こんなはずでは…
とはいえ第一話を見てみると、これはひどい!(自分で書いたのに)話の進行速度は変えるのはめんどいので、文を随時訂正していこう…
夏。summer。…言い直す必要はないか。
とにかく、期末テストも終わってIS学園も夏休みに入った。
何人かは里帰りならぬ国帰り(とは言わないか。)もして、この寮にはあまり人はいない。
そんななかでも俺は残っている。まあ俺の家はこの世界にないし。
しかもこっちの世界に来てからはずっと穂香の家に世話になっていて…穂香が言うには別に構わないとのことだが、俺が構うので残寮している。
説明はこの辺にしておくとして、今現在俺が何をしているかというと…
「だぁぁ、終わらねーよ! いったいどんだけ仕事残してたんだよ!」
「IS学園の教師としての仕事の書類があと7件、向こうの世界でのBCウイルス関係の資料があと46件!」
「ちくしょー! なんでこうなる前に終わらせなかったんだ!」
「いやぁ、俺って最高。照れるわぁ~。」
「この流れで兄貴を誉めるわけないだろうが! 自意識過剰は月1にしろ!」
絶賛修羅場中でした。ちなみにこの状態は一昨日から続いている。
せっかくの長期休暇なのになぁ。そんなことを考える暇もなく、仕事を手伝い続ける聖摩だった。
IS学園の長期休暇。私は去年同様故郷に帰らず残っている。
さすがに日本の夏の暑さは慣れてきたけど、やっぱり暑いものは暑いわね…
穂香や佳奈多、ひなは実家に帰っているっぽいし、箒やセシリア、シャル、ラウラもそうだし、ティナもいないし…
…あいつはいるのかな。そう思って彼の部屋にいく。
コンコン
「ねぇ聖摩~、いる?」
返事がしない。…やっぱり向こうの世界か穂香の家に…なんか穂香ずるいなぁ。
「あれ、鈴? どうしたんだ?」
声のした方を見ると、聖摩がいた。
「せ、聖摩ぁ!? なに、残ってたの!?」
うわー、顔赤いかな? 汗くさくないかな?
「すげぇ慌てようだな。それってあれか、自分が顔赤くなってるのを気づかれないように必死に隠し…ご免なさい謝るからその龍砲をしまってくれ。」
「人が気にしてるのを…」
「ごめんな。」
そういって聖摩が後ろから抱き締めてくる。こういうのずるいなぁ///
「そして鈴、頼みがある。」
…? とりあえず私は聖摩についていくことにした。
兄貴の部屋の前。
「なぁ、扉の前にいるのって…」
「えぇ、間違いなく千冬さんね。」
そこには普段俺の教室の前で統率をとっていた関羽もとい織斑先生がいた。
しかし様子がおかしい。服装は全然にあってない白のワンピース、手に持ってるのはなんだろう…お茶菓子かな?
ちゃんとあんな格好したら女性として美しいのに…
「聖摩? 心なしか鼻の下伸びてない?」
「気のせいだ。 織斑先生、うちの兄貴にようですか?」
「あ、や、これはそのだな。」
「はいはい。」
顔を真っ赤にして慌てふためく織斑先生。動揺が隠しきれてない。
ここまで歯切れが悪いと調子狂うな。うん。
「兄貴~、助っ人つれてきたぞ~。」
ガチャリ。
「やへ~、助かるわぁ。あ、鈴さんじゃん。何、やっぱうちの弟につられたのか? 相変わらずのもて男だなぁ聖摩は。」
「うるせぇさっさと仕事しろ。」
そういって俺は壁に立て掛けていたハリセンを手に取る。
「まぁまぁ、そのハリセンをしまってよ。…あれ、千冬さん? あ、書類取りに来ました?一応完成しましたよ。」
「ああ…それもあるんだがな、他にも仕事があるといっていたから。疲れすぎもよくないし、その、息抜きにでもと…」
織斑先生に言われたら、休憩せざるを得ないな。仕方ない、一回休ませるか。
こうして息抜きがてらのお茶会が始まったのだった。
「ふぅ…落ち着く。そんで? 結局仕事はどこまで進んだんだ?」
「ふっふっふ…聞いて驚くなよ、聖摩。なんと全部終わったんだぞ!」
「なんだよそれ、援軍呼んだ意味全然ねぇじゃんかよ! まあ普通はこんな納期ギリギリまで仕事をしないんだけどな。」
「説教は別に要らないんだけどね。ともかく昼からは自由だ! というわけで聖摩、ちょっと面白い兵装が完成したんで練習ね。」
えー、まあすることなかったから別にいいんだけどさ。実験台の身にもなってほしいものだ。
「はいはい、鈴に織斑先生も来る? どうせ二人とも暇だろ?」
「さりげなくため口とはいい度胸だな。まあいい、今日ばかりは構わん。呼び方も先生付けでなくていい。…是非とも見学させてもらおうか?」
「私も見たーい。」
そんなわけで午後の訓練がいろんな意味で楽しみでありつつ不安になったのであった。
場所は変わって第一アリーナ。
「聖摩、今回の武器は叢雨に付ける。だから一回叢雨を回収して更新するんで、よろしくー。」
「俺が使うのか? 不安のもとにしかならないが、どんなタイプだ?」
「更新は終わったからぜひ展開してくれ。」
すぐさま展開。するとどう考えても変わっている部分がある。
叢雨(パッケージ未使用)の右手に白式の左手のような部品がついている。しかも手のひらにはご丁寧に発射口らしきものまで。
「兄貴…いくらネタが思い付かなかったからってパクるのはまずいと思うぞ。」
「いやいやいや、確かに荷電粒子砲の役割もあるが、レーザーブレードとしての役割もあ…」
「一夏のやつもあったと思うけど…」
「なん…だと…、この俺がこんな初歩的な失敗をしてしまうとは。」
にしても珍しいな、兄貴がこんなミスをするなんて。なんかあったのか?
いや、違うな。これはなんかアニメを見てその影響で作ったのかもしれない。
「兄貴、ちなみにこの装備の名前は?」
「ガードスキル『ハンドソニック』」
「OUTだよ!」
はあ…まあ便利な装備だからいいんだけど、これだったら前のピコハンがよかったな。
「なんかすいません。こんなぐだぐだになってしまって。」
「ほんとだよ、全く誰のせいで「あんただよ。」すいませんでした。」
結局新しいこともなくなったし…こっからなにしよっかなぁ。
今日の今日までずっと仕事していたから逆にすることがなくなって寂しく感じてしまう。
皆実家に帰ってしまったしな、ま、鈴がいるからいいんだけど…ここでナニをしてしまうと他の皆にたいして不平等な気がするんだよな。
「兄貴~、あとなんかある? 必要事項とか、業務連絡とか。」
「そこで俺に頼るな。あることはあるけど、ねぇ、千冬さん?」
ここで急に織斑先生の名前を出す。そして衝撃の一言が千冬さんの口から発せられた。
「あぁ、私は二学期から一年のほうの担任を持つ。代わりにお前の兄が担任につくことになる。」
え?
「「えええええ!?」」
鈴と同時に叫んでしまう。まあ千冬さんは学年担任も担当していたから鈴が驚くのも無理はない。
「学園長の意向でな。お前らの学年には専用機持ちが9人…まあISじゃないのも含めてだが、問題も起こるであろう。そんなわけで1学期は2年生を受け持っていたんだが、得に問題もなかったし光鬼もいるわけだ。そもそも私が今まで新入生をずっと見てきたから今年が異例なんだ。」
ふーん、やっぱ色々社会には裏ってものがあるんだな。そして今普通に聞いてたんだけど、
「あ? 兄貴が俺の担任に?」
「おう、次からは先生をつけろよ!」
「少なくとも自分の仕事を期限ギリギリまで片付けられないようなくず兄を先生とは呼べねぇよ。」
「手厳しいな~。」
こんぐらい言っとかないと新学期から荒れてしまうのが目に見えるんだよ…かつて向こうの世界で仕事の期限を守らずあげくのはてにほっぽり出して丸一日説教くらって、それでも懲りなかったあんただからな。
結局することもなくなって今日は解散となってしまった。
聖摩「これからの話の流れは大丈夫なのか?」
作者「それは問題ないよ。ただ…」
聖摩「ただ…?」
作者「もう1つの作品のほうががフッ」
聖摩「ハイハイ。」