インフィニットストラトス~一年遅れの戦士~   作:めっさん

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はい、めっさんです。
タグでオリ主×オリヒロ四人とか書いてしまったけど、やっぱりいつもの5人も巻き込んだ方がいいですかね?
現在は一夏と誰をくっつけるか検討中です。
あと地の文も頑張らないと・・・。




ああ、平穏な日常

侵入者襲撃事件から2日、転入して初めてのIS実習だ。

 

しかも全クラスでだ。

 

一学年の人数って結構いるはずなんだけど・・・まあ、教員もたくさんいるから全クラス同時に実習、なんてこともできるんだろうな。

 

流石はIS学園ってことだな。

 

俺は今年転入したからわからないが、入学してわりとすぐに実習があるらしい。

 

今回はフランスデュノア社製『ラファール・リヴァイブ』を利用した空中での操作練習らしい。

 

とはいえ、俺はISの操縦の仕方がわからない。

 

2日前の侵入者事件、確かに俺は打鉄に乗って戦おうとした。

 

しかし俺がIS学園に来た理由はISにさわった際に反応したからであって、その後編入試験みたいなものなんて受けていない、訳ではないんだが…まあ、無かったようなもんだ。

 

だから当然「ISを動かして、模擬戦してみて❤」なんてどこかの美女教員にハートをとばされてもできない。

 

追加で説明すると、俺が専用機『叢雨』を持っているのは事実だが、あのときは感覚だけで動かしていたからちゃんと動かし方は知りたかった。

 

お、実習開始か。

 

…前フリで『ラファール・リヴァイヴ』を使う、なんて言ったけど、俺は例外だったな。

 

俺は待機状態―――足首のリング―――の叢雨へと祈る。

 

祈る。という行為が、俺が専用機を展開するのに一番分かりやすい、というより展開できるやり方だ。

 

『頼むぜ、叢雨!』

 

そして展開完了。

 

今回は普通に空中での操作練習だからアーマーチェンジは使っていない。ただの叢雨。

 

「よし、飛べ!」

 

織斑先生の心強い掛け声と共に、俺と他七人、そして同学年のコーチとしてシャルロット・デュノアが空中へと向かう。

 

あ、他7人の中に篠ノ之さんとか専用機持ちはいないよ?

 

教科書では前方に角錐? をイメージしろ、なんてかかれてたけど、デュノアさんが言うには「イメージはイメージだから、自分が考えやすいイメージがいいよ。」だそうだ。

 

いや~、代表候補生の言うことは教員には劣るけど分かりやすいね。親近感もあるし。

 

しかし現実は甘くない。教えるのが上手でも個人の力がなければ意味はない。

 

結局俺が空中でISを使いこなせたのは授業の終わる寸前だった。

 

 

 

実習も終わり、放課後になった。

 

「おい、東郷。まだ言ってなかったが、今日から寮に入ってもらう。」

 

織斑先生から突然の寮生活宣言を受けた。

 

「え? 確か俺は近くのマンションから通学では?」

 

「あぁ、だが教員会での結果だ。ちなみに女子と同室だが、良からぬことはするなよ?」

 

「は、はい!」

 

マジかよ、かなり緊張するな~。誰だろ?話しかけやすいやつだといいな~。

 

…なんで織斑一夏と同じ部屋にしなかったんだろうか。

 

ふとそんな疑問が出てきてしまったが、取り敢えずその思考はしまっておく。

 

「2134号室で、鍵だ。ではこれから会議があるのでこれで。」

 

そう言うと、踵を切って去っていった。

 

相変わらずクールだな。あれで彼氏がいないのが謎だ…っと、殺気を感じたから急いでいこう。

 

 

 

さて寮の部屋の前。

 

期待と不安を胸にいざ! マイルームへ!

 

ガチャリ。…あれ、鍵開いてたのか。今時鍵が空いているって不用心すぎだろ。

 

IS学園じゃなかったら大問題が起こってもおかしくないな。

 

部屋の中にはいる。まだ俺の荷物は段ボールの中のようだ。

 

あっ! あれは届いてるか? そう思って俺は急いで近くの段ボールを開ける。

 

「あ、もしかして同室の子?」

 

後ろから声が聞こえた。

 

ん? この声はよく聞きなれた感じだな。ま、気のせいだろうな。適当に返事しとくか。

 

「ああ、そうだが?」

 

「私は春風 穂香だよ~。よろしくね~。」

 

「え? 穂香?」

 

あぁ、俺の予感は正しかった。

 

その声は、ちょい昔よく聞いた穂香の声だった。

 

「あ!聖磨君!?うふふ~。一緒の部屋か~。嬉しいな~。」

 

「(なんか嬉しそうだな・・・。普通緊張とかするはずなんだけどな・・・。)」

 

とはいえ知っている人だからあまり気兼ねなく生活できそうだな。

 

・・・んな訳ないじゃん。だって女子だぜ?

 

結局、一日目は緊張のあまり、眠れなかった。

 

 

 

 

次の日

 

「ふぅ…」

 

私はシャワーを浴びている。私は潔癖性とかじゃないけど、きれい好きで、1日三回以上はシャワーを浴びなきゃ気持ち悪い。

 

シャワーから出ているお湯が、からだをなぞり床へつたう。

 

「(それにしても急に聖磨君と同室になってビックリした……なんか最後にみた中3のときよりも格好いいし、しかも昨日着替え中ちらっと見えたけど体つきもよかったな…って私なにかんがえてんだろ………

もしかして私、聖磨君のこと…っ、これ以上考えちゃダメだ。もうでよう。)」

 

 

 

 

 

時計のアラームが鳴り響く。

 

「…はぁ、朝か。」

 

俺はいつも10時頃に起きているがこの寮ではそうはいかない。

 

なんせ寮長があの鬼教官だからなぁ。門限は守んないと命にかかわる。

 

しっかし、全然眠れなかったな。授業中は寝ないようにしないとついていけなくなる。

 

あ、段ボールの中確認するの忘れてた。

 

とりあえずベッドから降りて大きく伸びをする。…とそこには穂香がいた。しかし、

 

「ふぇ?」

 

「・・・え?」

 

二人とも何が起こったのかわからずただ立ち尽くし、気の抜けた声を出している。

 

そう、穂香はシャワーが終わったばかりなのか、バスタオル一枚である。

 

髪もしっとりと濡れていてどこか艶かしく・・・

 

「わ、悪い!」

 

そう言って俺はすぐ後ろを向く。

 

「(くっそ…なに俺はしっかり見てんだよ、馬鹿ヤロウ。)」

 

不意に後ろから声をかけられる。

 

「わ、私も注意してなかったから、聖摩君に非はないよ。それに別に聖磨君になら見られても……ゴニョゴニョ…。」

 

後半部分があまり聞こえなかったが、とりあえずそんなことしている時間はない。

 

もうすぐでSHLが始まってしまう時間。

 

今日は織斑先生が担当のため、急いで二人で登校する。

 

 

なんとか間に合い、一時限目が始まったが、とても授業どころではないほど。

 

どうしても今朝の出来事が頭から離れない。

 

「(結構穂香って胸あったな……って俺は何を考えてるんだ? いやそりゃ穂香はそれなりに可愛いし、気立てもいいし、あれ、俺ってもしかしてあいつのこと……そんなわけない、ただ裸を見ただけで恋するんならセ〇レなんて仕事は存在しない!)」

 

とりま、無茶な難癖をつけて忘れようとする。

 

ガスッ

 

「おい、東郷。教員の話はきちんと聞け。」

 

はい、重い一撃ありがとうございます。

 

ほんの少しだけ頭めり込んだ気がするけど?

 

というかぱっと見じゃなに考えているかわかるはずないのに……

 

ブリュンヒルデの名は伊達じゃない、か。

 

さて、殴られたけど授業に取り組むか…

 

「授業といきたいところだが、ひとつ連絡しておく。お前たちはもう知っているとは思うが、一ヶ月後はクラス対抗リーグマッチがある。よって今日からリーグ前日まで第一アリーナから第六アリーナすべてを解放する。自由に練習してもらって構わん。」

 

うん、俺今知ったんだけど。

 

「とはいえ去年の学年別トーナメント前練習のように騒動を起こして使用禁止等とならんように。あと、春風、せいぜい頑張れよ。」

 

って穂香クラス代表かよ。てことはあいつも専用機があるのか、それとも専用機持ちと同じぐらいの技術持ちか。

 

 

そんなわけで放課後、俺は穂香のところにいく。

 

「いや、お前ってクラス代表だったんだな。ビックリしたぜ。」

 

「ま、まあ成り行きでね。ほんとはクラス代表なんてめんどくさそうだから嫌だったんだけどね。」

 

「ふーん。ま、そんなことはいいんだが、いや、どうでもよくはないけどなんというか…その…な、なんだ。れ、練習っつーか模擬戦一緒にしねぇか?」

 

「ふぇ?」

 

「いや、ほら。俺らも一年間ぐらい会ってないじゃん? だからいろいろ話もあるだろうし。嫌なら別にいいんだがな。というよりも、本当のところは、動かしかたを教えてもらいたかったんだけどな。」

 

「う、ううん。全然嫌じゃないよ!? じゃ、じゃあいこうか!」

 

急に張り切ったなぁ、穂香。その行動力はどこから。

 

「えっ? 穂香ちゃんて東郷君と付き合ってるの!?」

 

「神は死んだ! 今死んだわ!」

 

周りの子達が小さな声でなんかいってるのはわかるが内容がわからんな。

 

それになんか穂香の頬が赤い気がする……風邪か?

まあ、元気そうだからいいか。

 

とはいえ昨日から今日の朝にかけて全然話できてなかったからな。

 

そんな感じでゆるーくゆるーく、俺たちはアリーナへ歩いていった。




作者「いや、ヒロインしてますねぇ。」

春風「///」

東郷「それよりも、次ぐらいは俺の紹介してくださいよ。本来なら第一話か第二話ぐらいで出すよな?」

作者「もちろんですよ。決して忘れていたわけではありませんよ。」

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