別世界を生き抜いた女の転生サイヤ人ライフ 未来トランクス編   作:ミルク見るぜ

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少し日にちが経ってしまいました。

前話にしおり2件ありがとございます!

ザマスの思考がかなり揺らいでます。
「ザマス様は頑固さと貫く意思がウリだろう!?恥を知れ!?」みたいな方はそっ閉じでお願いします。


第10宇宙来訪③ ザマスの苦悩と残酷なる運命。

一方、悟空達の世界の第10宇宙。時間的には悟空達が離れた

1日後である。

 

ザマスは、ミミとの対話から気持ちが揺らぎ、普段ならあり得ない事に、界王神の修行の一環である精神統一の為に入れたお茶の色すら濁らせるほど悩んでいた。そんなザマスにゴワスが問う。「茶が濁っておるな。大方あの件か。」ザマスはゆっくりと口を開く。「…そうです。あのミミと言った女性の言葉が離れないのです。」

 

「人間は、復讐するだけではなく、寄り添い、愛し合えると…そして自分にもそんな存在が現れるかもしれない…と…」

 

拳を握り眉をしかめると、

 

「果たして、本当に、そんな事はあるのでしょうか…ゴワス様」苦悩を告げた。そんなザマスにゴワスは「ふむ…」顎に手を置くと、時の指輪を見せて、効力を説明し、「では、人間の命の営みを見て、学ぶとしよう。」と人間の生活の見学を行うため、ババリ星という未開拓の星に向かった。まずは今のババリ星の様子を見た後、1000年後のババリ星の様子を見た。

今のババリ星を見た後に見た未来のババリ星の住民は確かにリーダーの崇めるという習性や知能が生まれていたが、ザマスには1000年経っても変わらない物騒な部分が見えてしまっていた。すると、侵入者と思ったババリ星人がゴワスを棍棒で叩きのめそうとした。ザマスが間に入り止めるが、それでもなお棍棒を振り下ろそうとしていた。

 

目の前の相手が「自分達を見守ってくださる神とその見習い」というのも分からず、叩き潰そうとする醜悪な様子に止めるだけでは止まらず、紫の気の刃を作りだし、切り払おうとしたのだ。ゴワスは「ザマス!やめなさい!歴史を変えてしまうぞ!」と言うも止まらない。(やはり、人間は醜い!1000年経っても変わらないではないか!)内心叫び、斬ろうとした矢先、(あなた様もきっと良い人に会えるかもしれません。見ていないだけで。)という言葉が穏やかな笑みと灰色の瞳の映像と共に蘇る。びたりと止まった後、気の刃を霧散させ、掌から衝撃波を放ち、吹き飛ばすだけにとどめたのだった。そう、ザマスは一線を越えなかったのだ。

 

 そのままゴワスは時の指輪を起動して元の時代に戻り、「なぜ、危害を加えようとした!」ザマスを叱責する。「あなた様は傷ついてもよろしいのですか!?相手はあなた様が何者かもわからないほどの野蛮なやつですよ!?」青筋を浮かべザマスもゴワスに危険が及んだ事に対して反論する。

「自分の星を守る為の正当な行動だぞザマス!今回は我々が悪かったのだ!」ゴワスに告げられ、ザマスは項垂れる。その様子にゴワスは「だが、お前も良く踏み止まってくれた…成長したようで少し安心したよ。」そう言い、ザマスの肩に手を置く。ザマスはぎゅっと拳に力がはいる。

 

(やつは斬っても問題は無かったはずだ…なのになぜあの女の言葉が…?)

その後、お茶休憩に入ると、ゴワスは神チューブという動画配信を見ていた。すると、ザマスはある映像が目に入り、目を見開く。ミミや悟空が神の気を放って相手と良い勝負をしている様子があったのだ。「!?」(やはりあの者たちは危険だったのだ。人間が神の気を纏うなど…)だが、ミミの姿に釘付けになる。彼女もまた、対戦相手に不敵な笑みを浮かべ、青い神気を纏って立ち向かっていた。

(あの女、ミミだけはなぜだ。あの女も自分をただの人間だと言っていた癖に…なぜお前も神の気を纏う!!野蛮な男と同じように神の気を戦いに使うのだ!!)そしてババリ人を殺すのを踏み止まらせた言葉を思い返し、

(…ならば、あの言葉も私への敬意も嘘だったのか…!?)

(私と同じような雰囲気でいながら…!!)

ぐちゃぐちゃになった気持ちで食い入るように見ていた。

(もう、あの計画をするしかない…。あの女を絶望させてやる。私の思想が正しいと屈服させてやる…!!裏切ったのは、おまえだ…!!)

 

その頃

 ブラック達に敗れた悟空達は作戦タイムに入る。ビルスからも「ブラック達に簡単に負けてるじゃないよ。とっとと別の方法を考えろよ〜。」「後ミミ、おまえは無茶しすぎだ。連れ去られかけたなんて…次絶対するなよ。」と軽くだが、最後のミミへのお叱りは真顔で行った事でミミは「…申し訳ありません…」と頭を下げた。

ウィスは「ビルス様もご心配をする立場になられましたね。」と笑い「いや、違う、その…」とゴニョゴニョと誤魔化すように食べ物を口いっぱいに頬張った。

ミミは少し安心したような顔をした後、表情を引き締め作戦会議を行った。ミミは「全部私、前世の末路まで思い出したから話すね。その上で、作戦立てよう。」切り出した。

不死身のザマスと、超サイヤ人ロゼになったブラックに勝つ為の方法や、勝つ以外の方法を議論をしたが、

最終的な結論としては、『時の指輪をどうにかしないといけない。』となった。なぜなら、例えビルスが世界の分岐点であるザマスを破壊したとしても、ブラックが時の指輪を所持している限りは影響ないというとんでもない代物なのだ。ミミは腕を組む。「魔封波は危険。最悪ポタラ合体をされてとんでもない事になる。前世ではトランクス達が勝てたけどもっとひどい事になってた。」「だからザマスをどうにかするのは後回しにして、ブラックの時の指輪を奪いましょう。」

「過去のザマスをどうにかした後、時の指輪を無くしてしまえば、ブラックの存在は消えるはず。」と告げる。だが、大きな問題があった。ブラックは強さが悟空達以上。時の指輪を狙う隙を作るにはブラック自身を大きく消耗させなくてはならず、至難の業だった。

だからといって今のザマスを放置するわけにもいかない。このままではザマスはゴワスを殺害し、時の指輪を使って一年後の未来に行き、悟空の体を奪う。その結果、悟空は命を落としてしまい、悟天やチチも殺される可能性があるのだ。ブラックの件は、相当深刻な問題へと発展していた。

 

その時、北の界王から連絡が入る。

 ズノー様が何者かに襲われ、脅されたというのだ。タイムマシンで出発する前にミミは北の界王にも話をつけていたのだ。「ズノー様あたりがもしかしたら大変なことになるかもだから」と監視をお願いしたのだ。ズノー様はなんでも知ってるお方だから悟空の体を奪う方法を知る為、ザマスも頼るはずだ。悟空だけは「ズノー様って誰だっけ?」と完全に忘れている表情をした。ミミはずっこけ、「はー!?」と叫ぶと「いや、あんた第6宇宙との戦いの時に超ドラゴンボールの件で覚えてないの!?」と突っ込むがこの情報はすなわちゴワスが命の危機に陥っているという意味をしていた。

 悟空、ミミ、そしてブラックの事件でビルスに呼び出されていた界王神はビルス達と一緒に第10宇宙に行く事にした。ミミは(ま、間に合って!お願い…!!)と祈るようについていった。

 

5人が向かうとそこには、ゴワスが何事もない様子で椅子に座っていた。ミミはホッとしていたが、ゴワスは「おやどうなされたのですか?」と少し驚いた様子で一同を見渡す。構わずビルスは「ザマスはどこだ」と圧をかけていると、ザマスがお茶を持ってやってきたのだった。

「どうされましたか?皆様?」慌てるように見えないザマス。だが悟空とミミを見る時だけは一瞬だけ固まった。ミミは(これは神チューブ見たな)と思うと、界王神が汗かきながら「いやー実はズノー様が襲われたという話を聞いて、その下手人がザマスさんぽい姿の人だったと情報が入って確認しようと思いまして…」包み隠さず率直に言った。

ザマスはぴくっと眉を動かすが、すぐに「私はゴワス様に頼まれて第7宇宙の茶菓子を買いに行きましたが、ゴワス様が仰られた菓子の名前がわからず、ズノー様のところに聞きに行きました。切羽詰まっていたので怖がられたのでしょう。申し訳ない事をいたしました。」と穏やかに笑った。ゴワスも、「私もザマスにそんなに慌てる事は無かったのだぞ。と話をしていたところでした。」と朗らかに笑うが、ミミだけは(ひぇ、ザマスの表情、私もする顔だ。怒ってる)と顔が固くなる。ビルスはミミの様子をチラッと見ると「じゃ分かった。疑って悪かったな」とウィスに命じて一瞬界王神界から皆を離し、ウィスの杖に付いている水晶玉を見た。ビルスが「ミミ、もうやつがゴワスを殺したら破壊するぞ。この期に及んでやつを庇ったりすると容赦しないからな」「…存じております。」




執着ブラック様になる前のザマスはミミに揺すぶられまくってます。

自分は人間であると告げてきた。
     ↓
神チューブでは悟空と同じような戦闘狂な顔を見せた。しかも神の気を纏っていた。
     ↓
自分はただの人間って言ってたではないか!!貴様もなぜ神の気をあの野蛮な悟空と同じように扱う!!神へのあの敬意は嘘だったのか!?
     ↓
あの言葉はなんだったのだ。私と同じ雰囲気を持っていたくせに…!
     ↓
…ならばおまえの思考を否定し、私の思考が正しいと認めさせてやる。裏切ったのはおまえだ、ミミ。


原作とは違う流れにしたのは、あえて先に執着ブラック様を出して、その後、ブラックになる前のザマスがどう考えたのかを説明したいという意図がありました。その為、
ザマスがブラックになった後もなぜミミに執着するのか、しかもそれがなぜ変質したのかもこの話を読んだ後、前話を見返していただく事で少しでも分かっていただけたらと思います。

m(._.)m
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