事務所を手に入れよう!
ブラックマーケットの傍にて...
ロボ市民「今回も護衛、感謝する。報酬はこちらに用意してある。確認して欲しい。」
ブラックマーケットの傍にて影が3つ。1つはとある会社に勤めるロボ市民。残り2つは青のブレザーを着た生徒『確容タモツ』と黒のブレザーを着た高身長の生徒『涅黎マル』だった。
タモツ「うん、問題はないね。またのご利用、お待ちしているよ。」
タモツはロボ市民からアタッシュケースを受け取り中身を確認する。そして問題がなかったのかアタッシュケースを閉じ、確認終了の言葉をロボ市民にかける。
ロボ市民「それでは失礼する。また何かあれば利用させてもらうよ。」
こうしてブラックマーケットの傍での取り引きは何事もなく終了し、ロボ市民はその場を後にした。
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ロボ市民「.....無事に終える事が出来て良かった...先輩に言われていた通り生きた心地がしなかった...」
ブラックマーケットを後にしたロボ市民は緊張感からか近くのベンチに腰を掛け、深呼吸をしていた。
ロボ市民「優秀ではあるのは利用させてもらったからわかるけど、それは何事もなく終わったからなんだよなぁ...」
ロボ市民は会社での先輩との会話を思い出す。
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先輩『今回の会合の護衛は決まってるのか?』
ロボ市民『あ、先輩!ちょうど良い所を見つけまして、確認良いですか?』
ロボ市民は自分のパソコンに表示されている依頼メールを先輩に見せる。
先輩『どれどれ...』
先輩はメールの送り主の名前を見て少し顔を顰めた。
ロボ市民『先輩?どうかしましたか?』
先輩『この名前...最近噂になっている奴じゃないか...』
ロボ市民『噂...ですか?』
先輩『あぁ、ブラックマーケットを中心に活動するようになった新しいグループがあるって。しかもかなり優秀らしい。』
ロボ市民『それなら任せても『ただな...』ただ?』
先輩は少し難儀な表情をし、その先の言葉を紡いだ。
先輩『取り引きに反故があれば取り引き相手を壊滅まで追い込んだとか、裏切り行為が確認されたら相手を徹底に追い込むとか噂があるんだよなぁ...』
ロボ市民『こ、怖い事言わないでくださいよ!これから打ち合わせに行く予定なんですよ?!』
先輩『まあ、あくまで噂だ。それに反故にしなけりゃ何も起きねぇよ。じゃあ、頑張れよ〜。』
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ロボ市民「社長も今回の護衛依頼で気に入っているようだし、これからも利用するんだろうなぁ...その度に俺が駆り出されるのか...回路が保たない...」
ロボ市民はこれからの自分の未来を想像し、ため息を吐くのであった。
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D.U.大通り
マル「だいぶ慣れてきて順調に依頼をこなせるようになってきたな〜!」
タモツ「お得様も出来てきたしある程度は安定してきたね。」
大通りにて生徒や住民たが闊歩する中一際目立つグループが一つ...タモツとマルは談笑をしながら歩いていた。
タモツ「エデン条約の時にあまり表立って動いてなかったから顔が割れてなくてよかったよ。おかげで問題なく何でも屋をする事が出来たし。」
タモツは手元の携帯端末を操作し、ある画面を見て決心した様な顔をする。
タモツ「うん、これだけあれば十分かな。」
マル「タモツ?どうしたの、立ち止まって。」
タモツが持つ端末に表示されている画面をマルも覗き込む。
タモツ「あぁ、それなりに貯まったきたからね。そろそろ出来そうかなって。」
マル「出来る?...あ!事務所?!とうとう活動拠点が出来るのか〜!」
タモツ「そうだね。さてとこの時のためにもらっておいてよかったな、と...」
タモツは手元の端末を操作し、ある人物に電話をかける。
タモツ「もしもし?お久しぶりですね、マエストロさん。少し相談したい事があるんだけど...」
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ブラックマーケットのとある一角...
タモツ「さてと、ここか。あ、先に着いてる、マエストロさん、お時間いただきすみません。」
マエストロ「いや、こちらも暇していたのだ。心配はいらん。それよりもだ...」
マエストロは振り向き、後方にある建物に目を向ける。その建物は一見古びている様に見えるが清掃が行き届いており新築の様だった。
タモツ「いきなり頼んだのはこちらですけど、本当にコレをただで貰っていいんですか?」
マエストロ「コチラの同僚が其方に迷惑をかけたのだ。遠慮せず受け取って欲しい。」
タモツ「そ、それなら受け取りますけど...と言うかブラックマーケットの一角にこの様な建物があったんですね。」
マエストロ「私がコチラに来たばかりの頃、隠れ家として使用していたのだが...処理に困っていてな。そんな時に君達から連絡が来た訳だ。」
タモツ「そうなんで『タモツ〜!!』ってもうマルが中に入ってる...」
マル「タモツ!この建物すごいよ!!地下室もあるし部屋がいっぱいある!!」
マルが部屋の窓から顔を出し、タモツに向けて手を振っていた。
タモツ「...改めてありがとうございました、マエストロさん。」
マエストロ「構わん。それよりも何でも屋を開業していたのだな。何かあれば私も利用させて頂こう。それでは失礼する。」
タモツ「その時はよろしくお願いしますね。」
その返事にマエストロはうなづくとポータルの様なものを出現させ、その中へと消えていった。
グループストーリーが解放されました。
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