【主人公】ARMORED CORE HOPE THE BULLET【喋らない】   作:アルファるふぁ/保利滝良

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依頼人 クレスト
依頼内容 スティルメイト拠点襲撃

依頼詳細
お久し振りですレイヴン、こちらはクレストインダストリアルです
貴方とブラッディの活躍で、スティルメイトは虫の息です
彼らの基地を襲撃し、更に戦力の減少をお願いします
この拠点は一機のACしか戦力を置いていません
重要なのかは定かではありませんが、彼らは強力なACで我々と張り合っています
ここで倒しておかなければ、後々には危険です
ブラッディと共に、このACを撃破してください
それでは、ご武運をお祈り申し上げます

特記事項 ランカー五位との協同作戦



ep6

 

赤い

一面が赤だ

それは何故か

単純な理由だ、今が夕暮れ時なのだ

「見えたぞ、あれだ」

ブラッディがそう告げた

その向こうには、四脚のACが一機

「ここから先、お主らを通すわけにはいかぬ!」

リニアキャノンを向けながら、雷切が突撃してくる

「覚悟せい!企業の使い走りどもよ!」

クロウがブースターを起動する

推力が機体を前進させてくれた

ブーストダッシュのついでにマシンガンを撃つ

連続して放たれるマズルフラッシュが敵を襲う

ブースターの向きを変えて四脚がマシンガンを回避する

「まだまだよの」

千鳥の攻撃だ

リニアキャノンをミッドナイトメアに叩き込む

弾速の速さに、軽量機体は直撃を食らった

「何!?」

「成敗!」

ACが右腕を引く

射突ブレード、当たればどんなACだろうと粉々だ

突撃する雷切

避けれない軽量機体

だがクロウが右手の武器を撃ったのだ

直撃

千鳥が反動で動けなくなる

「ぬお!小癪!」

プラズマライフルが二回目の弾を吐き出す

ブーストジャンプで回避し、一度距離をとる四脚

その後ろから、一つの機影

「敵増援です!ACが一機!」

オペレーターが慌てたような声で言う

「クラディオスか!かたじけない!」

「千鳥、敵は一筋縄じゃいかない・・・気を抜くなよ」

「応!」

ブースターが唸りをあげた

逆関節ACジオセントリズムが武器腕マシンガンを乱射する

数発をかすめながら、クロウはプラズマライフルをパージ

ミサイルで新手を狙う

が、発射されたミサイルは呆気なく迎撃レーザーにより撃ち落とされる

ミッドナイトメアがライフルを撃ち込むが、軽快な空中移動はやすやすと当てさせはしない

「落ちろ!」

EOを起動させ、逆関節はブースターで突っ込んできた

同時に雷切もブーストダッシュを始める

マシンガンを向ける中量AC

しかしジオセントリズムの方が弾幕が厚い

撃ち合う二機

互いの間に銃弾の嵐が吹き荒ぶ

クロウの両手が穴だらけになり、破損

クラディオスもボロボロになった

コアが特に損傷が激しく、EOと迎撃レーザーは使い物にならないだろう

しかし、クロウがもう手も足も出ないのは確実

レーザーブレードを構え、雷切が突っ走る

このままでは中量ACは撃破される

「終わりにする!」

しかしブラッディはそれを阻止する

ミサイルだ

七発同時発射の高い瞬間火力

千鳥に向かって飛んでいく

動きは止まった

ブレードモーションはキャンセルされ、衝撃で固まる

そこに、クロウが肩のミサイルを撃ち込む

あっさりと当たる、一発

「無念・・・!」

雷切が機能を停止する

ミッドナイトメアは武器を三つパージした

一瞬でスピードが桁違いに速くなる

ブーストダッシュを止めず、ブレードを振る

もちろん動き回るクラディオスにブレードは当てにくい

なので、ハンドガンの被弾反動で動きを止める

一閃

レーザーが逆関節ACを引き裂く

「潰える・・・のか・・・」

二機のACが動きを止めた

そのコアからは膨大な煙が溢れ出ている

「敵の全滅を確認・・・いや、待て!」

停止した軽量ACの視線の先、一機のACが佇んでいる

黒い重量二脚

「待て!」

その声を無視し、こちらを見ていたそのACは踵を返して去っていった

「・・・レイス」

 

 

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