【主人公】ARMORED CORE HOPE THE BULLET【喋らない】 作:アルファるふぁ/保利滝良
「貴様のような成り立てが、この俺に勝てるわけは無いだろう?」
エン・ペラーがゆっくりとそう言うと同時、スレイプニールが背負ったロケットを発射した
ブーストダッシュであっさりとそれを回避し、クロウは反撃のマシンガンを撃つ
回避したからだろうか、上手く狙いを付けられず弾丸はかすりもしない
中量ACの後ろを軽量ACが通り過ぎる
ミスターモルゲンは巧みな動きで砲弾を避ける
四郎がグレネードランチャーをもう一度発射する
クローバーの発射した砲弾はしかし、再びあっさりとグリーフメイデンに避けられてしまった
ブーストを停止し、グリーフメイデンが着地
着地した分ジェネレーターがエネルギーを供給
再び飛び上がる軽量AC
レーザーライフルが撃たれる
それは一瞬前までクローバーのいた地点を貫いた
ブースト移動しながら、クローバーはスラッグガンを発射した
しかし距離が離れているせいかスラッグガンも空中で回避される
マシンガンがクローバーの装甲を叩く
「これが・・・」
両手のハンドミサイルで牽制しながら四郎が後退する
一発以外を全て避け、ミスターモルゲンは言い放つ
「年季が違うのだよ、残念なことにな」
その向こうで、テュポーンが両肩グレネードランチャーを発射する
ブーストダッシュで後退しながら、クロウがそのグレネードを二発とも避ける
爆風とともにミラージュ本社の地面が抉れた
ミサイルとマシンガンが同時に撃たれる
クロウの反撃をまともに受け、テュポーンがよろめいた
「やるわね・・・でも貴方なんかに負けてられないのよ!」
肩武器から両手武器に切り替え、エトナが叫ぶ
グレネードライフルとマシンガンが同時に火を吹いた
回避し、クロウは再びミサイルを撃つ
ロックオンがかけられた高速の弾頭は、エン・ペラーのACスレイプニールの腕を叩き壊した
軽量腕部であったために、あっさりと壊れた
「ぐ・・・くそ!」
残った右手のライフルを乱射しながら、スレイプニールがブーストダッシュで横に移動する
それが命取りになった
ハイレーザーライフルのチャージを完了させ、クロウが右腕を上げる
そして、引き金を引いた
レーザーはスレイプニールが数瞬後にいるであろう地点に飛んでいった
予測射撃
それは見事に的中、レーザーは四脚ACのコアを貫通した
何秒か煙を吹き散らして、スレイプニールはエン・ペラーと共に消し飛んだ
バラバラになった破片がクロウに少しだけ降りかかる
「これは・・・やはり・・・」
クローバーが背中を向け、OBで撤退していく
「四郎が無理なら私には・・・」
テュポーンも同じくOBで戦闘領域から逃げ出した
「終わったようだな、いやはや老骨には染みるな」
グリーフメイデンが辺りを見回す
ミラージュ本社は、様々な所から火の手が上がっていた
「企業に宣戦布告・・・これからどうなるのでしょうか・・・」
オペレーターが、そう呟いた
差出人・デルタ
件名・ご苦労だった
本文
作戦の成功は、君達のお陰だ
しかし、今回のことだけで企業に勝利したとは言えない
これは第一歩なのだ
申し訳ないが、引き続き協力を頼む
今回は本当にありがとう
現在「続き書いてくれる人募集中」という作品を製作しております
AC関連作品です、よろしくお願いします