装甲騎兵ボトムズ 惑星デゲンの奇跡   作:黒猫アプロ

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あれ?ワイズマンステーションは崩壊したはず・・・


第1話 宇宙ステーション

超古代クエント文明が生み出した機械文明の結晶

それが小規模の衛星と同じ大きさの巨大宇宙ステーション。

 

以前の宇宙ステーションは役目を終えて廃棄。

 

クエントへ向かうキリコと秘密結社の一団を送り出し、

残りの部分はギルガメス・バララント連合宇宙軍と戦闘。

 

フロートをミサイル攻撃で破壊され、外郭にとりつかれた瞬間、

ギルガメス・バララントの両方を巻き込み、大爆発。

素粒子レベルまで分解。

 

このステーションは別物。

運営者はワイズマンから見て「はぐれ者」「異端者」

 

あのステーションにいた存在とは嗜好が異なる者がいるようだ。

 

ステーションの意思は外部から得られた信号の刺激で覚醒する。

 

黒い冷凍カプセルが近隣を浮遊中。

宇宙規模で傍受している通信によれば、

中身は男女1組の人間。

 

ステーションの主は記録を探る。

(これは!キリコ!そしてフィアナ!

 思いがけず望んでいたものが入手できた!!)

 

ステーションの位置をカプセルの進行方向へ誘導。

搬入口を解放。

 

(重力・慣性を中和)

 

カプセルを停止させる。

 

ステーションの中のクレーンアームが動作。

内部を慎重に観察した上で、カプセルを特定区画へ移動。

 

(あ!でも、前のステーションと同じだと、絶対キリコは壊しにかかるわね・・・)

カプセルにしまってあったキリコのアーマーマグナムはこっそり抜いて隠しておく。

 

(まずはキリコとフィアナを分けておかないと)

 

再びクレーンアームを作動。

キリコを抜き出し、医療用寝台の上へ。

 

フィアナは表側からスキャンして状態を確認。

(・・・・まずい状況。このままだと1ヶ月は保たない・・・)

 

今度はカプセルの中の内部スキャンの状態に意識が向く。

(脳、心臓、肺、・・・臓器自体は異常がない)

(肝臓、腎臓、膵臓・・・?)

(それと・・・なんでこんな臓器が必要なの!)

 

彼女が知っている人体とも、他の生物とも異なるおかしな組織と器官。

「増設肝臓と心臓」とも言える器官。

(それで異常な回復力だったのね。でも)

(時計の針を勝手に進ませておいたら、どんな細胞だって壊れる)

 

(やはり、この方法しかない!)

 

そう思った瞬間、キリコが覚醒した。

 

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<次回予告>

開かれたパンドラの箱

あふれ出るのは善意か悪意か

残ったのは希望か絶望か

次回 「ダニエル」

奇妙なステーションの主は敵か味方か

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