様子のおかしいウマ娘が今日も元気に走るようです 作:あーきもてぃー
中央トレセン学園の正門は、写真で見たときより大きい。
朝の光が鉄柵の間から斜めに差し込み、敷石の上に格子状の影を落としている。柵はまだ夜露で湿っていて、触れれば冷たそうだ。門柱の向こうから、誰かの笑い声と、鞄の金具が触れ合う音と、遠くで誰かが名前を呼ぶ声とが、いくつも重なって聞こえてくる。
今日から、ここで暮らす。
門の向こうには、知らないウマ娘ばかりいる。それだけでなく、呆然と立ち尽くす私の横を、黒の髪だったり、茶色の髪だったりが次々と通り過ぎていく。
門の奥では大きな鞄を抱えて顔を忙しなく動かしている子もいれば、団子になって楽しそうに話し込んでいる子たちもいた。あちこちから声が飛んでくるたびに耳がそちらを向き、左耳に巻いたハンカチが髪へ擦れる。布の端がこめかみのあたりをかすめて、そのたびに小さな音が鳴った。
レースなら、全員が同じ方向へ走る。だから、終わればどうでもいい。でも、ここは地方で参加した自治体のレースとは違って、終われば終わりという関係では済まない。ここでは立ち止まって思考に耽る子も、急に走り出す子もいる。みんなに、個性がある。性格がある。その理解を求められる。
視界の賑わいが、事前の予習通り、見える事実だけを信じて進むわけにはいかないことを強く再確認した。
大丈夫。色々不安はあるけど、とりあえず入学案内は何度も読んだ。紙の角が少しだけ丸くなるほど、鞄の中で何度も出し入れした。
まずはこの門をくぐる。そして受付を済ませる。寮に荷物を置いて、それから入学式。
やることは分かっている。それなのに、足はまだ門の手前のまま。敷石と土の境目に、爪先が半分だけかかったまま。
……まあ、いいか。
動かない理由を考えても、仕方がない。結局は受付の場所が近づいてくるわけじゃないから、自分を信じて、動く。
それに、知らないことばかりでも、脚まで別物になったわけではない。雨で地面がぐちゃぐちゃだった日も、地方のレースも、中央の試験も、この脚で走ったんだ。門の大きさと数多のウマくらいで、急に腐るなんてことにはならない。自分のやってきたことを、認めてやるだけだ。
よし。そうと決まれば、まずは受付だ。
私は鞄をギュッと持ち直し、門をくぐった。
柵の影を抜けると、日差しが少し強くなった気がした。気のせいだとは思う。でも、中と外では、まるで自分を覆う空気が違う。それは確かだ。
敷地の奥には、緑の芝が広がっている。手入れの行き届いた匂いが鼻をかすめていく。
人の流れのままに案内板の矢印を追っていくと、新入生受付と書かれた机が並んでいるのを見つけた。それぞれの前には短い列ができている。空いているところを探して並び、前の子が呼ばれるたびに一歩ずつ進んだ。列の先頭に近づくにつれ、机の上に並んだ書類の束や、ペン立ての音まではっきりと分かるようになる。
「おはようございます。入学許可証をお願いします」
順番が来ると、緑色の制服を着た女性が手を差し出した。胸元の名札には、駿川たづなと書かれている。よく糊のきいた襟が、朝の光を受けて少し白く見えた。
「はい」
鞄から許可証を取り出して渡す。指先が紙の端に触れる感触は、何度も確認した通りだった。
駿川さんは記載された名前と私の顔を見比べ、もう一度書類へ目を落とした。ペンを走らせる音が、机の上で小さく続く。
「レコードチャリオットさんですね。ご入学、おめでとうございます」
「ありがとうございます」
これは、迷わずに言えた。
合格したことを祝われたら、お礼を返す。入学案内には書かれていなかったけれど、この返し方なら知っている。動画で見て、何度も練習した。相手を不快にさせないこと。それがなによりも、大切だ。こんな出だしから、間違えるわけにはいかない。
「先に栗東寮へ荷物を置いてから、入学式の会場へ向かってください。寮の受付で名前を伝えれば、部屋番号を教えてもらえます」
「分かりました」
「寮までの道は、こちらです」
駿川さんが地図の上を指でなぞる。爪の先が紙をこするかすかな音とともに、線が正門から校舎の脇を通り、途中で右へ曲がっていく。線は単純だった。これなら迷わなそうだ。
許可証と地図をしまい、教えられた道を歩く。石畳の継ぎ目を踏むたびに、靴の裏から硬い感触が伝わってきた。
校舎の横を通ったところで、開けた走路が見えた。土の色は均一に均されていて、朝露のせいか少し濃く見える。すでに何人か走っている。踏み込むたびに土煙が薄く上がり、風に流されて消えていった。やはりレースに本気で向かう者が多い中央。朝から仲間が走るのを見られるのは、素晴らしい。
いいな。
荷物を置いたあと、入学式までに少しくらい走れるだろうか。
都合よく傍に立っていた柱時計で時間を確認する。着替えて、ここまで戻って、また寮へ帰って着替えてから会場へ向かう。急げばできそうではある。でも、初日から式に遅れれば、たぶん怒られる。それは、失敗だ。
今日はやめておこう。
そう決めて走路から目を離し、栗東寮へ向かった。名残惜しさに一度だけ振り返ると、遠くの走者の足音がまだ荒々しく続いていた。
寮の入口には、私と同じように荷物を持った新入生が列を作っていた。玄関の屋根の下は日陰になっていて、外よりいくらか涼しい。その先では、一人のウマ娘が手元の名簿と学生証を見比べながら、部屋番号を伝えている。声はよく通り、列の後ろまではっきり届く。
「新しく到着したポニーちゃんは、この列へ。順番に確認するから、学生証を用意しておいてね」
よく通る声だった。
列は少しずつ進み、私の前にいた新入生が部屋番号を書いた紙を受け取って離れていく。紙の折り目がまだ真新しく、角が立っていた。
「次のポニーちゃん、どうぞ」
机の前へ進み、学生証を差し出した。
「はじめまして。レコードチャリオットです」
「私は寮長のフジキセキだよ。ようこそ、栗東寮へ」
フジキセキさんは名簿から私の名前を見つけると、そこに記された部屋番号を読み上げ、同じ番号を書いた紙を渡してきた。渡す動作は無駄がなく、慣れているのが分かる。
「同室は一学年上のユキノサンライズ。部屋までは廊下の案内表示を見れば着けるよ。食堂や浴室の場所は、部屋に置かれた案内を確認してほしいな」
「分かりました」
「入学式にも遅れないようにね。困ったことがあれば、いつでも私を頼ってくれ」
「ありがとうございます」
私が机の前から離れると、フジキセキさんはもう次の新入生へ声をかけていた。
受け取った紙と廊下の案内表示を見比べながら、階段を上がる。踏面はよく磨かれていて、上るたびにかすかに軋んだ。曲がり角が来るたびに一度立ち止まったけれど、矢印の先を追えば迷うことはなかった。
並んだ扉の中から、紙と同じ番号を見つける。木目の扉には小さな真鍮の数字が留めてあり、朝の光を薄く反射していた。
ここが、今日から私の部屋になる。
自分の部屋なら、勝手に入ってもいいのだろうか。でも、初対面の相手がいる場所へ、何も言わずに入るのはよくないのでは。
だから、ノックを二度する。指の関節が木の表面に当たる、乾いた音がした。
「どうぞ」
「失礼します」
扉を押し開けると、部屋の中では、一人のウマ娘が机の上を整えていた。窓から差し込む光が、床の上に細長い明るみを作っている。私を見ると、持っていたものを置いて立ち上がる。
「レコードチャリオットさん?」
「そうです」
名前は、先に伝えられていたらしく、柔らかい微笑みのまま彼女が私の前まで来る。歩幅は小さく、足音もほとんどしなかった。
「はじめまして。わたし、ユキノサンライズっていいます。よろしくね、レコードチャリオットさん」
返事をしないと。
何を言えばいいのかは、今教えてもらった。同じように返せばいい。朝だから、最初はおはよう。次に名前を言って、最後に相手の名前も呼ぶ。
これなら、抜けているものはない。
「おはよう。はじめまして。私、レコードチャリオットっていいます。よろしくね、ユキノサンライズさん」
ユキノサンライズさんが、一度だけ瞬きをした。長い睫毛が、窓からの光を受けて一瞬揺れる。
「あはは。わからないことがあったら、なんでも聞いていいからね?」
笑われた。
意図は、なんだろうか。正解なのか、間違いなのか。
でも、怒ってはいない。たぶん。だから、いいか。
ここで言い直しても、何を直せばいいのか分からないし。それより、今もらった言葉へ返事をするのが最優先。分からないことがあれば聞いていい。そう、せっかく言ってくれたのだから、聞くつもりがあることをまず伝えよう。
「わからないことがあったら、なんでも聞く」
「う、うん」
返事はもらえた。
少し引っかかったようにも聞こえたけれど、否定はされていない。なら、これでいいと思う。
鞄を空いているベッドの横へ置く。マットレスが鞄の重みでわずかに沈んだ。ユキノサンライズさんは何か言いかけるように口を開き、それから壁の時計を見た。秒針の音が、静かな部屋の中でやけにはっきり聞こえた。
「入学式まで、あまり時間がないね。会場の場所はわかる? わたしは式には出ないけど、途中までなら案内できるよ」
地図はある。道も確認した。途中まで案内してもらうと、ユキノサンライズさんは同じ道を戻ることになる。そんな手間をいきなりさせたら、よくない。
「一人で行ける」
「そう? じゃあ、いってらっしゃい。慌てなくても間に合うからね」
「いってきます」
今度は、引っかからずに返事が来た。これは、どこをどう判断しても合格だろう。よかった。
廊下に戻り外へ出ると、日差しはさらに高くなっていた。入学式の会場へ着くと、並べられた椅子のほとんどが新入生で埋まっていて、話し声が空気を細かく震わせている。指定された席を探し、両隣の間へ身体を入れる。何人いるのだろうか。とても多い気がする。
近い。
右からも左からも話し声が聞こえる。後ろの子の尻尾が椅子へ当たる音まで分かる。耳をどちらへ向ければいいのか迷い、結局、正面の壇上だけを見ることにした。
しばらくして、壇上へ小柄な女性が立った。会場の空気が静まるのを待ち、大きく両腕を広げる。
「歓迎ッ! 可能性に満ちた新入生諸君! ここトレセン学園は、諸君の挑戦を全力で支えよう!」
秋川理事長の声は、身体の大きさと合っていなかった。後ろの壁まで届いて、そのまま跳ね返ってきそうなくらい大きい。
周囲が拍手をしたので、私も手を叩いた。
続いて壇上に立った駿川さんが、学園生活について説明を始める。授業、トレーニング、選抜レース、トレーナーとの契約。話は長かったけれど、聞き逃していい部分はほとんどなかった。詳しくは、授業でさらに教えてくれるらしい。
ここには、走るための設備がある。たくさんある。選抜レースで活躍すれば、専門の練習を見てもらえる。そうすれば、レースへ出るための手続きも、わざわざ頭を悩まさなくても勝手に進めてもられる。
走っていていい。
それどころか、ここでは走らなければ始まらない。
なら、やっぱり来た場所は間違っていない。
入学式が終わるころには、早く寮へ戻りたいというより、さっき見つけた走路をもう一度見たくなっていた。日が高くなった分、土の色は朝より少し明るく見えるだろうか。
もっとも、今日はまだ荷物を片づけていない。寮の決まりも全部は覚えていないし、勝手に走り始めていいのかも分からない。
分からないことがあれば、なんでも聞いていい。
ユキノサンライズさんが、そう言っていた。なら、荷物を片付けたら、さっそく聞いてみよう。
会場から一人寮へ戻る。誰にも話しかけられず、変に頭を使うことはなかった。とても、ありがたい。
寮へ戻って扉を開けると、ユキノサンライズさんは机に向かっていた。こちらへ振り返り、すぐに笑う。カーテンは閉められていて、座学に集中していたようだ。
「おかえりなさい。入学式、どうだった?」
どうだった。それだけだと、何を求められているのか分からない。あまりにも、質問の範囲が広い。
話が長かったこと。人が多かったこと。秋川理事長の声が大きかったこと。答えはいくつもある。
慌てないで。練習した通りに。
たぶん、一番印象に残ったことを言えばいい。ここは走る場所で、レースで成績を語るところだから、それを言うのが正解かな。
「走るための話が多かった。よかった」
「ふふっ、そっか。レコードチャリオットさんは、走るのが好きなんだね」
好き。
走るのは嫌いじゃない。むしろ、走れない日が続けば、たぶん困る。それなら、好きでいいのだろう。
「好きだと思う」
「そっか」
ユキノサンライズさんは、また笑った。柔らかい表情で、口の端だけがわずかに上がっていた。
今度は、さっきのように笑われた感じはしない。少なくとも、返事に困ってはいないようだった。
私は鞄を開き、荷物を片づけ始めた。制服を掛け、衣類を引き出しに入れ、走るための靴を取り出しやすい位置に置く。引き出しの滑りは少し重く、押し込むたびに小さな音が鳴り響いた。勉強の邪魔だろうか。謝ったほうがいい? でも、これだけで謝ると律儀で細かい人だと思われるかも。
わからない。どうしよう。
「入学式、緊張した?」
悩んでいると、助け舟。助かる。
えっと、入学式では特に困らなかった。門の前で足が止まったのは、入学式の前だ。これは、質問外だから話さなくていい。なら、答えはこれでいい。
「していない」
「そっか。無事に終わったなら、よかった」
「終わった」
「うん。……そうだね」
少し間があった。でも、特に会話は間違えていないと思う。入学式は終わったのは事実だし。ユキノサンライズさんも肯定しているから、問題はないとしよう。
「寮で使うものは足りてる? もし買い物が必要なら、売店を案内できるけど」
持ち物一覧にあったものは、全部入っている。
「足りている」
「そう。なら、よかった」
順調に、質問には答えられている。
最初の挨拶は少し不安が残る結果だったけど、そのあとは大丈夫そうだ。会話もまだ続いている。
片づけが終わるころ、ユキノサンライズさんは自分の椅子へ座った。膝の上で指を組み直し、私を見る。その視線は柔らかかったけれど、まっすぐだ。
「目標とかって、ある? もしよかったら、聞かせて欲しいな」
ここへ入学するくらいだ。当然、目標ならある。
デビューして、オープンレースで一勝。あとは目立たずに過ごす。それだけは決めている。それ以外は、決めていない。
だって、活躍するたびに反応を求められる機会が増える。レースで活躍すると、誰かからの介入を受ける。それは少ないほうがいい。だから、決めないほうが、気が楽。頭を使う機会が増えると、間違いも増える。それだと、あの人たちをがっかりさせる。
ただ、これをそのまま言っていいのか悩む。
ユキノサンライズさんが、レースをどれくらい大切にしているのか、私はまだ知らない。一学年上なら、もうレースへ出ていると判断したほうがいい。
もし、真剣に走っている人の前で、半端なことを言うのは失礼にあたるはず。
なら、先にユキノサンライズさんの目標を聞く?
でも、質問されたのは私だ。質問に質問を返したら、答えたくないように見えるかもしれない。黙って考えるのは、たぶんもっとよくない。
話したくないわけではない。ひとまず、それだけ先に伝えておこう。
「目標は、ある。よかったら、聞かせる」
「あ、うん。ぜひ、聞かせて?」
ぜひ、とまで言ってくれた。嬉しい言葉だから、その喜びを伝えよう。
「わかった。ぜひ聞かせる」
「……えっと」
ユキノサンライズさんの耳が、わずかに横へ傾いた。窓の外の光が、その耳の輪郭を薄く縁取っていた。
まただ。
「どうかした」
「あ、いえ。その、目標は?」
今度は、内容を直接聞かれた。これなら、もう迷う必要はない。最低限のことを言って、それ以降のことは閉まっておこう。多分それが正解。
「目標は、一応デビューして、オープンレースで勝つこと」
「あ、うん。その……そのあとは?」
「そのあと?」
最悪だ。言いたくないことを言われた。これを答えるには、抱えている思いを言葉にする必要がある。
オープンレースで勝てば、目標は達成できる。その先が必要になったら、そのときに考えればいいと思っている。目立たず、勝ったり負けたりするためには緻密な計算が必要だろうから。
でも、ユキノサンライズさんは、その先が当然あるものとして聞いている。
困ったな。そんなところまで聞かれるなんて、思わなかった。適当に誤魔化したい。でも、嘘もつけない。かといって正直に言うのも正解と思えない。
どうしよう。せっかく聞いてくれたのに、質問に答えないままだとがっかりさせるかもしれない。
何か、ほかの言い方は。答えは。
「……その、あと……。その、あとのこと……」
考えれば考えるほど、言葉が遠くなる。部屋の秒針の音だけが、やけに心臓を大きく揺らしている気がする。
視界が意識によりぼやける中で、ユキノサンライズさんが、急に両手を振ったのがわかった。
「あ! ご、ごめんね。いきなりの新生活で戸惑ってるのに。ゆ、ゆっくり休んで」
謝らせてしまった。
でも、ユキノサンライズさんは何に対して謝っているのだろう。なにか悪いことをされた覚えもないし、理由がわからない。
謝られたら、許さなければならない? 理由もわからないのに?
むしろ、何かを間違えたのは私の方だと思う。だって、悩んで言葉が出てこなかった。せっかく、質問してくれたのに。
だから、謝るべきはわたし。質問に答えられなくてごめん、と。
でも、どうしよう。なぜか、謝る言葉がでてこない。ごめんと言えばいいだけなのに、喉の奥に詰まる。
……そっか。謝ったら、謝る理由を言わなければならない。それが、嫌なんだ。
そうして答えを探しているうちに、ユキノサンライズさんは話を終わらせるように、自分の机へ向き直った。椅子の脚が床をこする音が、やけに小さく響いた。
話を、変えるのはどうだろうか。元々、わからないことがあれば、なんでも聞いていい。と言われたのだし。
でも、ゆっくり休んでとも言われた。その直後に話しかけたら、休む気がないと思われるだろうか。
好意の無駄になる?
分からない。
私は自分の机へ向かい、片づけ終わった引き出しをもう一度開けた。何も入っていない引き出しの中を、意味もなく見つめる。
最初の挨拶から、順番に思い返してみる。
最初から間違ったわけじゃない。笑われたりはしたけど、致命的な間違いはしていないはずだ。
初日にしては、悪くない。けど、合格と言えるほどでもない。
集中しろ、わたし。
期待に応えないと、認められない。認められないと、居場所がない。
だからもっと考えて、しっかり言葉にしていかないと。言葉に詰まる失態なんて、もう二度と起こさない。
……大丈夫。なんとかなる。
きっと。