「華ちゃんすごいね!変身なしで使えるなんて」
「えぇありがとう」
……あっ、一つめっちゃ大事なこと言い忘れていた!
「あの華ちゃん?」
「ん?どうかした?」
「あのぉ一つ言い忘れていたことがありまして」
「何を?」
何も表情が変わっていないのが逆に怖いっす華ちゃん!
「魔法少女になるとこれから身長も姿も全く変わらなくなると言うことがありまして…あぁ大丈夫しっかり寿命はそのままだから!」
「気にしないでいいわよ」
え?普通気にするよね?
こう肌が若いままだから嬉しいとかそんな年まで魔法少女しないといけないの?とか色々…
「私に寿命はもうないの」
「え。華ちゃん今何歳なの?」
そんな美少女で寿命がないなんて…華ちゃんには一体何があったんだろう。
「失礼ね私今学校行っているんだよ」
「ごめんね」
「いや別にいいわ気になるのは仕方ないし」
「まぁ気にすることじゃないし今は聞かないでおいてあげるよ」
僕の言葉に華ちゃんは微笑んでくれた。やっぱり笑顔が綺麗だな〜。
「ありがとう。いつか話してあげるわ」
「そんなことより無属性についてもっと教えてよ」
僕はこれが聞きたい。今まで蔑まれた属性がこんな強いなんて。僕自身初めて知った。
「えぇいいわよ。無属性ってのはね全部で三つの権能があってそれが全部混ざって無属性っていうの」
へぇ3つなんだ一つは確か維持だったね。
「一つはさっき言った〈維持〉ねあと二つあって一つは〈破壊〉もう一つは〈創造〉よ」
全く反対な権能が出てきた。僕にも使えるかな。
「あなたは頑張ったら〈創造〉はできるんじゃないかしら」
……さっきから本当にどうやって僕の心を読んでいるのだろう?
やっぱ妖精粉の帽子被らなきゃ。
「まぁこれはおいおい頑張ることね」
あぁ話が切られた。
……よくよく考えれば僕契約したんだよねさっきの華ちゃんの魔法で吹っ飛んでいたけど僕って契約したんだ!
さすが僕!。やればできたよ。今度あいつらに自慢しよ〜
じゃあ早速協会に登録しないとね。
「協会に登録しに行こう」
その言葉に華ちゃんは不思議そうにーー
「何言ってるの?登録なんて行かないよ」
と言った。
アウトォォォ〜!
「え?協会だよ!あの全魔法少女が憧れる」
僕は慌てて説得しようとした。これで入らないと自慢ができないじゃないか。
「私は憧れてないから「全」じゃないね」
そう言う事じゃなくてこれじゃ「僕の自慢が…」
「諦めて」
何を?もしかして声に出てた?
ならもう隠す必要はない。
いやだ!僕は諦めるわけには。
「そんな器狭いから契約されないんじゃないの?」
うぐっなかなかストレートに言うねぇ…
そんな言葉だから僕も少し冷静になってきたよ…
「まぁ個人で活動するから名声に関してはある程度は手に入れれると思うよ」
……さすが!僕のパートナー!わかってますねぇ!
「うん初めからわかっていたよ、そんな事」
華ちゃんから疑いの目を向けられているが今は無視無視。
「調子のいい奴め。まぁいいよ。ムイ、とりあえず変身の仕方教えて」
おっとそうだったね華ちゃんは変身しなくても魔法は使えるけど、カモフラージュのために変身は必要だったね。
「とりあえずチェンジと言ってお腹をタップすると変身するよ」
華ちゃんがお腹をタップすると制服がお腹を中心にだんだんと姿が変わっていく。
やっぱり何回見てもあの人の映画で見た◯ーベルのナ◯スーツにしか見えない。
これは…なんか魔法少女特有のフリフリと言うよりドレスだね
「機能性は問題ないね」
自身の姿より機能性を優先している人初めて見た。
「これで活動できるよ!華ちゃん」
「えぇ、まず他の魔法少女の戦い方を見ましょう」
確かに華ちゃんは少し特殊だからね。それは仕方がない。
あれ華ちゃんが急に立った?え?そこ窓…まさか!
「華ちゃん早まらないで!」
「どうしたの?」
「どうしたの?…じゃないよ!どうして飛び降りようと思ったの⁉︎」
心底不思議そうな顔をするなぁ華ちゃんは
「て言うかステッキは?」
「ステッキ?そんなものないよ」
あっダメだ華ちゃんは多分魔法少女の存在は知っていて内容は知らない人だ…
これからの僕の苦難が思い浮かんでいく。
「別になくてもいいでしょ」
確かにステッキは必要ないけど!魔法はその人のイメージでできるけど…
「なんかね?ほらロマンってものが」
「そんなものいらないわ」
あぁもう!どうしてこうなった…