別世界を生き抜いた女の転生サイヤ人ライフ 未来トランクス編   作:ミルク見るぜ

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不定期と言いつつ、ストックを出し始めてます

見てくれる人、いるかな?|ω・)チラッ

さて、いよいよミミがブラックと遭遇します。



交わる未来と過去。目覚めたミミの記憶とブラックの違和感

一方で現代の世界。

 

カプセルコーポレーションにて。現代トランクスがピラフ一味と勉強会後のランチをしていた。

なお、現代トランクスはピラフ一味の一人、現代マイがかなり好みのようで、ランチデートに誘った。青肌のピラフ、犬の獣人ぽいシュウはおこぼれを預かったようだ。

すると、トランクスが気配を察知し、上空を見つめる。空から謎のマシンが姿を現した。タイムマシンである。ただタイムマシンを知らない現代トランクスは不思議そうに見つめ、煤けた窓を拭きとり中身を確認する。

見ると、顔を突っ伏した青髪の青年がいた。

「ぼ、坊ちゃん!宇宙人かもしれませんぞ!!」ピラフが警戒したのを皮切りに、現代マイも、「ブルマさんを呼んだ方がいいかと思いますよ!!」と呼びかけるが、トランクスは「宇宙人ぐらい、俺だって!!」平気そうな顔をする。家庭教師が、震えながら「ぼ、坊ちゃん…!その、「カプセルコーポレーション」と書いてあるのですが…!!」指差す。

確かにこのマシンには、カプセルコーポレーションのサインが入っていた。「ええ?ウチにこんな製品ってあったけ?」首を傾げたトランクスはすぐにブルマを呼ぶようピラフ一味に告げた後、

「あ、近くにミミ姉さんがいたら呼んできて!!」と追加で依頼をした。

シュウがブルマ、近くに居たミミを呼んだ事で、ブルマと会話していた黒髪のサイヤ人の女性、ミミはその話に不思議に思いながら向かった。が、ブルマはある直感があった。(良く分からないカプセルコーポレーションの製品に男の人…!?もしかして…!!)ホバーできる機械に乗ってカプセルコーポレーション内を爆走し、タイムマシンの元へ辿り着く。ミミも一緒に舞空術で飛んでいた為、同じタイミングでタイムマシンを見つけ、(あれ、なんで、タイムマシン…が…?)と思った瞬間、ズキリと痛みが走る。ミミは「??」と頭を抑えたが、すぐに収まった。ブルマが現代トランクスに状況を確認したのを見て、ハッチを開けて中にいたぼろぼろの未来トランクスを助け出して、ビーチベッドに寝かした。荒く息を吐く未来トランクスにミミは「…大丈夫かな。ぼろぼろよ。」心配そうに告げる。

ブルマが「しっかりして!!ベジータが助けに…あ、そうだミミ!!あんたベジータ達に!」とミミに告げた瞬間。ミミの顔が苦痛に歪み、頭を抱え出した。ブルマが慌てて、ミミを支える。「ミミ!どうしちゃったの!!大丈夫なわけ!?」尋ねるも答える事ができない。

ミミは、激しい頭痛に襲われた。と同時に

「な、なに、これ…」(炎上する街、砂のように崩れる青い髪に嘲笑う声、赤黒い気)と脳内に映像が流れ込み始める。

う!!あ"あ"」と唸るミミ、しかも不思議なことに左手薬指に銀色に光る指輪、両方の耳たぶには界王神がいつも付けているポタラのようなものがいつのまにか装着されていた。

ブルマは(え、何これ、急になんでミミのところに現れたわけ…!?)と目を見張っていた。

その時、「うぅ…マイ…母さん…」トランクスがうめく。

「トランクス!未来で一体何があったの!?トランクス!」ブルマが声をかけてもトランクスは魘されるだけである。ミミもようやく目を片目だけ開け、「ご、ごめん…動けない…」動けずにいた。

「ミミ、そのイアリング!…って今はそれどころじゃないわね…!」

「とにかくベジータ達を呼ばなくちゃ!!」

そこで、ブルマは、破壊神ビルスの付き人ウィスから通信機器を受け取っていた事を思いだし、悟空とベジータにボロボロになったトランクスが来たこと、ミミが頭痛を起こして気を上げる事ができないことを伝えた。ベジータは現代トランクスに気を上げて悟空が捉え、瞬間移動しやすいように促し、悟空とベジータ、気になったビルスとウィスがやって来るとそのまま悟空は仙豆を取りに行き、ベジータに渡した。ブルマはベジータから仙豆を受け取りトランクスに食べさせた。効能はすぐに現れたようで、荒く息を吐いていたのが、落ち着いてきた。

そして、ミミは、ウィスに見てもらっていた時、回復したようで、目を開ける事ができた。だがその目は以前の大きな黒い目、ではなく、灰色の瞳に黒い瞳孔になっていた。ビルスは「あれ、ミミ、目の色、変えた…?」と不思議そうに見つめ、ミミはその言葉に青ざめた。何かを思い出したようだ。それもとてつもない重たい記憶を。その表情だけでビルスは「ん?」と首を傾げた。すると、トランクスが起き出した。

「はっ!!こ、ここは?」「トランクス!目が覚めたのね!!」「トランクス?でぇじょうぶか?」トランクスは目を覚まし、ブルマの顔を見ると目が潤み出したが、その後悟空の顔を見た瞬間、「ブラック!!」殴りかかって来たのだ。悟空は軽く受け止めたが眉をひそめている。「どうしたんだよトランクス?」「えっ?悟空さん?」ここが過去の世界である事に気づいたトランクスは悟空に謝罪を行った。その際にみんなに未来での出来事…悟空そっくりの敵が世界を荒らし、母、未来ブルマだけではなく、マイまで死なせてしまった事を伝えた。(丁度この時、現在の時間軸のマイも現代トランクスも聞いてしまい、目を見開き驚いていた。)

重い沈黙の中、ミミが立ち上がり、なんと「ごめんね…」と項垂れながら謝罪をしたのだ。しかも内容が内容であった。

「ごめんね、トランクス…前世の私が悪いんだ…そいつの名前は"ゴクウブラック"って言われてるでしょ?」「!?な、なんでその名前を…」トランクスがたじろぐ。「どういう事だコイーダ。何故そいつの名前を知っている?」ミミはベジータをチラっと見てからトランクスに向き合って、「前世の私はね、界王神ぽい人だったみたい。人間が嫌いだったの、かな。そしてどこかで、悟空を知ってしまったんだと思う…だから多分、悟空の体でめちゃくちゃな事をしたんだ。許されたいなんて思ってない。自分が一番分かってる。でも、知って欲しいの。これは、これから起きるはずの未来だから…少ししか今は思い出せないのだけど…。」とゆっくりとしかし確実に伝えられるように話す。

 

トランクスは語っていたミミの苦痛な表情を見て、本当の事だと確信した。それでもトランクスは、

「そ、そんな…でもなんで、ミミさんまで罪に苦しまれなければならないですか!?ミミさんは…」庇ってくれた。「へ?てっきりトランクスでも無茶苦茶に罵倒されるかと思ってた…」「それは、確かにその話は絶対に許したくない。でも、ミミさんはミミさんじゃないですか!?だってあの時、セルゲームで殺されそうになった俺を庇ってくれたじゃないですか。そして今も俺の事を思ってくれてる…」そして意外にベジータも話を聞いて目を閉じていたが腕を組みつつ鼻を鳴らす。

「貴様は、前世の罪で苦しんでいるようだが、貴様はサイヤ人のコイーダで地球人のミミなのだろう。コソコソとカカロットの体を使った女々しい奴ではないはずだ!!」と目を見開いて発破をかけられた。

その話を聞いたミミは、瞳を揺らし…「…ありがとう、二人共…」と静かに涙を流した。ベジータは「未来が大変な時になよなよされているのが気に食わんからな。」とそっぽを向き、トランクスは「大丈夫ですよ」と頷く。と、話がひと段落したところでブルマが、ミミが話した事を時系列にまとめていく。ついでに、

「あんた、今不思議なイアリング付けてるけど、前世を思い出したからかしら。」と鏡を差し出す。

「え??あ、本当だ。界王神様が付けてるポタラに似てる…」とミミは両耳にいつのまにか装着されているアクセサリーに手を触れた。時系列を聞いたベジータが、話を戻すかのように「ふん、要は、トランクスとコイーダ、そしてオレとカカロットでブラックや、もう一人のザマスとやらを倒せば良いのだろう?」と言うと、トランクスが少し笑顔になったが、そこに待ったをかけたのが、ベジータ達を連れてきた破壊神ビルスと、付き人の天使ウィスだった。ビルスは、「君、時空移動は、大罪なんだよ。今ここで破壊してあげようか…」とトランクスのタイムスリップを罪として破壊しようとしていた。が、悟空がトランクスがタイムスリップしていなかったら今のこの世界はない事を告げる。そして、ミミがうんうんと頷き、「そうなのですビルス様。トランクスが心臓病の薬を悟空に届けた事で今の世界があり、あなた様と私は出会えたのですから。予知夢通りに」と告げられた為、渋々な表情で破壊することをやめた。ウィスだけはミミのイアリングと指輪を見た。「あら、ポタラと時の指輪ですね。前世の記憶と関係が…?」と呟いたが、ミミ達にも、ビルスにも聞こえていなかった。そしてトランクスへブラックの実力を悟空が確認すると、空中で異変が起きた。

 

 

空間にビキリとビビが入り、そこから穴が空いた。そして黒い胴着を着た悟空と似た出立ちの男が出て来たのだ。ただ、その表情は悟空と似てもつかない冷たい表情だった。男は周りを見渡し、「時空を越えた、のか?」と呟いたと同時にトランクスを見つけるとにやりと口角をあげた。トランクスは息を呑み、ミミは頭を抑え、再び苦痛の表情を浮かべ、「ブラック…っ」と呟く。ブラックがその表情に気づいた直後、悟空が前に出ると「おめぇがブラックか!!」と叫び、最初から超サイヤ人ブルー状態で殴りかかった。ミミから聞いた。体を使われたであろう自分の末路、そして悟天とチチの末路を。その結果ブラックを許さず、珍しく相手の出方を見ると言う事をせずに突っ込んでいったのだ。「でりゃあ!!」とブラックの顔面に拳をめり込ませる。「ぐふぅ!!」((まずい、逃げなければ!!だが!))殴り飛ばされた勢いでまだ残ってた穴に逃げ込もうとした矢先ブラックは、一瞬だけ悟空から視線を外した後、再び悟空を見据え、「孫悟空、あなたの痛みは忘れません!!」と片手で気弾を出そうとした。悟空が踏み止まる直後ブラックが気弾を向けた先はトランクスのタイムマシンだった。放たれた気弾。だが、ミミが「ふんっ」と弾き飛ばした。ミミの気から何かを感じ取ったブラックは「くっ…なるほど、そういう事か?」と呟いてすぐ逃げた。その背を無言で睨みつける悟空。倒そうとして穴に入ると良くない事が起きると感覚で分かっていたからだ。ミミも「ブラック、未来で待ってなさい。必ず倒す」と叫ぶ。とりあえず、タイムマシンは守られ、ブラックを撃退する事に成功した悟空達。一方でブラックは未来の世界に戻った後、胸を抑え込む。だが、不敵に笑う。「この痛み、心地よいですね。強くなれるには程よい強さだ…」と同時に

自分を初めて見た時のミミの表情が思い浮かぶ。隣にいたトランクスから話を聞かされたであろうにそれにしては、怒りに歪むのではなく苦しそうな表情だった。「…なぜやつは私をあの顔で見たのでしょうか??あの会話をしてたやつとは思えませんね。しかも、私がしようとした事も、知っていた。」

「そして、あの気、私のと似ていた…そうか、そう言う事か…ふふ、ははは、これは聞かなければならない事ですね…」とある事を確信し口を歪ませていた。

そしてなぜか、未来世界で会っていないはずのミミの事を知っていた。

 

 

 




さて、ミミが記憶を取り戻し始めました。ここからどう動くかな?
タイムマシンはどうにか破壊を免れましたね。
ふぅ(о´∀`о)
次回4話目です
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