このサイトは前々から利用していたんですが、投稿自体は初めてです。
そもそも小説(SS)を書くこと自体したことがありません。
さらに本当に今まで小説を読んでいたのかと言うほど駄文です。
しかも投稿速度も遅く、思い付きという残念なSSになるかもしれません。
・・・事実とはいえ少し自虐的過ぎましたかね?
それでも読んでいただけたら幸いです。
始まりは大荒れのち安定。
……なんだってんだよ、これは。
見渡す限り女、女、女。ついでに教師も女。この教室は、いや、この学園は異常すぎるな。やっぱくるんじゃなかった。
「おい、自己紹介をしろ。」
そんでもって隣では人間の形をした修羅、もとい織斑先生が見張っているかのごとく。
ごとくじゃねぇな、まんま見張っているな。
「あのー東郷君?もしかして嫌かな?してくれるかな?」
その奥では立派なものを揺らし俺を誘ってくる眼鏡、もとい山田先生がいる。
おっと、雑念が生まれてしまった。
そんな怯えたように懇願しなくてもしますよ…と、心のなかで返事をする。
とはいえ早くしないと織斑先生に殺られそうなのでしとくか。
「あー。東郷聖磨です。よろしくお願いします。」
シーン。あれ、こんな簡単なのでよかったのかな? ダメか、ダメだからこんな沈黙が続いてるんだよな?
次の瞬間、
「キャァァァァァァ!」
「さ…二人、二人目の男子!」
「しかも癒し系の!」
うぉぉ。
女子のエネルギーってすげぇな。
そんなことを感じさせる勢いある反応を見せてくれた。
それにしてもこの学園隣のクラスの織斑一夏ってやつ以外は全員女子なんだろ? すげぇよな。
まあISって男子は使えないらしいし仕方ないか。
ま、俺が2年生からようやく編入したのには理由があるけどな。そしてその辺のことはあまり詮索はされたくないしな。
ふとクラスの窓側の席を見ていると、そこには見知った顔がいた。そして突然そいつは声を出して、
「あぁぁぁぁ! 聖磨君!?」
俺の事を呼んだ。
「ん? ってあ! 穂香!?」
穂香は俺が中学の頃に世話になった、いわば幼なじみだ。
俺はつい感動の再会に大声を出した。
そう、隣に修羅がいたことも忘れて大声を出したのだ。
ズパァァァァン!
はい。噂で聞いてたデス出席簿。
俺はこんな形でIS学園の洗礼を受けた。受けてしまったのだ…
「もっとましな挨拶はできんのか…それともこの学園に来た男子はこんな自己紹介しかできないのか?」
なぜそんなことを言うのか予想はある程度できるが、とりあえずすいません。
「諸君、私がこのクラスを持つ織斑千冬だ。おそらくもう知っていると思うが……」
さっきの出席簿攻撃が思っていたよりもキツく、それ以降の会話がはっきりと聞こえることはなかった。
俺、東郷 聖摩は、高2からこの学園に通うことになった。というよりは、通うことにした、のだ。
一年前、織斑一夏がISを扱えることが判明してから、世界は第2の男性操縦者を探しに探した。
理由は単純、自分達の国が強固になること、それとは別に、男性の世界に対する立場の復活である。
女尊男卑の風潮となってしまったこの世界で、男性の存在価値はほとんどなくなってしまった。(強いて言うなら子孫を残す手段ってところ)
そこに女性と同等の男性が現れるとなると、現在の状況―――風潮を打破できるからだ。
俺は偶然にも動かせた―――あ、いや、必然だった? とにかく動かせたのだが、検査場から俺は逃げた。
この理由も簡単である。俺には後ろ楯がない。一夏には、ブリュンヒルデというバックがついているし、そもそもIS産みの親も、後ろ楯のなかにいることにはいるから、手出しができない。
一方の俺はどうだ。なんにもバックアップがない。要するに、人体実験を受けることになるのは当然の結果である。
――――――まぁ、チカラを使ったらどうってことはないんだが。
その後一時間目が終わり、無事休み時間。
どっかで休みたいな~、とか思う。だってさぁ、女子の視線がいたいもん。
なんか気のせいか知らないけど、後ろのほうから「一夏×聖摩…いや、聖摩×一夏か?」とか言う最悪の腐り果てた思想が聞こえてたし。
よくこんなところで一夏は1年間戦っていたな…まじリスペクト。
そんなこともあり、俺は机に突っ伏していた。んだが、誰かに頭を叩かれた。
「誰だっ、俺の眠りを妨げたふとどきものはぁ! 叩くなら肩でいいだろ、肩で!」
「ほう…教師に暴言か、いい度胸をしているじゃないか。」
嘘だろぉ…誰かって織斑先生かよ。暴力ばっかしてると、貰い手がなくなりますよ……おっと、口が滑りかけた。
「お前の専用機が届いた。放課後第4アリーナにこい。いいな。」
織斑先生からのありがたいお言葉。しかも唐突すぎる。
それにしてもマジかよ? え、心の準備もできてないのに、そして入学初日にして? いきなり専用機?
まぁ、IS使えるのがわかったのは、1年前だから、いきなりではないけどね。
これはあれか、ちょっと専用機を与えて心に隙を作ったあとに解剖、人体実験、エトセトラ…
なんという下衆で鬼畜な作戦を考える教師。
「何を訳のわからんことを考えている?あと教師には敬意を払え、馬鹿者。」
うわ、エスパーだ。マジで。
「わかりました。ですが、その、心のなかだけは自由な表現をを許していただけると…」
「教師には敬意を払え。」ギロッ
獣を連想させる視線に俺はそれ以上言い返せなくなった。 野獣の眼光くそわろ略
いやー、それにしても何であの人は心が読めるんだろうね? 一夏によると、あれは人間を辞めているらしいけど。
とはいえ、専用機が手に入るというありがたい知らせもあり、それ以降の授業は全然頭に入らなかった。
………今日はなんにも頭に入らないな。
こんなんじゃダメ、だよなぁ―――
放課後。言いつけ通りに授業が終わってすぐにアリーナを目指す。
歩くこと3分。
あ、第4アリーナはあそこか。あまり待たせたらあの鬼教官が恐ろしいからな…
そんなことを考えながら、足を運ぶ。
それにしても俺の専用機かぁ……どんな感じなんだろうな~。
格闘? 射撃? それとも鎧系(もはや肉盾)? いや~なんにしても楽しみだな。
まぁどんなのが来ても嬉しいし、全種類あったらありがたいんだけどなぁ~。
ぶっちゃけたところ、ISなくてもチカラ使ったら戦えなくはないんだけどね。
そんなどうでもいいことを考えていると、学園の放送が入った。
『緊急放送、緊急放送。第4アリーナにて違法侵入者が確認。直ちに教職員は拘束、ならびに…』
え、第4アリーナって確か呼ばれてた場所だよな。 ……俺の専用機やばくないか!?
まあ大丈夫だろう。……大丈夫か? 不安しか残んねぇ、とりあえず急ごう。
駆け足で第4アリーナへと急ぐ。
そこではマスクを着けた女性と教職員4名(織斑先生含む)、そしてIS紅椿をつけた篠ノ之 箒がいた。
多分、篠ノ之と実戦練習をさせるつもりだったのだろうな。
そうでなけりゃ、篠ノ之が居る必要無いし。
5人は謎の侵入者をとらえようと応戦していた。
俺の専用機は白いメインボディに群青の大きなスラスター兼物理シールドを着けた聖騎士という名が似合うISだった。
……今は侵入者にとられているからあまり意味はないけどね。
そのISを奪った、マスクを着けた女性は強かった。
素早さ、パワーだけでなく、女性自身の判断力も相当だろう。IS戦闘初心者? の俺でもわかる。
教職員だけでなく、篠ノ之さん、あまつさえ織斑先生すら翻弄していた。おい織斑先生頑張れよ、あんたブリュンヒルデだろ、もう歳か?
いやしかし、織斑先生を越える人がこの世にいたのかと思ったな。つってもこのままだと俺の専用機がそのまま持ってかれて面白くはないな。
「さて…どうすれば…」
あいつが乗っているのは元は俺が乗るはずの機体である。
何とかして取り返しはしたい。だってせっかくの俺の専用機だし。
俺は辺りを見回す。
するとアリーナのすみに片付け忘れか知らないが、一台だけ打鉄があった。
「何もないよりましか? ちっ、こうなりゃ俺がやるしかねぇ!」
とりあえず打鉄のもとへ走っていく。
打鉄を装着、すぐにやつを追う。一応編入試験的なもので一回打鉄には乗ったことはある。
「やめておきなさい東郷君、あの侵入者は強すぎる!」
「東郷、下がっていろ!」
織斑先生や教師が俺を止めるように話しかけてくる。でもそんなことは関係ない。
「だからってこのまま見過ごせますかっ!? どうせなら追いかけて逃がしてしまった方がなにもしなかった時よりもましだし悔しくもないでしょう!?」
次の瞬間俺は吹き飛ばされる。
「カハアッ……」
相手の攻撃を食らったようだ。肺の中の空気がすべて向けた感覚のあと、壁に激突した。
―――余所見するんじゃなかったな……
まず驚いたのは攻撃力だった。
今の一撃でアリーナの端まで飛ばされている上にシールドエネルギーの9割以上を削っている。
たしか打鉄は量産型第二世代型の中でも防御に優れていたはずのISだ。
そんなすごい性能のISがなおさら侵入者に奪われたのが腹立つ。
「…に乗るな…」
「東郷君!? ここは私たちに任せて安全なところへ逃げてください!」
今の俺には教職員の声は聞こえない。
人の物を奪っていきやがって……
俺から奪っていくやつは…………
「調子にのってんじゃねぇ…………そして……本気の俺をなめんじゃねぇぞぉぉぉ!」
次の瞬間なにかに反応したかのように俺の乗っていた打鉄が光を放った。
「織斑先生、なんなんですか? あの光は…」
あまりの事態に篠ノ之が聞いてくる。
「私も知らん。ただ…」
(……何か始まろうとしているのか? まさかまた束の仕業ではないだろうな…)
光の中から出てきた俺は、打鉄とは全く違った姿のISを纏っていた。
それは打鉄の鎧よりもより薄く、必要最小限の装甲しかなかった。
肩、腕、そして足部分のみをほんの少し守っていて、正直頼り無さそうな感じである。
色も本来渡されるはずだったもの……目の前にいるやつとは対極的に黒であった。
軽快な電子音と共に機体情報が専用機から渡される。
「機体名『叢雨』、シールドエネルギーMAX50、初期武装両刃直剣『Σ』か…ってシールドエネルギー50!? ふざけてんのか、これ!? すぐに落ちるぞこんなの!」
だが今は目の前の侵入者を捕らえるべきだ。
するとまた『叢雨』から情報が送られた。
『USアーマーチェンジ』
『不知火』『時雨』『疾風』
『あし』『慚鬼』
「え?アーマーチェンジ出来るの? すげえなこれ!」
これっていわゆるガン〇ム〇EE〇のバックパック換装でしょ?
俺はデータを見つつ、『紫陽花』を選択。
すると、全身のうち足や他、さまざまな部分に紫色の鎧がつけられ、それは流線的なフォルムへと変わっていった。
あの頼りない部分装甲の面影はない。これなら勝てる!
「第一形態移行!? まだ着けて3分も経っていませんよ!?」
「一体何者なんだ、東郷、お前は…」
すぐさま俺は追いかける。
「待ちやがれっ! 侵入者!」
俺は追加武装プラズマビームガン『紫龍』を放つ。
しかし侵入者は俺をしばらく見たあと、まるで嘲笑うかのような表情をつくり(実際はマスクで見えないけどね。)、攻撃を避けたあと、時空移動をするかのように消え去った。
なんでおれが来るまで待っていたのか…
そして、ワープ出来るならはじめから使わないのか…
この辺りは永遠の謎である。というか深く考えちゃダメなんだろうね。
「ちくしょう……俺の専用機が……というか、人生のなかで始めて獲物を逃がした……」
ま、今日で『叢雨』が手に入ったからいいんだけどね。
明日から頼むな。叢雨。
そんなキザな台詞を心のなかで刻んでいたり。
このあと、事情の説明、報告書を書かされたのは言うまでもない…
―――俺に自由なんて言葉は無かったんだな。
はい、第一話です。
どうでしたか?
話の展開が早くてすいません。
もしよければ、感想・意見お願いします。
できる限り反映させます。
東郷「なあ、作者さんよ。」
作者「どうしましたか?」
東郷「俺のヒロインはどうなりました?考え付きましたか?」
作者「大丈夫です!というか、もう一人いるじゃないですか。」
東郷「はあ・・・。期待してますよ。」