異なる青春の物語 作:ロングコート
なお、一部の異形化キャラに関してはイメージが異形郷のものでは無いものとそもそも原型を殆ど曲げていないものも有ります。
今回の登場キャラ
棗イロハ(異形) イメージ 異形魔理沙
元宮チアキ(異形) イメージ 異形霊夢
丹花イブキ(異形) イメージ 異形フランドール・スカーレット
京極サツキ(異形) イメージ 異形パチュリー・ノーレッジ
羽沼マコト(異形) イメージ 異形レミリア・スカーレット
イロハ(異形)「先生、帰ってきて早々なのは分かりますがそろそろ起きてくだない」
先生「ん……」
かつて聞いた事のある声を聞き目を覚ました。空は赤く、紫に光る太陽が俺達を照らす。はたから見たら世界の終わりのような空模様だろう、だがここではこれが普通で日常、快晴なのだ。
イロハ(異形)「まったく…居眠りすぬのは最高なのは同意しますぎゃ、マコト先輩がもうすぐ来るのに居眠りしてたのバレたら雷おとさりぇますよ?」
目の前で説教垂れているのは棗イロハ。髪色は深紅だが顔の色は全体的にドス黒く、目は黒より黒い。そして日本語があまり流暢ではなく発音を間違えることもしばしば。
先生「いやぁ悪い、チアキと共に別のキヴォトスにいた時に悪夢にうなされたり色々考え事をしていて余り眠れなかったからついつい居眠りしちゃった。」
イロハ(異形)「考え事って…私達が知らない所で何があったのでずか」
先生「研究」
イロハ(異形)「何の。てか研究するタチじゃぬいでしょ。」
先生「そこはオトナの事情で…」
他愛無い雑談をしていると…
パリィィィン!!!
先生「あ、久しぶりイブキ」
イロハ(異形)「も〜、不良共の狩りは良いですが窓ガナス壊さぬんでと言っているでしょ?イブキ」
イブキ(異形)「あっ!せんせ〜い!!帰ってきたんだ〜!!見てみて!不良共の脳髄!ハンバーグにして食べよ!!」
先生「うお…あ…。」
イロハ(異形)「先生引いてるでしょ、やめなしゃいよ。」ムシャムシャ
イブキ(異形)「そう言うイロハ先輩は食べてるじゃん。食べていいよって言ってないのに食べてるじゃん。」
チアキ(異形)「………」
イブキ(異形)「あ!!久しぶり!チアキせんぱ〜い!脳髄なくなっちゃったけどレバーがあるよ!食べよ食べよ!」
チアキ「カチカチカチカチ(ありがとう!いただきまーす!)」モグモグ
先生「久しぶりに見るけどやっぱキツイな…」
そうしていると廊下から二つの足音が響く。
カツン…カツン…
カツン…カツン…
一同「「「「!!」」」」ぞあっ
それと同時に部屋中を押し潰すかのような重圧がかかる。
???「キキ…久しぶりだなぁ先生よ…!!」
先生「…そっちこそ久しぶりだね、マコト魔王サマ」
チアキ(異形)「………」
イロハ(異形)「マオウサマノオナーヌィー」
イブキ(異形)「おなーりー!!」
マコト(異形)「キキキッ!もっとだ!もっと褒め讃えるのだイロハ達よ!」
チアキ(異形)「カチカチ…(オナニーって聞こえなくもないのですけど大丈夫ですかね…?)」
サツキ(異形)「お久しぶりね、先生」
先生「おーおーまた振り子増えたか?」
サツキ(異形)「増えてたら良かったのだけどね。」
先生「増えてないのか…」
入ってきたのは羽沼マコトと京極サツキ。しかしその容姿はマコトは眼帯を巻いており、瞳孔と虹彩は血のように赤い。サツキは服装こそ同じであるものの触手が身体中に生えておりその先端には振り子がつけられていて、顔面には破砕機が下部に取り付けられ皿の上に眼球が乗った天秤が張り付いている。
マコト(異形)「時に先生よ、此処に来る前にそなたが別のキヴォトスに居たという話を聞いた。」
先生「ああ、それが何か…?」
マコト(異形)「ズバリ聞く!そのキヴォトスに居た生徒たちは強かったのか?」
先生「…ああ、強かったよ。でも…」
マコト(異形)「でもぉ?」
先生は昔、ある人物から聞いたことを思い出す。
君が導く忘れられた神々たちは他のキヴォトスに蠢く神々と違い、その力が原初の力に限りなく近い。分かりやすく言えば一人一人が反転せずとも普通の神々で言う所の
先生「君達のほうが強いと、胸を張って言える。」
ズシン…!
それを聞いたマコトの覇気と力が更に増す。
マコト(異形)「キキキキキ!!キヒャヒャヒャヒャ!!!!!そうか!!私たちのほうが強いのか!!ならばこうしてはおれん!イロハ!風紀騎士団、給食部、健啖愛好会、獄泉開発軍、萬屋
先生「侵攻はダメだ。」
マコト(異形)「ゲフッ!?ゴホッゴホッ…な、なぜだ……。」
先生「向こうの生徒たちは君達と同じく幸せに暮らしている。だから突然それを壊すのは余りにも残酷だし、そもそもそんな侵攻は向こうで友達を作ったチアキが…」
チアキ(異形)「ピィィィィ!!!!!」
イロハ(異形)「お、落ちぬいてチアキ!!」
サツキ(異形)「あら…チアキが珍しく怒ってるわね…。」
先生「許さないって。」
マコト(異形)「そうか…そこにチアキの友が居るのか。ならもうよい!二人の訴えと友に免じて侵攻は無しとしようではないか!」
イロハ(異形)「良かってですね」
チアキ(異形)「カチカチカチカチ♪」
マコト(異形)「キヒヒ!では以上を持って会談を終了―」
その瞬間、部屋に異様な声が響く
イブキ(異形)「イブキのプリン…どこ行ったの?」
声の主は冷蔵庫からプリンを取ろうとしたらプリンが無かったイブキ
マコト(異形)「……は!!」
イブキの圧と狂気、怒りが静かに爆発する。それに対してマコトの覇気と力が物凄い勢いで萎んでいく。
イブキ(異形)「マコト先輩…?」
マコト(異形)「わ、悪かっだ……ゆるじてくれ…」
イブキ(異形)「殺す」バサァ!!!
マコト(異形)「うああああイブキィィィィィ!!!許してくれぇぇぇ!!!」ビューン
先生「…変わんないな。」
イロハ(異形)「…で?これからどうすぬんです?」
先生「まぁ各生徒会に挨拶に行かないとな。」
チアキ(異形)「カチカチカチカチカチ」
先生「うん、腹ごしらえを終えたらまずは…」
「SRT軍事・傭兵学園に…RabbitQuartetに会いに行こうか。」
どうもこんにちは、作者です。
お久しぶりです。今回から始まる物語は完全二次オリキャラで固めておりますので原作の動きを気にする必要のない点に於いてはモチベーションに余裕が有り、投稿頻度は増すと思います。
次回は給食部とRabbitQuartet…原作で言うところのRabbit小隊が登場します。
それでは、次の物語で会いましょう。