない。あと単純に広い。
「……これは、大変だなぁ」
だが、方法がなおわけでもない。一から全てを探す?否である。とりあえず近場にいた船乗り生徒1人を復活させればいい。船の授業だったのかたくさんいる中から生徒を選ぶ。
なお、復活させる生徒はあまり気の強くなさそうな娘である。もし、我の強い相手や傲慢な相手を復活させて一悶着あったらたまったものではない。今は物理的なマンパワーをそこまで必要としていないので素直に従ってくれそうな娘を選び、ぶっかける。
「……問おう、あなたが私の」
「マスターだ。突然で申し訳ないが人類は滅亡した。復活の道を辿るには貴殿の力が必要である。その力を振るいたもう」
「うむ!よかろうなんでもいうが良……は?滅亡?」
なんとも特徴的な相手を起こしてしまったと思いながらも、混乱が薄そうなのでありがたーく彼女にあわせながらも説明をしていく。
「月光の使者は人に試練をもたらし世界を終わら」
「イヤイヤたんまたんま、ふざけてただけだから、えわちょ、ま、まじ?まじじ?」
「とにかくついてきたまえ、説明は歩きながらだ時間はない」
「あ、え、ちょ、ちょっとまってぇ」
結局混乱する彼女の困惑を押し切り強引に歩みを進める。
彼女にもついていく以外の選択肢はないからか私に駆け足で追いついてきた。
「どういう状況!?あなた誰!?なんで私は起きたの!?」
「私は脳強 琳寧。琳寧お姉さんと呼んでくれたまえ。今から話すことはどれだけ嘘に聞こえても全て真だ、人類は石化した。そして私は唯一石化から復活し、他の人を復活させてきた。ここまではおーけー?」
「お、おーけー?いや実際みんな石化してるし……なんで私復活させたの?まさか私には秘めたる力が」
「まぁ誰でも良かったんだけど」
彼女はガーンと声に出してショックを示していた。私にも彼女のような年頃だったことがある。私にはスーパーパワーがあんだとか。
まぁ私の場合は今ある意味で実現しているわけだが。
「とりあえず今は理科室と大学の職員室に向かいたいんだが、理科室の場所を教えてくれないかい?それか、龍水の場所を知ってるのなら教えてほしい」
「りゅ、りゅうすい!?あの我儘ぼっちゃんになんのようですか!?」
「説明は後。知ってる?知らない?」
「あ、え、えーと、理科室と職員室は教えられますけど、龍水はぁ知りませんぅ。他学年にやばいのがいるという噂だけで……」
「オーケー。なら理科室を教えてほしい。その後職員室」
まぁそんなこんなで理科室に向かい、復活液をとりあえず20本作ったので全て丁重に保管しておく。特段大変なことではない、たくさん作って瓶に小分けにすればよいだけである。
大学もある学園なので、研究室の方に行けば100人も復活させられるのではなかろうか。ちなみに、最初から研究室に行かなかったのは下手に行った結果機材壊したりして貴重な品を減らしたくないからである。
理科室ならそこまで重要なものもないだろうし。
あと、生徒よりも教師の方が龍水が今受けている授業について把握している可能性が高いだろうと思い、職員室に行くことにした。
数打ちゃ当たるで龍水のこと知ってる生徒探して復活させるのもいいが、生徒を多く復活させたところでおそらく統制も取れなければ今後の活動に支障をきたす可能性もある。極力復活させるのは有能な人材が好ましい。
最初の少女は有能かはさておき、校内を把握するために従ってくれる娘の方が良かったので選んだわけだ。
復活させれば龍水が受けている授業を把握できた。
困惑する教師き説明役の厨二病少女を押し付けつつ、把握した部屋の場所へと単独で駆け出していく。
「講義中に失礼しまー……わかりやすすぎるだろ」
「……」
講義だというのに立ち上がって指パッチンするなんてどんなことがあったのだろうか。漫画的には素晴らしい石化ポーズだが。
まぁそんな疑問なんてどうでも良いので復活液を頭からぶっかける。
「まぁ起きたまえ七海 龍水」
パチンっ!!!
「はっはー!蘇ったぞー!!」
「おはよう七海龍水くん」
「む?もしや貴様が俺のことを助けたのか?なら礼はするぜ、無粋だがな。執事の……いや」
フランソワ経由で小切手をくれそうだった龍水は周囲を見渡し、状況の整理を始めている。
海辺で起こされたにとどまらずあからさまに知っている講師の石像があったりしたら流石に様子のおかしさにも気づくことだろう。
軽く目を動かし、空飛ぶ海鳥が見える窓の方も少し眺め数秒とたたずに全てを理解したのかこちらへと目を合わせる。
「小切手だの言ってられる状況でもないなこれは。当たるぜ船乗りの勘は、学園内のみなわけがないだろう、関東日本もしや世界か。それら全ての人類が石化した、ちがうか」
「正解。地球上の人類は全て石化して現在復活計画中さ。混乱しないでくれて助かるよ」
みんなこのように理解力が高ければ楽なのにと思いつつ、そんなことを求めるのは酷かと思い直す。原作を知らなければ自分も同じように混乱する状況に陥っていたことだろう。
「はっはー!最高のチャンスだー!貴様良くぞ起こしてくれた!世界中の財産、所有権の有無が曖昧となった今、その多くが手に入る!!!」
「その活力こそ人類復興の源だね、一方的に知っているのもなんだ、自己紹介もしておこう。私は脳強 琳寧、J Dさ」