タモツ「は?今なんとおっしゃいましたか?」
ベアトリーチェの自室にてタモツは気の抜けた言葉を吐く。
ベアトリーチェ「貴女にはエデン条約の襲撃メンバーに加わってもらいます、と言ったのです。」
タモツ「いや!私は手薄になるアリウスの防衛に回されていたはずです!それに、『X』の管理はどうするんですか?!」
ベアトリーチェ「事情が変わったのですよ。とにかく貴女は襲撃メンバーに加わってもらいます。あと『X』の管理は別の者に任せます。わかりましたか?わかったのならば持ち場に戻りなさい。」
タモツ「...わかりました。」ギリギリィ...
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収容室
タモツ「ふざけんな!あのババア!!急に変えやがって!!」
マル「荒れてるねぇ、タモツ?どうしたの?」
タモツ「あ、ごめん...ちょっと急に仕事が変えられてイライラしてただけだから。」
マル「ふ〜ん、タモツも大変なんだね」
タモツ「とりあえず話変えるか。そういえばマルにはしたい事ってあるの?」
マル「僕達のしたい事?う〜ん...」
マルは収容室内で首を捻ったり、歩き回ったりして考える。
マル「強いて言うなら...タモツといる事、かな?」
タモツ「な...///何言って...?!そんなんで良いのか?!他にはないのか?!」
マル「うん、無いよ。僕達が今いるのはタモツのおかげだもん。」
マルは仮面越しでタモツをジッと見つめる。
タモツ「...なんかむず痒いなぁ...でも、ありがとう...」
マル「ねえねえ!タモツにはしたい事ないの?!僕達に聞いたんだからタモツのしたい事を教えてよ!」
ガラス越しにマルが興奮気味でタモツに詰め寄る。
タモツ「私のしたい事か...そうだな、青空の下でのんびりと過ごせればそれで良いよ。ここはいつも...曇り空だから...」
マル「ふ〜〜〜ん...」
タモツ「聞いといてその反応?!もっと反応してくれよ!」
マル「いや、普通だなぁってw」
タモツ「貴女には言われたくない!!」
ベアトリーチェ「...連邦生徒会長の失踪、ですか。こちらとしてはありがたい事です。」
アリウスモブ「それに伴い、ヴァルキューレから七囚人の脱獄が起きたようです。どうなさいますか?」
ベアトリーチェ「七囚人...放っておいても問題はないでしょう。そのままにしておきなさい。」
アリウスモブ「了解しました、マダム!」
タモツside
あれから数ヶ月が経過した。私はマルと色々話をした。夢の話、ここを出たらしたい事、好きな物、嫌いな物...本当に色々と話をした。
その中で気になった事もあった。それはーー
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タモツ「マルってさ、私がいない時は何してるの?収容室の中は何もなかった筈だけど...」
マル「んーー、いない時はね〜この部屋のネジを数えたりしてるよ。」
タモツ「なにそれ...そんな事して寂しくなったりしないのか?」
マル「してみたら楽しいけどな〜。あと、寂しいかどうかだけど.......『みんな』がいるから寂しくはないかな。」
タモツ(『みんな』?室内にはマル1人だけだよな...なのに『みんな』って...)
マル「それよりもさ〜、なんか外が騒がしいね。いつもよりも足音が多い様だし。」
タモツ「ああ、前に言ってたエデン条約襲撃の日が近いからなぁ、準備やらで忙しいんだよ。」
マル「タモツは準備しなくていいの?メンバーに加えられたーって言ってたけど。」
タモツ「私は良いんだよ。最低限は出来てるし...それよりも私はアンタが心配なんだが...」
マル「タモツがいなくても大丈夫だよ〜!1日ぐらい我慢出来るし!」
タモツ「本当かな...」
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と言う事があった。本当に『みんな』ってどういう意味なんだ...?それよりも明日は早いんだ。さっさと休むとしますかね。
タモツside out
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次回、エデン条約・Proelium Fatale編:放たれた災禍。