【主人公】ARMORED CORE HOPE THE BULLET【喋らない】   作:アルファるふぁ/保利滝良

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依頼人 クレスト

依頼内容 ランカーAC抹殺

依頼詳細
こんにちはレイヴン、こちらはクレストインダストリアルです
我々企業の不利益になるレイヴンの撃破をお願いします
敵はランカー9位、レイスです
実質的に最強のレイヴンだと目されていますが、現在は低性能の機体を使っているとの情報がありました
これはまたとないチャンスです、イエローマジックとともに撃破してください
今回も貴方の力を貸してください
それでは、よろしくお願いいたします

特記事項 ランカー29位との協同作戦


ep2

クロウが降り立ったのは、廃墟が並び立つゴーストタウンだった

「待ちなさい!」

イエローマジックのレイヴン、アリーの声がする

「かなり近くにいるようです、気を付けてください」

オペレーターの忠告を聞き入れ、クロウは歩き始めた

右手のライフルを視線方向に向け、辺りを見回しながら移動すること二十秒

「邪魔よ!」

黄色の逆関節機が、クロウにスラッグガンを浴びせてきたのだ

メタリックシルバーのACは、ブーストジャンプでそれをなんとか回避した

その後ろには、撃破目標のタンクAC、ティーガー

ACというより最早戦車のような外観の機体に、キャノンから放たれた散弾が大量に着弾する

複数の風穴を開けながら、タンクACは旋回

武器腕をアリーに向けた

ブーストダッシュで楽々とグレネードキャノンを回避したイエローマジック

流れ弾の砲弾がクロウの近くの廃ビルを吹き飛ばした

「弟を・・・返せッ!!」

アリーが叫ぶのと、逆関節ACが両手のスナイパーライフルを撃ちまくったのは、ほぼ同時だった

クロウもティーガーにライフルを撃つ

高速の弾幕

タンク脚部で避けられるはずもない

再び風穴が、ティーガーのコアに現れる

「・・・分が悪い」

チェインガンで牽制射しながら、タンクACが後退する

正面からチェインガンを暗いながらも、イエローマジックはティーガーに突撃していく

クロウは左手のマシンガンを撃つ

形成された弾幕

しかしティーガーも、クロウに弾幕を返す

凄絶な銃撃戦

しかしその銃撃戦のただ中をブーストダッシュで駆け抜けて、アリーはティーガーに肉薄した

スラッグガンを、ほぼゼロ距離で叩き込む

例え装甲に優れる重量ACでも、この距離で散弾を撃たれるのは致命的だ

しかもティーガーは被弾が多くなっていた

ほぼ完全に追い詰められる

しかしティーガーも反撃に出る

イエローマジックがゼロ距離なら、ティーガーもゼロ距離

砲口を逆関節機の腹に押し付け、一発

両手合わせて、二発

「うぁああ!!」

黄色のACの体が、二秒ほど宙に浮いた

コアの一部がほぼ消滅

脚部の上半分はとてつもないほど凹んでいた

中量二脚機がタンクACにミサイルを放った

迎撃機能がスラッグガンの直撃で破損しているので、そのミサイルは呆気なく命中する

しかしティーガーはまだ倒れない

こんどはクロウにグレネードキャノンを向ける

発射される寸前、ここで思いもよらぬ事が起きた

アリーはまだ撃破されていなかった

イエローマジックは、ある程度離れた位置から垂直ミサイルをティーガーに打ち込む

そしてエクステンションの垂直ミサイルも惜しみなく打ち込む

放物線を描きながらミサイルはタンクACに襲いかかった

しかしティーガーは武器腕をアリーに撃つ

グレネードの爆発とミサイルの爆発は同時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには二機のACの残骸があった

ランカー5位が、ブーストダッシュでなんの脈絡もなく現れた

「レイス・・・お前は・・・」

その時にはもう、唯一その戦闘で生き残ったレイヴンはいなくなっていた




アリーに何があったのかは、皆様のフロム脳次第ということで
ブラッディとレイスの関係性も、皆様のフロム脳次第ということで
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