こちらのサイトでは初投稿です。
(「歴史if」長編小説を書いています)
昔から「ボトムズ」の世界が好きで、いつか題材にしてみたいと
思っていました。
ところどころおかしな点もあると思いますが、
笑ってみていただけると幸いです。
なお、妙に現代的な科学の記述がありますが、この作品世界のものであって、
現実のそれとは一致しないことが多々あります。
ギルガメスとバララント。
この2つの文明圏は、アストラギウス銀河を二分して、
原因もわからない戦いを100年も続けていた。
その戦争末期、キリコ・キュービィーは、奇妙な作戦に巻き込まれた。
この作戦を契機にキリコの運命は急転する。
- 混沌にまみれたウドの街
- パーフェクト・ソルジャー計画
- クメン王国内戦でのフィアナとの邂逅
- 惑星サンサでの”巡礼”、そして自らの正体
- ワイズマンとの対話、
- 惑星クエントでの単騎行
そして土壇場で、キリコは「神を自称する者」を討った。
惑星クエントを道連れにして。
彼は世界の運命を左右する存在になっていった。
さらなる放浪の後、フィアナの寿命が近づいていることを知る。
自分たちが戦いに利用されないため、
そして寿命が尽きそうなフィアナのため、2人は冷凍カプセルで
宇宙を漂う選択をしたのだ。
広い宇宙空間にカプセルが漂っている。
人間が入るサイズで、外側の装置の信号は「稼働中」であることを
示しているグリーンの表示。
中には2人の人間。
正確には人間かどうか。
1人は「触れ得ざるもの」キリコ・キュービィー
1人はそれに連れそうパーフェクト・ソルジャー、フィアナ。
広大で深遠な宇宙。
航宙船の定期航路とも、
両陣営が狙う文明圏や資源がある惑星とも遠い宙域へ。
カプセルは永遠に漂い続けるはずだった。
しかし、その期待は裏切られた。
カプセルの進路上に、見た目は衛星級の巨大物体。
よく見るとそれは球体の人工物。
宇宙船のように武装や通信機器は見当たらない。
何か金属のようなもので覆われ、ゴツゴツとしている。
その表面は、何か意思あるものかのようで
金属パネルがパズルのように素早く移動。
ごく小さな、ちょうどカプセルくらいは入りそうな
”口”が開く。
その口は、予定通りかのようにカプセルを飲み込んだ。
カプセルを飲み込んだ「それ」は、あたかも歓喜するかのように
球体全体を薄く明るい光を明滅させる。
しばらく明滅を繰り返した後、
「それ」はゆっくりと回転を始め、カプセルの進路から外れて
動いていく。
その後、「それ」は全体の輪郭を歪ませるようにゆらぐと
この宙域から消えていった。
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<次回予告>
神は時に移り気だ。
再び起きた2大勢力の惑星間戦争
その切り札ともなるものを再び舞台に上げる。
次回「宇宙ステーション」
超古代の知性とキリコは再び邂逅する。
書きためた原稿があるうちは、毎日19時更新しています。