621と日本兵が大和魂背負ってSO9地区に乗り込んだ   作:F-4J

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おし!やっと三話目や。
今回から万歳エディションらしく、やかましくなるので乞うご期待です。
あと少し食事シーンを挟むので飯テロ注意です。


それではどうぞ!


第三話:接敵

「え、朝飯無しでこの強行軍とか勘弁してくれよ...。」

SO9地区:廃墟街からの帰り道にて

 

廃墟街にて隕石の調査を行っていた、百式、四式の戦術人形の二人は工場跡地にて遭遇した日本兵達とグリフィンへの帰路へ着いていた。

 

百式「彼等、本当に軍人のようですね...。」

四式「軍隊の生の行進なんて、初めて見たであります!」

 

日本兵達の規律ある整然とした行軍を見た四式は目を輝かせながら、自分達の後を着いて来る600名以上の日本兵を見てそう言った。

 

「いやぁとんでもない。」「当然だぁ。」「ここが意地の見せ所だぜ!。」

 

戦術人形の二人に褒められ日本兵達も満更でも無いようだ。

 

指揮官『話しを聞いた時はそういう設定のレジスタンスかと思ったけど、どうもそういう訳では無さそうね。』

百式「宇宙から来たなんて、今でも信じられませんが...。」

指揮官『それについてはこっちに着いてから詳しく分かるでしょうね。』

 

エアの話しを一通り聞いたグリフィンの面々であったが未だに彼等の所出を信じられないでいた。

 

四式「廃墟街を出発してそろそろ3時間程でありますね。」

  「一旦昼食を挟むでありますか?」

「俺もそう思うな。」「しばし休む必要がありまする。」

 

廃墟街からグリフィンまではおよそ30km程離れており、既にお昼時になっていた。

彼女ら二名を送り届けてくれたヘリコプターであれば十数分程で到着出来るが、グリフィンと言えど流石に600名以上いる日本兵を一挙に輸送する手段はないようだ。

 

指揮官『正直、出会ってまだ半日も経ってない所属不明の組織(様子のおかしい奴ら)と行動を共にさせることはあまりさせたくないのだけど...まぁ仕方無いわね。』

百式「では一旦昼食を取りましょう。」

「やったぁ!」

「酒を振る舞え!」

「ありません...。」

「なんだとぉ!?」

「しばくぞこらぁ!」

エア『はぁ...。』

百式&四式(ホントにこの人たち軍人なのかな(でありますか)?)

 

こうして日本兵達は道案内の戦術人形と昼食をとることにした。

 

「やるぅ!」

 

輜重兵*1の日本兵から戦闘糧食*2を差し出される。

 

百式「あ、ありがとうございます。」

四式「ありがとうなのであります!」

「お、ありがとう。」

「ありがとうな。」

 

二人はその戦闘糧食と言うには余りにも豪勢な見た目に驚愕する。

その様子を見ていた日本兵は満足そうに微笑むと、直ぐに自分の仕事に戻っていった。

 

四式(これが彼等の戦闘糧食でありますか!?吾輩達がいつも食べてるレーション*3とは大違いであります!)

百式(これって、白米ですよね...グリフィンでも食べたことが無いのに...。89式ちゃんが聞いたら泣いて喜びそうですね...。)

「不味い飯でも恋しいと、お袋に伝えとけー!」

 

戦闘糧食を受け取った日本兵達は各自食事を始めていた。

 

百式&四式「「ゴクリ...。」」

     「「では、頂きます。」」

 

二人はその未知の、だがどこか馴染み深い、炊き立てホカホカのお米を使ったおにぎりを口に運び、一口食べた。

 

百式「!...おいしい...!」

四式「これは、まるで故郷の味...。」

 

そのまま二人は箸を、持ち流れるような動作でたくあんをつまみ、口の中へ放り込んだ。

 

百式「至福の味わいです...!」

四式「これは...、もう前の戦闘糧食には戻れないであります...!」

 

そのまま二人は、あっという間におにぎりを食べきってしまった。

 

百式「こんなにお米が美味しいなんて...。」

四式「日本国の食文化は世界トップレベルと言われているでありますが、まさかここまでのものとは...。」

「随分と美味そうに食ってたな、お二方。」

「日本の飯はうまいからな、気持ちはわかるぜ。」

 

ふと食事を終えた二人に他の日本兵とは明らかに異なる、近代的な迷彩服を着たアサルトライフル、しかもよく見たら89式を持った二人の男が話しかけて来た。

 

百式「お二人は他の方達と随分異なっていますね。」

「まぁな、俺たちは日本「兵」ではないからな。」

四式「では貴殿らは一体?」

「俺たちは、自衛隊だ。他のやかましい奴らは...」

 

そこで自衛隊(日本軍の後継組織)を名乗った二人の男はエアが説明しきれなかった彼らの歴史、すなわち彼等の戦友、C4-621と呼ばれる男と、その関係を話してくれた。

 

百式「人間の意識に魂が入り込むなんて...。」

四式「ますますSFっぽい展開になってきましたね!」

自衛隊員A「俺も何でああなったのか知りたいぐらいだぜ。」

四式「それはそうと、何でお二方自衛隊の方は普通に会話が出来るのでありますか?」

自衛隊員A「さぁな、俺達があいつ(621)の意識の中にいた時は、制限されてたのにな。」

自衛隊員B「皇軍ってほんっとに行軍好きだよな行軍ばっかwww。」

「おい貴様ぁ!、何をたるんどるんだぁ!」

「叩 き の め す ぞ !」

自衛隊員A「チッ。」B「はぁ...。」

 

百式&四式(何というかやさぐれ感が凄いですね(であります)...)

 

四式「そう言えばまだ吾輩達の自己紹介がまだでありましたね。」

  「吾輩は四式自動小銃であります!」

百式「私は百式短機関銃です。」

  「よ、よろしくお願いします!」

自衛隊員B「?...何で銃の名前なんだ?」

四式「それはですね...」

 

四式の説明によると自分達が人間では無く戦術人形という人の形をした機械であること、自分達の持っている銃はスティグマというなんか(^p^)スゴイ技術によって自身の身体の一部の用に扱えるらしい。

 

自衛隊員A「...(^p^)ス、スゴイ!」

自衛隊員B「...お前がなってどうする。はぁ...、こっちの世界の方がよっぽどSF見たいだな...。」

四式「SFと言えば、エア殿が少し説明してくれた「AC」とは何でありますか?」

自衛隊員A「あぁそれはだな 

「レーダーより新たな反応!、警戒せよ!」

話の続きは後になりそうだな...。」

 

 

・-・-- -・-・・ --・-・ -・・-- ・・-*4

 

 

「なんだと?!」

「総員、戦闘配置!」

指揮官『この反応は...、鉄血!しかもすごい数ね...。』

百式「指揮官様、戦闘準備完了しました!いつでも作戦行動を行えます!」

四式「それで敵は幾ら程でありますか?」

指揮官『...』

四式「指揮官殿?」

指揮官『...約900体よ...。』

百式&四式「「なっ...。」」

「まぁじかよ。」

「アメ公め、どんだけいやがるんだ!

 

指揮官(おかしい、通常の鉄血部隊は30名程が限界のはず...。)

   (こんだけいるってことは間違いなく「奴」がいるはず...!)

 

指揮官『カリーナ!、鉄血部隊に強い反応を持った個体がいるはず!、探して見て!』

カリーナ『了解ですわ指揮官様!。これは...!、鉄血のハイエンドモデル、スケアクロウです!』

指揮官『やっぱり...、最悪ね...。』

 

鉄血ハイエンドモデル、スケアクロウ(ただの案山子ですな)

 

軍需企業「鉄血工造」が作り出した戦術人形で、高い戦闘力を誇る”ハイエンドモデル”の一体である。

ハイエンドモデルの中では情報の収集と分析が得意で、単純な戦闘能力は高く無いが、それ以外の能力はエリートと言って差し支えないだろう。

またスケアクロウ(案山子de パァン! うるさい!)は他のハイエンドモデルが各々銃やらロケランやらを装備しているのに対し、空中浮遊する小型ユニット(ファンネル)を携え攻撃を行ってくるようだ。

 

指揮官(しかも他の戦術人形は軒並み本部の任務に当たっていて、援護に出せる部隊はゼロ...。)

  

指揮官『可能なら戦闘を避けたいけれど...。まぁ難しいだろうね。』

百式「ど、どうしますか、指揮官...。」

 

ピロリン...

百式の端末から着信音が鳴る。

 

百式「鉄血からの通信のようです...、繋ぎます。」

 

百式が通信を繋ぐと黒髪ツインテールの少女が写し出される。

「入電!」

スケアクロウ『初めましてグリフィンの皆様(人の指示にしか従えないゴミ屑)、御機嫌よう。』「こんにちわ!」「我々は大日本帝国の軍人だ!」

百式&四式((そこで普通所属を言いますか(言うでありますか)???))

指揮官『まさかハイエンドモデルが直々に出てくるなんてね、それで何の用かしら?』

スケアクロウ『おや、グリフィンの指揮官ともあろうお方がその程度も理解できないとは、全く情けないですね。』「なんだとぉ!」「よし死ね!」

スケアクロウ『まぁいいでしょう、簡単な話です。』

      『先ほどから騒いでいる、そちらのレジスタンスを殺しに参りました。』

グリフィン一同『『「「レジスタンス(でありますか)???」」』』「わからへんな。」

「おい、俺が思うにやつはちきg エア「レイブン」すまん、悪かった。」

 

なんたることだ、奴は精強なる我々皇軍をレジスタンス(民兵)と勘違いしたらしい。

 

「違ぁう!」「我々は皇軍や!」

 

スケアクロウ『なるほど...。』

 

スケアクロウが数秒ほど沈黙する。

 

「ん、なんだ?」

スケアクロウ『鉄血のデータベースを検索しましたがこの地域に皇軍と呼ばれる組織はありませんでした。』(^p^)「ハイ!」

スケアクロウ『いずれにせよ、あなた達にはここで死んでもらいます。』

(^p^)「ワカリマシタ!、コロセー!」『ただ、』

指揮官『ただ?』

 

スケアクロウが不敵に微笑む(ガスマスクで口元が見えないけど)。

 

スケアクロウ『そちらの戦術人形二体をこちらに渡せば、あなたたちを見逃して差し上げましょう。』

 

スケアクロウが日本兵達の方を一瞥する。

 

指揮官『は?』「おいなんてこった。」

百式&四式「「え?」」

スケアクロウ『ふふ、さぁ決d「あほか!」「くたばれ米兵め!」「死ね、そのほうがお互いの為だ!」「さっさと国へ帰れ毛唐ども!」

「ただのかk パァン! 黙ってろ。」

案山子『...なるほど、それがあなたたちの総意ですか。』

「敵味方の区別くらい付くと思ったんですがね。」

百式「皆さん...。」

「我々は皇軍や!、裏切りなんか出来へんのや!」「そうだ!」「当然だ。」

「お前ら戦闘配置についてください。」「お、ごめん。」「了解!」

「誰があのクソっかすを殺るんや!」「我々、大日本帝国である。」

「我々は大日本帝国の軍人だ、我らの勇気は奴らの比では無い!、必ず勝つ!

「お国のためだー!、行くぞー!」

「おおおおおおおおおおおおお!」

案山子『そうですか...では、』

『死んでください』

 

 

*1
大日本帝国陸軍における兵站を担当する兵科

*2
炊き立てのご飯で作られたおにぎりとたくあんを笹の葉で包んだ物

*3
ここでは缶詰や米軍のMREレーションみたいなのを想像

*4
てきしゆう




毎度ご愛読ありがとうございます。
次回やっとこさ戦闘回になります。万歳エディションと言えばこれが醍醐味ですよね~。
自衛隊員を普通に話せるようにした理由なんですが、自衛隊員はあんまり他の日本兵に比べて大和魂に汚染されてなさそうなんですよね。澤田隊員とかもウォルター呼び捨てだったし。後普通にエアちゃんだけに日本兵の説明させると過労すぎてコーラルをナマでイッて脳みそパチパチしちゃうので...。
今更ですがうちの指揮官は女性になります。男性指揮官推しの人には、本当に申し訳ございませんo_ _)o))
ただ、どうしても日本兵達の無茶ぶりに振り回される指揮官ちゃんを書きたかったんや...。
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