無の魔法少女   作:ゴス

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EP:2 契約

「ついたよ」

 

大人しく待っていると20分ぐらいでついたと言う報告が来た。

学生カバンのチャックが開くとそこには女の子らしーーくないな。

え?何この部屋?彼女はミニマリストかなセミダブルのベットと木製の机と椅子があるだけ。

これが今の女子学生の部屋?なんて無機質なんだろう。

あっいい匂いはする。そこは女の子らしい。

 

「そういえば聞いてなかったわね」

 

「ん?何が?」

 

「名前」

 

そういえば僕も言ってなかったな。急すぎて自己紹介する暇もなかった。

 

「僕の名前はムイ!君は?」

 

「私の名前は白川華。今は高1よ」

 

華ちゃんって言うのかようやく名前が聞けた。

 

「早速本題に入るわ。私と契約して」

 

キター!え?本当に?何かのドッキリじゃないよね?

 

「ちなみに決め手は?」

 

「あなたの無属性よ」

 

え?僕の無属性で決めたの?今までこんな蔑まれた属性なのに?

 

「私には丁度いいのよその属性が」

 

「どうしてわかったの?」

 

場合によっては頭に妖精粉を練った帽子被らなきゃ。

 

「顔に書いてあったわ」

 

よかった表情に出てだだけか〜よくはないけど。

 

「どうして無属性がいいの?」

 

そう華ちゃんなら氷とか似合いそうなのに

 

「私が無属性が得意だからよ」

 

ん?どう言うこと?

 

「え?どう言うこと」

 

あっ思わず言葉に出ちゃった。

 

「そういえばそこからだったね。私魔法使えるの」

 

え。

 

「え〜〜⁉︎」

 

契約してないのに?

 

「信じられないと言う顔ね」

 

そりゃ信じられないよ近くに他の妖精の気配もないしどう言うこと?

 

「まぁ予想範囲内だから見せてあげるわ」

 

「え?ほんと⁉︎」

 

「その代わり私と契約して」

 

契約したら彼女の魔法を観れるの?なら今すぐに契約しなきゃ。

 

「じゃあ契約するよ僕が『汝の名は』と聞くからこれからの魔法少女名を答えてね」

 

「えぇわかったわ」

 

「じゃあいくよ『汝の名は』」

 

その言葉を発すると周囲に魔法陣ができ一本の赤い糸が出てきて互いの手首に絡まった。

 

「エンド」

 

華ちゃんが名前を答えると魔法陣が消えて元の空間に戻るそして赤い糸もそれぞれの体に取り込まれていった。

 

「これで完了!」

 

期待の眼差しを華ちゃんに向ける。

 

「わかったわ。まず魔法少女になりたかった理由は私が魔法を使うためのカモフラージュなの」

 

それは頭の悪い僕でもすぐにわかった。

そうじゃないとこんな無属性に契約するはずがない。

だって僕でも無属性は弱いーー

 

「ーーあなたは勘違いしている」

 

「え?」

 

「無属性は弱くない」

 

そんなことを言ったって…

 

「今からそれを見せてあげる」

 

そうだったね魔法を見せる約束だった。

 

「私に掴まって。じゃないと認識できないから」

 

え?今から使うのは無属性だよね?そんな魔法あるの?そう言う系は闇じゃない?

 

「ほら見てて」

 

僕は華ちゃんに掴まっていると彼女が立ち上がり窓へ向かった外には真っ青な空に鳥が飛んでいて下には車が動いている。

彼女が指を鳴らした瞬間ーー色が反転した。

 

「え?色反転だけ?」

 

「いいえしっかり外見て」

 

え?うそ…飛んでいる鳥がその場で止まっている。

したの車も全く動いていない。

 

「時が止まってる?」

 

「惜しいわね、これは無属性の内の一つの権能〈維持〉よ」

 

え?無属性にそんな権能あるんだ。

 

「今まで知らなかった」

 

「それはあなたが知ろうとしなかっただけ」

 

もう一度、指を鳴らすと元に戻った。

 

「これからのよろしくね、ムイ」

 

僕はすごい人と契約したのかもしれない

 

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