【主人公】ARMORED CORE HOPE THE BULLET【喋らない】   作:アルファるふぁ/保利滝良

36 / 41
依頼人 ブラッディ
依頼内容 スティルメイト完全撃滅

依頼詳細
ついにこの時が来た
スティルメイト首魁、レイスを完全に撃破する
奴は旧時代のロケット施設を仮の拠点として抵抗を続けている
私達はそれを襲撃、完全に息の根を止める
通常戦の時点で押されているスティルメイトがACを失って存続できるハズはあるまい、これが最後の仕上げだ
ここまで本当によく戦ってくれた
さあ、本当の秩序の為に、力を貸してくれ

備考 ランカー5位との協同作戦


ep8 前編

 

二機のACが、輸送ヘリから投下された

一機はクロウ

もう一機は、ミッドナイトメア

「おかしい」

ブラッディは言った

「これほど接近して何も反応がないだと?罠か」

ミッドナイトメアの頭部が辺りを見回した

その時、一条の光線が飛んでくる

弾け飛ぶ光

膝を屈する軽量AC

「・・・しまった・・・」

ミッドナイトメアから煙が吹き出す

「これ以上、好きにはさせませんわ!」

一機のタンク脚部ACが、左手のプラズマライフルを構えながら接近してくる

クロウは両手の射撃武器を静かに向けた

「レイヴン、レイスがまだ確認できていません!気を付けてください!」

オペレーターが早口ぎみに報告する

タンクAC、ボルケーノMt.が両肩部大型レーザーキャノンを放った

その武器は、ACが使用できるものの中で最強クラスの武装である

空中でブーストしながら避け、ミサイルを撃つクロウ

しかし中量ACの放った一発だけのミサイルは、刹那にして敵の迎撃装置に撃ち落とされてしまった

パルスライフルとプラズマライフルのダブルトリガー

ボルケーノMt.の攻撃はエネルギー主体で、尚且つとてつもなく火力が高い

高速で撒き散らされるパルス弾を食らい、その後プラズマライフルも当たれば、あっという間に撃破されてしまう

コアに何発かが命中する

「あともう少し・・・!」

ボルケーノMt.を駆るアシュカが呟く

灰色の中量二脚はミサイルとマシンガンを乱れ撃つ

しかしミサイルはやはり迎撃レーザーで無力化され、その厚い装甲はマシンガン程度を通さない

プラズマライフルとレーザーキャノンが同時に飛んできた

右に機体を揺らし、ギリギリでかわす

しかし、パルスライフルが当たる

クロウの機体熱量が上がる

ラジエーターがジェネレーターのエネルギーを奪う

冷却中にまた被弾

プラズマライフルである

脚部破損

そして熱量が限界に達した

エネルギーが、切れた

「終わりですわ、これが!」

レーザーキャノンが向けられる

しかし、エネルギー切れでブーストは使えない

そのはずだった

クロウはエクステンションを起動する

それは、EN回復装置

エネルギーが瞬時に満タンになる

ブーストダッシュ、避けられるレーザー

そして放たれるハイレーザーライフル

「そんな!」

中量二脚はブーストダッシュを連続で行った

後ろに回り込み、ミサイルとマシンガンをもう一度連射する

ミサイル迎撃装置は背後からのミサイルには反応しない

そしてマシンガンも、大量に食らえば熱量ダメージとなる

ボルケーノMt.は、武装とフレームパーツに力を入れていた

しかし、ジェネレーターとラジエーターは安物の貧弱パーツであった

エネルギー武器を多数使用すればすぐにエネルギー残量は無くなる

その状態で熱量が異常に上がれば、ラジエーターが全く追い付かない

「ごめんなさい、レイス・・・」

熱量ダメージが限界に達し、ボルケーノMt.は爆発した

破片が散らばる

「レイヴン、もう一機来ます!ACです!」

何かに気付いたオペレーターが急いで報告する

空中からブーストで現れた、黒い重量二脚

デスサイズだ

「・・・ここまで来たのか」

着地したレイスが、静かに言った

「ならば決着を付けてやろう」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。