エルフィン「……」
マリー「裏切られたんじゃないですか?」
エルフィン「そ、そんなことないわよ!きっと時間がかかってるだけよ!」
ネル「そうだとよいのですが…」
5人は王宮から追い出され王国の郊外に潜伏していた。
ベルベットが王座に就き3日。確約していたパンの配給もロレットが勝手に言ったことでもう既にあいつは追放したと言われ無くなった。
果物の支援も無くなりパンの配給もない
逆らえばどんな事をされるか分からない
妖精達は地獄のような日々を送っていた
妖精「ベルベット様。人事の報告ですが…」
ベルベット「俺様に楯突いた馬鹿な妖精は調理場に送ってやったからな。嫌いなパクチーの匂いを嗅ぎながら後悔しているだろう」
妖精「はい。新しくベルベット様に忠誠を誓うものを用意したので…」
ベルベット「そんな事はどーでもいい。明日から一般の妖精達を徴兵して訓練させろ。力を蓄えてからベリティエンに攻め込んであそこも俺のものにしてやるからな」
魔女「ベルベット!大変だ!!」
ベルベット「なんだ騒々しい!それとベルベット様と呼べと言っただろ!」
魔女「そんな事言ってる場合じゃないよ!エルフ達が攻めてきたんだ!」
ベルベット「はぁ?なんであんな奴らが?」
ベルベット「分かったぞ、あいつらも妖精王国を奪いに来たんだな」
ベルベット「のろま共が。もう一足先に俺がこの王国の支配者になったんだ、あいつらを追い返すぞ!!」
ベルベットは大きな声で叫ぶ
ベルベット「のろまなエルフ共がここまで来た!戦え!逃げれば俺がお前らを週末農場へ送ってやるからな!」
ベルベットは妖精王国民を無理やりエルフ達の対処に宛てた
王国民は逆らう訳にはいかず不本意ながらエルフ達と交戦することになった
エルフィン「エルフ達が…助けに戻ってくれた!!!」
ネル「良かったです。裏切られたわけでは無かったようですね」
エルフィン「急いで救援に向かうわよ!」
リニュア「どうして妖精達が…」
カンナ「どういう事だ!?何故魔女じゃなく妖精の民間人が攻撃を仕掛けてくるんだ!?」
エレナ「我々が戻ってくるのが少し遅かったようだな。魔女の軍隊との戦いを想定していたから鎮圧版だけでなく他の軍属のエルフまで引っ張り出してきたがそれが仇となったようだ」
エレナ「それに砂糖の件は我々の仕業だと説明してしまったからな」
リニュア「み、皆さん落ち着いて下さい!私達はこの土地を不当に占拠する魔女達を倒す為に助成に来たのです!」
妖精1「……」
妖精1「お前たちがあんな事をしなければ…」
エレナ「申し訳無いと思っている。その罪滅ぼしをさせて欲しい」
エルフィン「みんなー!!!!」
エルフィンが走ってやってきた
妖精1「女王…?」
エルフィン「はぁ…はぁ…」
エルフィン「みんな。聞いてほしいの」
エルフィン「私があなた達を守らなければいけないのに、それができなくてごめんなさい」
エルフィン「私がエルフたちに頼んだの。私を助けてほしいって」
エルフィン「お願い。そこをどいて」
妖精達はざわつき始める
妖精2「もう遅いんだよ…」
妖精2「私たちはパン欲しさに獣人達を追い出した。もうこれしか道は…」
エルフィン「…後でディアナ達に謝りに行きましょう。」
エルフィン「このままベルベットの下についてもパンも何も貰えないわ。」
エルフィン「お願い。」
ベルベット「俺達も行くぞ、エルフ共を追い返すからな」
ベルベットが斧を担いで魔女達と共に王宮を出ると
こちらに向かってくるエルフ達が遠目に見て取れた
ベルベット「なっ!もう妖精達はやられたのか!?」
魔女1「どうしよう!向かってきてるぞ!」
ベルベット「ふ、ふん!民間の妖精じゃ正規軍には勝てないのは分かりきってた事だ!」
ベルベット「あいつらと一戦交えるぞ!」
カンナ「アレがベルベットですか?」
エレナ「そうだな。数十人程度しか居ないが魔法に長けた種族だ、気をつけて当たれ」
エルフの兵士とエルフィン一行は魔女達と交戦し数の力で魔女達を圧倒した
旗色が悪くなったのを見ると魔女達はベルベットの元から去っていきベルベット一人になった
ベルベット「クソッ!俺様の完璧な計画が…」
ベルベット「妖精達がエルフとも組んでたなんて…」
ベルベット「まだだ…あの女王さえ拘束してしまえば…」
ベルベットはエルフィンに切りかかり人質に取ろうとするも魔力弾で抵抗され敢え無く失敗する。
そのままベルベットは逃げ出した。
エルフィン「…やったのね」
こうして反乱と魔女の騒動は一旦収束を迎える
妖精王国の住民達は女王主導で街の復興作業や荒れに荒れた王国の再建にとりかかった