「まったく遅いぜ!」
理恵の話が長いのもわかるがこれでは遅すぎるもう20分も過ぎた。
「あぁ…すまない」
今日はやけに素直だな。
いつもなら言い返してくるのに…つまんね
「ケッ!」
「はいはい喧嘩しないの!」
髪の色が黒と白の半分で分かれている魔法少女が言った。
「うるせーぞコミュ!」
「ちょっあんた!消化できないっからってわたしに突っかかってこないで!」
「ほらフエルテさんもコミュちゃんも落ち着いて」
こうやって諭してくるのは海のように青い髪をしているオーシャン。
まだ中学生なのに1番大人と言われているが俺は納得していない。
「うんうん元気なのはいいことだね!」
目をパチクリさせて星の擬音を出しているのはステラ。
こいつの特徴は瞳の中が星形になっていることだな。
今は暇な時ルーチェとアイドルやっているらしい。
「そういえばルーチェは?」
「あの子は今日は不参加だよ!」
あいつは光のくせに怠け者だ。
前に見に行った時アイドルもステラに無理やりやらされている感が凄かった。
それがいいと言っている人もいるみたいだが…
「お前も起きろよもう始まってんだぞ!」
「………」
「おいってば」
「…何?」
真横でクカクカ寝ているやつを揺さぶり起こす。
黒髪の頭が上がると目を開けているアイマスクをしていた。
正直こいつが1番ムカつく。
こいつはメモリアだ。
なんでこんな会議にむかつく奴しかいないんだ!
「すいません、すいません」
でその横でずっと理由がわからない謝罪をしている銀髪の魔法少女がミロワールだ…
「みんな、遅くなったわね」
そして扉がが開くと入ってきたのは会長ーーもといフトゥールムだ。
基本的に会長がフトゥールムと知っているのは俺たちトップ10しか知らない。
入ってくると部屋は急に静かになった。
相変わらずメモリアは寝ているが…
「あぁ待ってたぞ」
「え?もうフトゥールムが来たってことはアジュダは?」
「えぇアジュダは緊急で救助に行っているから遅れてくるわ」
それなら仕方がないな。
おっフトゥールムの秘書が入ってきて彼女の横に立った。
「只今よりトップ10の皆様の会議を始めます」
「まず紹介からです」
「第一位 フトゥールム様」
これはさっきも見た通り会長だな。
「よろしく頼むわ」
「第二位 ステラ様」
あそこの会長の横にいる青と紫のグラデーションな色をした奴だ。
「今日もよろしくね!」
また目をパチクリしている。
「第三位 コミュ様」
「愛子ちゃん!様付けじゃなくていいよって何回も言ってるでしょ!」
このうるさい奴だ。
秘書の愛子は一旦無視して紹介を続ける。
「第四位 ルーチェ様……はいませんね」
「ルーチェは?」
フトゥールムがステラに聞くが理由はもうわかっているようだ。
「多分サボりだね!」
「…そうかあとで厳しく言っておこう」
会長も大変だな…あんな奴らの責任者だなんて。
「では気を取り直して第五位 フエルテ様」
「よろしく頼んだ」
名前を呼ばれたので挨拶はしておく。
挨拶は友好の元だからな。
「第六位 オーシャン様」
「よろしくね〜」
なんともゆったりしている奴が六位のオーシャンだ。
正直怒ると1番怖い。
あの時の可哀想なシャチを思い出す。
あれはイモった奴が悪いけど…
「第七位 アクセル様」
いつも女だが男っぽい格好をしている奴だが。
今日は何故か大人しい。
「よろしくね」
「続きまして第八位 アジュダ様は今日は遅れてくるそうです」
「最悪終わってからくるかもしれないわ」
そうか正直この中で1番の良心と言ったらあいつだからな。
善性がすぎるけど。
正直ジャスティスと1番似ているかもしれない。
「第九位 メモリア様…メモリア様?」
「はぁ、メモリア?」
フトゥールムが威圧を強めてメモリアに話しかける。
「は、はい!」
アイマスクをとって直ぐに起き上がった。
「会議中は寝ない」
「わかりました」
ざまぁ見ろだなこれは。
「最後に第十位 ミロワール様」
「すみません…」
だから何の謝罪だ。
正直1番苦手かもしれない。
謝られてばかりだとこっちが少し言いにくいというか…
まぁそんな感じだ。
「では本題に入ります。本日緊急会議のお題は白の魔法少女エンドと魔人についてです」
「では始めましょう」
こういう会議は大体フトゥールムが進行を握っている。
「正直〜どちらも情報が足りないんじゃないの〜?」
「そうね!わたしが聞く限りは何も足りないと思うわ!」
大体会議と言ってもコミュ、オーシャン、フトゥールム、アクセルで回る。
だけど聞いとかないと今後に支障が出るかもしれないからな。
「えぇだからこれからどう扱うのかって話だね」
「なら魔人に関してはメモリアに頼むのはどうだ?」
「えっわたし?面倒くさい…」
「でも調査に関しては貴方が1番優れているわ」
「…わかりました」
とても嫌な顔で引き受けたな…
「で白の魔法少女エンドに関してはどうしようかしら」
「あれは警戒したほうがいいね」
「そうね…彼女に関しては場所によって対応するようにしましょう」
「そんなにか?」
そこまで警戒するほどか?
俺には注意するようには見えなかったが…
「何わかってないの?アクセルを撒けるのよ!」
「それは警戒しないとな」
俺でもアクセルは撒けねぇのに一発で撒けるなんて警戒は必要だな
「よし報告も終わったことだし何か近況報告でもしましょ。愛子お茶お願いするわ」
「わかりました」
………………
……………
…………
そして最近の報告が続いて解散した。