【主人公】ARMORED CORE HOPE THE BULLET【喋らない】   作:アルファるふぁ/保利滝良

30 / 41

依頼人 クレスト
依頼内容 研究施設襲撃

依頼詳細
レイヴン、緊急の依頼です
キサラギが危険な研究を行っているそうです
我々はこれから、彼らの研究施設へ押し入ろうと準備しています
調査によるとキサラギは、少々非人道的な研究をしているようです
なので、研究施設は押さえ、実験も強制終了させなければなりません
貴方にはキサラギの送り付けたACを撃破してもらいたいのです
その他の方は我々の部隊がなんとかしますが、ACは貴方にお任せします
それでは、よろしくお願いします

特記事項 なし




ep3

 

オペレータが叫ぶ

「来ました、レイヴンです!」

二機のACが、クロウの目の前に突き進んでくる

ランカーACが二機

ブラザーズジャンプとブラザーズダッシュだ

「兄弟よ、あれが例のか?」

「そのようだ兄弟、一機とはいえなかなかの腕前と聞く・・・抜かるなよ」

「わかっているさ兄弟」

フロートの方のブラザーズダッシュは、ライフルを撃ちながらクロウの周りをブーストダッシュし始めた

タンクの方のブラザーズジャンプは、パルスキャノンを構え、ブーストジャンプで上へ登っていく

ライフルの弾を一発食らい、中量ACは右手のスナイパーライフルをブラザーズダッシュへと向ける

しかし、引き金を引く寸前、ブラザーズジャンプのパルスキャノンが頭上から降り注いだ

ブーストダッシュで避けたものの、スナイパーライフルをブラザーズジャンプへと構えた瞬間、ブラザーズダッシュのライフルがクロウのスナイパーライフルを貫通した

最早撃つこともままならないそれを捨て、ブラザーズジャンプからブラザーズダッシュへと狙いを変える

が、レーザーがクロウのコアを焼いた

ブラザーズジャンプの攻撃だった

だんだんと、追い詰められる

A・テリーを狙えばブラザーズダッシュが

T・テリーを狙えばブラザーズジャンプが

まるで息の合った素晴らしいコンビネーションは、着実に灰色の二脚を追い詰めている

「トドメを刺すぞ兄弟!」

「やってしまえ兄弟!」

どちらかが攻撃しようとしたとき、通信が入った

「こちらミッドナイトメア、ブラッディだ・・・助太刀しよう」

同時発射のミサイルが、ブラザーズジャンプに盛大に当たった

熱によるチャージングで、ブラザーズジャンプは地へと落ちる

ブーストが切れたのだ

ライフルをミッドナイトメアに向けるブラザーズダッシュ

しかし、クロウが格納ハンガーから取り出したプラズマライフルを撃ったのが先だった

装甲の薄いフロート脚部に直撃し、著しく機動力を削がれるブラザーズダッシュ

ブラザーズジャンプが、ブラッディの中距離からのタブルトリガーを食らいまくる

リニアライフルで動きを封じ込め、通常ライフルで装甲を削る

ミサイルは既にパージして、機体は軽くなっていた

軽量二脚の、それもランカー五位の高機動戦法

遅いタンクでは手も足も出ない

「どういうことだ兄弟、これは!?」

「馬鹿な、ブラッディだと!兄弟、一旦逃げよう!」

「させると思うか?」

クロウがマシンガンを撃った

脚をやられたフロートが避けられるハズもなく、次々とその弾丸は当たる

ミッドナイトメアが両手の武器をパージした

格納から、ブレードとハンドガンを取り出す

OBで距離を詰め一閃

ブラザーズジャンプのコアを引き裂いた

クロウも、プラズマライフルをブラザーズダッシュに撃ち込む

吸い込まれるようにエネルギー弾が命中した瞬間、ブラザーズダッシュは爆発四散した

 

 

 

 

 

「キサラギめ、いつもいつも乱世を呼び込む」

ブラッディはそう吐き捨て、灰色の中量二脚の方を向いた

「君は・・・依頼とはいえ秩序を守ってくれたんだ、感謝しよう」

ミッドナイトメアは後ろを向くと、ブースターで飛び去った

「一体、彼女は・・・」

オペレータが不思議そうに言う

クロウのレイヴンは、答えない

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。