というのがメロウリンクです。
大きなATでも動きを制限すれば・・・
対して東部戦線。
こちらは陸戦用トータスMk.Ⅱが10機、これに守られるかのように
大型のドッグ系試作機体が揚陸艦から降ろされる。
全体に速度は遅い。
だが、センサが高性能らしく、ヒュロス軍の偵察用ドローンや
斥候に出ているATは正確に狙撃されている。
敵側のトータスの1機の背嚢から、小型ドローンが発進。
かなりの速度で動いているようで、ヒュロス側の狙撃は命中しない。
ドローンからの情報で、敵側トータスMk.Ⅱのミサイル攻撃。
ヒュロス側ATの存在予測位置に適確に命中。
爆発後をドローンが確認するが、ATの残骸はない。
どうやらダミーだったようだ。
その時、進行方向とは逆から遠距離狙撃。
ボックメッサー大尉の狙撃隊のようだった。
トータスのうち5機があっという間に爆散する。
だが、それを見て先方の「トライアルゴリラ」は残りの機体を引き連れて前進する。
地形は次第に勾配があがり、廃墟ビルの残骸、軍用車両の残骸が増え、
ATが通行できるところに制限がかかる。
後続するトータス隊は停止するが、トライアルゴリラは
左腕の大型レーザーで道を塞ぐトラックの残骸を吹き飛ばす。
そこからは道は一本でブラヴェへ通じているようであった。
トータス隊は先頭に続いて進むが、
5番目のトータスが横道から繰り出された太い鋼材に挟まれて爆散する。
後続のトータス隊だけが緊急停止する。
先頭機の前が急に三叉路になる。
トライアルゴリラからなんらかの指示が出たか、
トータス3機がそれぞれの道を先行する。
5分を待たず、全滅。
右側の道では地雷と落とし穴によって。
真ん中の道では瓦礫と瓦礫の間からコクピットを打ち抜かれて。
そして左側の道では、至近距離からレンズ部分を対ATライフルで撃ち抜かれて。
そして今、右側に開けたところで、至近距離からの狙撃。
トータスがコクピットを打ち抜かれて爆散する。
トライアルゴリラが前に焦点をあわせると、
そこには大型ATライフルを携えた機甲猟兵。
彼はトライアルゴリラを見据えるとやや後ろにあったサイドカーに飛び乗り、
ATを徴発するように前を横切ると後ろの脇道へ撤退。
トライアルゴリラは右腕のフレイムスローワーでサイドカーを狙うが、
サイドカーの撤退速度が速く、捉えることはできなかった。
次に細道でのトラップを警戒し、
今度は左腕のレーザーで機体をゆっくりと回転させながら、
まるで鎌で切り裂くようにあたり一帯を薙いでいく。
レーザー命中部は鉄骨もコンクリートもボロボロと崩れる。が、
そこにはサイドカーも人もいない。
その時、機体の真下、コクピットで足のペダルがある部分から
長大なパイルバンカーが突き刺さり、パイロットの腹部ごとシートを縫い止める。
パイロットは、ほどなく事切れた。
東部戦線は敵機全滅となってヒュロス側の勝利が確定した。
<次回予告>
マーティアルの邪な目論見は惑星デゲンに届くことなく、
ヒュロス軍の完勝に終わった。
しかし、彼らの侵攻は止まらない。真の狙いはダニエルのステーション。
次回 <ステーション防衛戦>
暴走する人の子らよ、神を恐れよ。