ゴジラ 滅亡の焔   作:シュター

1 / 1
ゴジラを作りたかった。ただそれだけの話です。

(注意)
・必須タグにもありますが、残酷描写があります。苦手な方は注意を。
・実在する建造物などが破壊する描写もあります。不快感を感じる方は、読まないことをおすすめします。


第一章 破滅の焔
第一話 ゴジラの再来


1954年 東京都 銀座区

戦後から9年、終戦したにもかかわらず、東京の町は炎に包まれていた。その炎には黒く、巨大な何かが動いていた。

男性「早く逃げろ〜!!」

子供「母ちゃん、父ちゃん!!」

多くの人々はまるで東京大空襲のように逃げていた。

???「咆哮」

 

1954年の東京に巨大不明生物が上陸。甚大な被害を与えた後に、アメリカが製造した新型特殊核爆弾によりその巨大不明生物を殲滅。その後、国際連合は「神違獣殲滅隊」を設立。またその巨大不明生物を「水爆神違獣ゴジラ」と呼称。そしてゴジラは世界中で恐れられた。

 

そして2025年 神奈川県 横浜市付近の東京湾

黒い何かが海を泳いでいて、両側の防波堤を横切った。

釣り人「な、何だ?」

防波堤で釣りをしている釣り人は驚いていた。

釣り人「もしかしたらゴ、ゴジラか!?」

防波堤を横切ったとき、奴は背びれを海面に出した。

 

神違獣殲滅隊 大戸島本部

観測員A「東経139度、北緯35度にて出現済みのコードを確認。」

山田総司令官「出現済み?そのコードは?」

観測員B「え〜、コードGODZILLAです。」

山田総司令官「何!?」

総司令官は驚いた。

山田総司令官「今すぐに横浜市、川崎市、横須賀市全区、大田区、品川区を警戒レベル10に設定しろ。」

観測員A「了解。」

山田総司令官「それと陸軍、海軍、空軍に横浜に出動要請。」

 

山下公園付近

放送「ここは警戒レベル10に設定されました。直ちに避難隊の指示に従って避難を開始してください。これは現実です。繰り返します・・・」

男性A「何だ?」

多くの市民は疑問を持つ。すると神違獣殲滅隊横浜待機基地から避難隊が出動し、それぞれバラけた。

避難隊A「皆様、直ちに避難所に向かってください。我々が誘導しますので安全に行動を開始してください。」

すると市民たちが避難隊たちに疑問を持つ。

男性B「おい、ここに何が出てくるんだ?」

避難隊A「詳細は不明です。ですが、ここでは甚大な被害が予想されます。」

避難隊Aが話した言葉で多くの市民がザワザワと騒ぎ始めた。

女性A「それって『ゴジラ』ですか?」

避難隊A「それは不明です。しかし、今避難しない限り、前述した通り甚大な被害が予想されます。」

そして再び市民はザワザワ騒ぎ始めた。一部の市民は避難を開始するも、ほとんどの市民は避難をしなかった。避難隊が避難を誘導するも市民は避難をしなかった。

観測員A「ゴジラ、横浜ベイブリッジを通過。」

山田総司令官「海軍の到着の残り時間は?」

観測員C「残り15分です。」

山田総司令官「・・・」

すると東京湾に止まっていたタンカーが爆発した。その爆音は市民にも聞こえた。

市民「キャ〜〜〜!!」

市民「うわ〜〜〜!!」

観測員A「ゴジラ、タンカー船に接触。」

残った市民たちはゴジラ、危機がこちらへ迫ってくる危機感を感じ、避難隊の誘導のもとに避難した。しかし、一部の市民はなぜかスマホを取り出し、ゴジラの方へと向かった。

避難隊A「違います!!そことは真反対です!!」

避難隊は警告するも、市民は聞かず、スマホでこっちへ向かってくるゴジラの背びれを撮影していた。

観測員A「現場の避難隊から報告、少し手こずるだそうです。」

山田総司令官「わかった。ゴジラが上陸する残り時間は?」

観測員B「残り約4分です。」

山田総司令官「青島司令官に伝えろ。横浜待機基地から数台の戦車の出撃を許可。攻撃許可はそちらに委ねる。わずかでもいい、ゴジラの上陸を食い止めてくれ。」

 

山田総司令官の命令を得て、陸軍司令官の青島司令官が命令する。

青島司令官「承知した。大戸島本部から横浜待機基地へ、大戸島本部から横浜待機基地へ。4台の戦車でゴジラの上陸を食い止めろ。」

観測員B「避難隊からです。市民はゴジラを撮影しています。強制化を要請しています。」

このことを聞いた総司令官はため息をついた。近くの阿部副司令官もがっかりした。

阿部副司令官「人間は欲求のために自身の命を犠牲にするのですか。」

山田総司令官「それこそ、現代が生み出した化け物であろう。強制化を許可。」

横浜待機基地から4台の戦車から出てくる。そしてそれぞれ山下公園に到着した。

車長A「目的地に到着。司令官による攻撃の合図を待て。」

操縦士A「承知した。」

 

司令室から副官が入室する。

副官「失礼します。青島司令官、戦車全台、目的地に到着。攻撃の合図を待機しています。」

青島司令官「了解した。これより攻撃を許可する。」

操縦士A「了解。これより攻撃する。」

戦車はゴジラに向けて、砲弾を向けた。

戦車は一斉にゴジラの背びれに向かって発砲する。しかし、ゴジラは止まることはなかった。

青島司令官「状況報告。」

車長A「全弾命中。しかし、効果は見られません。」

山田総司令官「避難状況はどうだ?」

観測員A「横浜駅、桜木町駅付近は約50%。中華街付近は約45%。」

山田総司令官は舌打ちをする。

阿部副司令官「ド派手な攻撃では市民に危害が及びますね。」

山田総司令官「あぁ・・・」

その間に東京湾に5隻の艦隊が突入した。

観測員C「山田総司令官、海軍司令官から5隻の艦隊が目的地に到着した模様です。攻撃許可を要請しています。」

山田総司令官「・・・」

山田総司令官は長く黙り込む。

山田総司令官「小規模の攻撃なら許可する。合図をしたら、通常攻撃も許可する。」

周りの者たちは驚く。

阿部副司令官「正気ですか?もしかしたら、市民に怪我が出る可能性があるかもしれないのに!」

山田総司令官「あぁ、分かってる。だがな、そうでもなければ横浜は71年前の東京になるかもしれないんだ。」

 

東京湾防衛艦隊1号船内

艦長「総司令官から小規模の攻撃だけ許可。その後に通常攻撃をも許可されるとのことだ。ミサイルと長距離魚雷の発砲準備!!」

艦長が叫んだことにより、船員たちは一斉に発砲準備にかかった。また横浜待機基地から数人の特殊部隊を乗せた輸送車がとある目的地へと向かった。

特殊部隊リーダー「もう一度、作戦を話そう。」

特殊部隊リーダーが他の特殊部隊に地図を見せ、地図上のとあるところに指を指した。

特殊部隊リーダー「設置班はここに爆弾を仕掛けろ。合図が出るまで、起爆スイッチを押すな。そして・・・」

そして特殊部隊リーダーは地図上の別のところに指を指した。

特殊部隊リーダー「私含め、残りの者はゴジラを爆弾に誘導するようにここで待機だ。」

一同「了解!」

目的地に到着した特殊部隊らは、それぞれの班に分かれ、目的地に向かった。後ろの艦隊らが発砲したミサイルや長距離魚雷にゴジラは直撃した。しかし、ゴジラの侵攻は止まらなかった。

船員A「ゴジラ、動きは止まりません。」

艦長「ちっ、化け物め!」

観測員A「ゴジラ上陸まで間もなく!!」

青島司令官「全戦車部隊、退却!!」

するとゴジラは体勢を変化した。

観測員A「ゴジラ、体勢を変化。」

そしてゴジラの上半身が海面から出た。

車長A「こ、こ、これが・・・ゴジラ・・・」

ゴジラ「咆哮」

みなはゴジラの巨大な姿に目を奪われていた。

青島司令官「おい、おい!!」

車長A「は、はい!」

青島司令官の大きな声の通信で、目を覚ました。

青島司令官「退却命令だ!直ちに退却しろ!!」

車長「了解。攻撃中止、退却だ!」

車長は操縦士に退却だと命令する。

そして戦車部隊は攻撃を止め、ゴジラからなるべく離れていった。

山田総司令官「避難報告を。」

観測員A「横浜全域避難完了とのことです。」

山田総司令官「よし、ではゴジラが上陸直後に攻撃を開始する。」

観測員B「ゴジラ上陸まで10、9、8、7、6・・・」

その間に空軍や戦車などらが待機していた。

観測員B「5、4、3、2、1!」

そのとき、ゴジラは3度目の上陸をした。

山田総司令官「全部隊、攻撃開始!!」

車長C「攻撃用意、撃て〜!!」

戦闘機パイロットA「これよりアルファー部隊、攻撃を開始する。アルファー部隊、誘導弾発射!」

パイロットの掛け声で、アルファー部隊の戦闘機は一斉に誘導弾を発射した。誘導弾や戦車の砲弾はゴジラの胸元に直撃する。しかし、効果が見れない。

増田司令官「ブラボー部隊、やつの足元を狙え。」

戦闘機パイロットB「了解。ブラボー部隊、足元に誘導弾を発射。」

ブラボー部隊はゴジラに足元を集中砲火。しかし、ゴジラは怯む様子を見せなかった。

観測員C「ゴジラの予想侵攻進路を確認。映像に出します。」

総司令室の巨大モニターに予想侵攻進路が映し出された。そこには横浜駅、川崎を通り、東京へと向かう進路だった。

阿部副司令官「やつは東京を目指す気か!?」

山田総司令官「横浜駅から対神違獣武装列車を出動せよ。」

観測員D「了解。横浜駅から京急線、京浜東北線及び根岸線型武装列車を出動。」

京急線の路線付近の車庫と京浜東北線及び根岸線の路線付近の車庫からミサイル砲弾など備えられた武装列車3台が出動した。武装列車はAI照準でゴジラに向けて、ミサイルや銃弾を発砲した。しかし、ゴジラの侵攻は止まらない。

山田総司令官「41年間で、これらに耐えうる能力を得たのか。」

阿部副司令官「確か1984年ではそういうのって効いたんですよね。」

山田総司令官「あぁ。しかし、我々だけではなく、奴も進化したとはな。」

観測員A「ゴジラ、第3防衛線突破されてました。」

観測員B「第1戦車隊壊滅。」

ゴジラは中華街の建造物を破壊し、横浜スタジアムを踏み壊した。すると一台の武装列車がゴジラに攻撃しながら、接近していた。するとゴジラは接近する武装列車を見つめる。そして、ゴジラは武装列車に噛みついた。

観測員A「ゴジラ、武装列車一台を拘束。」

ゴジラが武装列車を咥えたことにより、咥えられてない車両はぶら下がり、自重に耐えきれず、線路に落ち、破壊した。ゴジラはそのまま咥えたまま、歩き始める。

観測員B「ゴジラ、侵攻再開。」

ゴジラは誘導弾を撃ち続けていた戦闘機たちの方を向かった。

戦闘機パイロットA「何する気だ?」

そして一人の戦闘機パイロットが警告する。

戦闘機パイロットB「まさか、全部隊、回避行動を!!」

そしてゴジラはそのまま咥えていた武装列車を放り投げた。

戦闘機パイロットC「うわ〜〜〜!!」

戦闘機パイロットD「ぐわ〜〜〜!!」

放り投げられた武装列車は数機の戦闘機を巻き込んだ。また武装列車は戦車にまで巻き込もうとした。

車長F「か、回避行・・・」

しかし、回避する猶予を与えず、数台の戦車を潰した。

戦闘機パイロットG「この〜、この野郎!!」

すると一機の戦闘機がゴジラに急加速に突進する。

戦闘機パイロットB「お、おい!!」

戦闘機パイロットA「バカ!止めろ!!」

しかし、その戦闘機は止まることはなかった。

戦闘機パイロットG「うお〜〜〜!!」

戦闘機は銃弾を撃ちまくる。しかし、ゴジラには効かなかった。そしてゴジラは鬱陶しいと感じたのか、その戦闘機の隙をついて、尾で叩きつけられ、その戦闘機は破壊された。

山田総司令官「・・・全部隊はゴジラから遠ざけるように。せめて、予備作戦の配置についてくれ。」

戦闘機パイロットA「・・・了解。全部隊、配置につけ。」

するととある通信がやって来た。

アンドリュー総司令官「約41年ぶりにゴジラが上陸するとはな。」

山田総司令官「そんなことはいい、例の特殊戦闘機はまだか?」

アンドリュー総司令官「もう、横浜の真上だ。」

なんと横浜の真上の上空には特殊な大砲らしきものが下を向いている大型戦闘機が飛行していた。

特殊戦闘機パイロットA「エネルギーチャージはどうだ?」

特殊戦闘機パイロットB「完了だ。いつでも撃てるぞ。」

特殊戦闘機パイロットA「総司令官、いつでも発射できます。」

アンドリュー総司令官「発射。」

そして特殊戦闘機の謎の発射装置から光の線が発射した。光線はゴジラを貫通した。

ゴジラ「鳴き声」

ゴジラは大ダメージを負った。

山田総司令官「おぉ!」

阿部副司令官「あのゴジラに傷を負わせるとは。」

観測員A「!?」

一人の観測員がなにかに気づいた。

観測員A「ゴジラの背びれが青くなってるような・・・」

観測員B「あっ、ゴジラから放射線濃度が高まっていきます。」

山田総司令官「何だと!?」

ゴジラの背びれが青く発光し、点滅する。

山田総司令官「ま、まずい!今すぐ、避けろ!」

しかし、発射中の戦闘機は今動くことができない。そしてゴジラは顔を上に向けた。

特殊戦闘機パイロットA「な、何だ!?」

そしてゴジラの口から青い放射熱線を吐いた。熱線は特殊戦闘機に直撃。レールガンを発射していたため、それの暴発で特殊戦闘機は爆発した。

アンドリュー総司令官「な、なんだあれは?41年前でも見なかったぞ?」

戦闘機パイロットA「気をつけろ!さっきの爆発で破片が落ちてくるぞ。」

観測員B「えっ、嘘だろ。」

すると、もう一人の観測員があることに驚愕する。

阿部副司令官「今度はどうした?」

観測員B「これは本当に生物なのですか?」

するとさっきのレールガンに傷つけられた傷跡が見る見るうちに再生していった。

ゴジラ「咆哮」

そしてゴジラは侵攻を続けた。

青島司令官「総司令官、どうすればいいですか。予備作戦に移行しますか?」

山田総司令官「あぁ、そうしてくれ。」

青島司令官「全部隊、ゴジラの誘導を開始。」

そして戦車、戦闘機は行動する。

戦闘機パイロットA「全部隊、誘引弾を発射!」

戦闘機たちはゴジラに向けて、誘引弾を発射し、直撃する。しかし、ゴジラは誘導されることがなかった。

戦闘機パイロットA「おかしい、他の神違獣には効くはずなのに!」

車長F「我々も同じ方向から誘引弾を発射している。しかし、効果は見られない。」

阿部副司令官「バラゴンやバラン、ガニメには効いたはずなのに。」

山田総司令官「ゴジラとは生物の常識を覆す存在なのかもしれん。やむを得ん!特殊部隊リーダーに送る。爆弾をゴジラの侵攻進路に設置しろ。」

特殊部隊リーダー「しょ、承知しました。設置班、設置場所をゴジラの侵攻ルートに設置だ。」

特殊部隊設置班A「了解。しかし、時間はかかります。」

特殊部隊リーダー「構わん、他の部隊や我々が時間を稼ぐ。」

そしてリーダーは通信を終える。

特殊部隊リーダー「よしっ、何としても、ゴジラを足止めするぞ!」

そして特殊部隊リーダー率いる特殊部隊らはランチャーを担ぎ、走っていった。ゴジラは桜木町駅周辺を破壊し、予想侵攻進路に沿って侵攻していた。

 

とある会議室にて

円状のテーブルを囲って6人が話し合っていた。

???A「水爆神違獣ゴジラ。再び、我が国を襲うとはな!」

???B「ゴジラの3度目の上陸により、新たな神違獣が世界中に出現するのは間違いないな。」

???C「軍事費も高くなるだろうな。」

すると一人の男が何かしら紙をテーブルに出した。

???D「これらが世界中にいる残った神違獣のすべてだ。神違獣の存在は我々のみにしか知らない。それこそ世界の平和のためだ。」

???E「核はどうする。奴から、核の使用の要請をするか?」

???D「使わんだろう。それであのゴジラが生まれたのだから」

???F「正確には違うがな。」

???D「だが、結果の原因だ。」

???G「ゴジラと人類はどちらが滅亡するのか?殲滅隊を信じるのみだな。」

 

特殊部隊設置班A「爆弾の設置は完了しました。」

特殊部隊リーダー「了解だ。なるべく離れてろ。」

特殊部隊設置班A「了解。」

ゴジラは横浜駅の前までやってきた。横浜駅の路線には多くの武装列車がゴジラを攻撃していた。

観測員B「ゴジラ、爆弾接触との時間まで残りおよそ30秒。」

山田総司令官「よし、全部隊、攻撃中止!!」

戦闘機パイロット「了解、全部隊、攻撃止め!」

青島司令官「全部隊、攻撃中止。繰り返えす、攻撃中止。」

艦長「全艦、攻撃中止!」

そして戦闘機、戦艦、戦車、武装列車は攻撃を止めた。すると、ゴジラも侵攻を止めた。

観測員A「ゴジラ、侵攻停止。」

山田総司令官「何だ?なぜ止まった。」

するとゴジラは地面に向けて、口を開けた。また、尾を上に伸ばしていた。

観測員B「ゴジラの体内から放射濃度が高くなっていきます!!」

車長C「何だ?あの青い輪っかは?」

阿部副司令官「青い輪っか?我々には見えんが?」

山田総司令官「あぁ・・・やつの真下には何がある?」

観測員A「・・・地下避難場所ですが・・・」

すると山田総司令官はとっさに命令する。

山田総司令官「そこに防壁の起動を連絡しろ!」

観測員A「無理です。ゴジラによる電波障害により、避難所に連絡できません。」

山田総司令官「くそっ!」

青島司令官「全部隊、そこから遠く離れろ!!繰り返す、そこから遠く離れるんだ!!」

しかし、ゴジラによる電波障害により、全部隊に青島司令官の命令が聞こえなかった。

そしてゴジラは膨大の青い放射熱線を吐いた。熱線は地面を貫通した。

避難隊B「もう大丈夫ですよ。」

男性C「あぁ、助かったよ。」

一方、地下避難所では多くの市民がいた。

子供A「ねぇ、いつお外に出られるの?」

女性B「大丈夫よ。いつか、出られるわよ。」

すると避難所が急に揺れ始めた。

男性D「お、おい何だ!?」

皆は騒ぎ始める。子供たちは泣き始めた。

避難隊B「何だ?」

そして天井から青い熱線が地下避難所にいた市民を焼き尽くした。

女性C「キャーーー!!」

男性E「ギャーーー!!」

そしてゴジラが熱線を当てた場所から巨大な雲と共に爆発が生まれた。爆発の衝撃波が滞空していた戦闘機を破壊した。また戦車をも吹き飛ばした。

操縦士B「ぐわ〜〜〜!!」

衝撃波はゴジラに破壊されなかった建造物を崩壊させた。高層ビルは下層が破壊され、崩れていった。そして、キノコ雲が現れ、ゴジラをも覆うほどだった。本部では衝撃波により、映像を見ることはできなかった。

山田総司令官「映像の回復までどのくらいだ?」

観測員B「間もなく、回復します。」

高性能のドローンであるためか、巨大な衝撃波にも耐えられるようだった。

観測員B「映像、回復します。」

そして映し出された映像にはキノコ雲が映っていた。

一同「おぉ!!」

山田総司令官「な、何だこれは!?」

阿部副司令官「キノコ雲?原爆か何かか?」

観測員A「衛星によると、広島原爆並みの被害です。」

山田総司令官「米軍がしなかったことをするとはな。地下避難所に連絡はできるか?」

観測員A「不明です。」

するとキノコ雲の中から黒い何かが映っていた。

阿部副司令官「総司令官、あれを。」

阿部副司令官はそれに気づき、それを指さす。

山田総司令官「ゴジラか?拡大してくれ。」

観測員B「了解。」

そして映像は黒い何かを拡大する。それは総司令官の言うとおり、ゴジラだった。

山田総司令官「再生しているのか?」

なんと原爆並みの威力により、ゴジラ自身も大火傷を負っていた。ゴジラはその焼かれた皮膚を再生していた。しかも、ゴジラもそうとう苦しんでいた。

ゴジラ「咆哮」

ゴジラは雄叫びをした後、東京湾へと戻っていった。

観測員A「ゴジラ、退却!」

山田総司令官「・・・再び、この国がゴジラに敗れるとはな。」

 

2025年6月24日神奈川県横浜市に3度目に上陸したゴジラは1954年の被害よりも甚大な被害を与えた。広島原爆並みの威力を与えたゴジラは消息不明。放射線が残っているため横浜市の都市部、川崎市の一部が閉鎖区域に指定された。また死者は約13万人以上が出た。今のところ、生存者は確認できず、未だに探索をしている。また横浜市の都市部は崩壊し、神奈川県の県庁所在地は相模原市に移行された。ゴジラの3度目の上陸と甚大な被害により世界中はゴジラを再び恐れていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。