インフィニットストラトス~一年遅れの戦士~   作:めっさん

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年上には敬語を使いましょう

「颯―――ってことは、今回のタイプ『モルスク』討伐を手伝ってくれる……?」

 

「あぁ。それにしても、この世界はなんでみんな戦わねぇんだ? 一人ひとつなんかあるはずだろ?」

 

ちょっと待て。今こいつとんでもないこといったな。一人ひとつだと?

 

「なぁ、颯」

 

「大地でいい。俺のことはまたあんたの兄がいるときに話そう。今はそんなことよりも彼女さんを構ってやれよ。」

 

……は? それはエルザのことを言ってんのか?

 

「まて、あいつは彼女ではない。そして何故あんたが俺とエルザが一緒に来ていることを知っているんだ?」

 

「君の兄からの伝言で、嫌な予感がするといったから、聖摩についていけって命令だ。」

 

なるほど。つまり兄貴とはあとでゆっくりOHANASHIが必要だな。

 

 

―――――――――

 

 

「では聖摩、話してもらうぜ。あんたの世界について。」

 

あ、ちなみに俺の兄貴は我が腕の中でねむっています、ヘッドロック状態。

 

「ああ。ただし、君たちの世界とは大きく違ってくるから、にわかには信じがたいと思うけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺のいた世界は大きく分けると2つの国に別れていた。

 

1つは俺のすんでいたトウキョウエリアを含むディサカール公国。もうひとつは強力な軍事地域、アルリステラを含むノルエンダ帝国だ。

 

この2国は常に互いの領土、資源を目当てに争いをしていた。

 

しかも争いは尽きることはない。その理由は軍事力にある。

 

あの世界に生まれた人間は、中学生になると、MSリングと呼ばれている腕輪が勝手についている。

 

勝手だぜ? 厄介な話だろ?

 

……とにかく、そのリングを持っていると、いつでもMSアームドができる。

 

MSアームドはそっちの世界で言う、全身装甲のISみたいなもんだな。

 

アームドをしている状態では古来の戦車や機関銃などは相手ではない。

 

MSに対抗できるのはMSだけである。この辺はISと一緒だな。

 

 

 

 

 

 

「随分とISについて知ってんだな。」

 

「あんたの兄に教えてもらったよ。と・く・に、君の女性関係とか?」

 

ギリギリギリギリ。ヘッドロックの強さがより一段と凄みを増していく。

 

 

 

 

 

 

それはおいといて、MSの種類はあまり多くないはずだった。

 

俺たちのディサカール公国では『ジム』と呼ばれたタイプのMSアームドが多く、ノルエンダ帝国では『ザク』と呼ばれるタイプが多い。

 

もちろん、国のリーダーや大人、とりわけ教師なんかは特別なタイプのMSアームドができる。専用機みたいなもんか。

 

俺が知っているのはディサカール公国国王……まあ、俺のいた国の王はMS『パワードジム カーディガン』っていう名前のMSである。

 

性能も『ジム』や『ザク』なんかとは比べ物にならない。

 

しかし問題なのは例外、イレギュラーだ。

 

そいつらは『ガンダム』と呼ばれるタイプのMSを使う。

 

一番はじめの頃のあの世界で確認、公開していたのはノルエンダ帝国にいるクレムダとかいうやつの『ガンダムMk-Ⅱ』である。

 

世界は『ガンダム』と呼ばれたタイプのアームドを使う人を、『Gに選ばれたもの』として恐れられた。

 

このタイプのアームドは、急にてにはいるものだ。

 

大人とか、クラス代表とかになってMSが進化してもせいぜい『ネモ』だとか『ハイザック』だとかで、進化では一切手にはいらない。

 

だから『Gに選ばれたもの』だそうだ。そっちで言う第三世代の感じになるのかな?

 

極端な話、昔はノルエンダ帝国が一斉に攻めてきたら俺たちのディサカール公国は一瞬で潰されていたな。

 

何故攻撃しないかと言うと、確認できているGのが『ガンダムMk-Ⅱ』というだけで、他にもいる可能性が高いと言うことだ。

 

 

 

 

 

「これが俺のいた世界の基盤だ。」

 

「結構似ているところもあるんだな。」

 

「多くないはずだったってのは?」

 

「旅をしている先々で多くの種類のMSにであったからね……世界は広いよ。」

 

そんな遠い目をするなよ。

 

それにしても、中学生からみんなが兵士扱い、か。すさんだ世界から来たもんだな。

 

だから兄貴は討伐メンバーに聖摩を入れたのか?

 

「そして俺は1回死んだ。」

 

え? こいつゾンビ?

 

「……聖摩が考えているような感じではないからな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

向こうの世界で俺は自分の生まれた国を捨てた。そして新しい国で、本当の敵と戦った。

 

俺のことを好いてくれる子も何人かいた。友達―――いや、戦友や仲間もたくさんいた。

 

そんな中で何度も何度も戦争をした。何人かは戦争の中でその身を投げた。

 

 

おっと、暗い話が始まっちまいそうだな。手短にするわ。

 

最後の戦い。まあ、そのときは宇宙のコロニー……宇宙ステーションみたいなもんだ……ってところでしたんだけどな。

 

最後に敵がそのコロニーを使って地球を破壊しようとしたんだ。もちろんそれは阻止しなければならない。

 

 

 

 

 

 

「こっからは光鬼さん、説明お願いします。」

 

とりあえず俺は兄貴を蘇生する。……気道確保で良かったよな?

 

「はっ!? あ、あれ? 確か目の前に河があったはずなのに……」

 

「ほら、死にかけてないで大地についての説明をする!」

 

「わ、わかった。どこからだ? ……なるほど、つまり自分が大地を助けたときのか。」

 

 

 

 

 

俺が大地を助けたのはその最終戦の時だ。そこのバカは自らを犠牲にしてコロニー落としを阻止しやがった。

 

なんせそのー、MSアームド? だったっけ、その状態でフルバーストで殴り付けたからな。

 

そのまま大地は爆発の勢いで――――――死んだはずだった。俺が助けない限りはなぁ! はっはっは!

 

 

 

パシィン。

 

 

 

……俺が時空を越えて燃え尽きる直前に救出したんだ。そして治療して、もとの世界に返す代わりにモルスク退治手伝ってねってことだ。

 

 

 

 

 

「これで大地の説明は終わりだ。いいな? 大地。」

 

「ありがとうございます。あ、あと織斑先生に二学期からよろしく伝えといてください。」

 

え? 織斑先生? なんの関係があるんだ?

 

「もしかして一時的に編入って形をとるのか? いやまて、織斑先生ってことはあんた1年!? 後輩かよ!! さっきまでため口だったよねぇ、あんた!? ちょっ、聞いてる、そんで逃げるなぁぁぁぁ

―――――――――――――――――――――……………」

 

 

 

 




初!前書きなし投稿!
また駄文化した気がする……



感想は(だいたい)24時間お待ちしています。
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