インクリメンタル☆アルケミスト   作:はめるん用

61 / 62
食べ放題でもデザートは別腹なんで。

 信用稼ぎなんて止めだ止めぇッ! いますぐ計画変更だッ! そんなことよりゴミ山を持ってこいッ! 俺の荒ぶるチートスキルでリサイクルしてやらぁッ! 

 

 うぉっしぇぇぇぇいッ!! 

 

 クラフト祭りの開催じゃぁぁいッ!! 

 

 

 スクラップッ! 

 

 積まずにはいられないッ! 

 

 

 荷車に積み込んで〜。

 

 作業小屋に運び込んで〜。

 

 インベントリに詰め込んで〜。

 

 

 積載、運搬、収納って感じで……。

 

 

 あぁ〜インベントリが埋まる音〜♪ 

 

 効果音? ンなモンねぇよッ! 

 

 いまは取り出せなくたっていい。

 

 だって、どうせ集め続ければそのうち選べるようになるから。

 

 

 ……ぐッ?! 

 

 うぅ、まさか、まさかッ! 

 

 インベントリ容量が……ッ!! 

 

 だったら増やすしかねぇよなぁッ!! 

 

 

 ア〜ン〜ロぉック♪ ア〜ンロぉック♪ 

 

 価値を知らない〜、大人たちが〜♪ 

 

 捨てた廃棄物〜♪ 

 

 いーまーのーぼくーにーわー、ゴミに見えない〜♪ 

 

 

 錬成の時来たりて鉄集う。

 

 銀の金属、幾千が放つ彫刻と補強ッ! 

 

 

 ぽっぽー。

 

 

 個人が適当に建てた小屋に延々とスクラップを運び込むだけじゃ怪しまれてしまうかもしれない。適当なタイミングで素材として出力して小屋の外に積み上げる必要があるな。

 インベントリ内部で直接クラフトできるのは便利だけど、常に誤魔化し方を考えておかないとトラブルになるのは確実だ。そういうギフトだと開き直る選択肢もあるが、切り札を見せるなら奥の手を用意してからってどこかの妖怪も言ってたし。

 

 スティーリアさんには俺が近寄ったら危険そうな場所を探すようお願いして離れてもらっている。

 いまの隙に外に素材を並べておこう。少しぐらい雑多に重ねたほうが急いで片付けました感じ出るが……あとで困るの俺だし、普通にちゃんと重ねとこ。

 

 こうしてカモフラージュしながら作業していると、素材をほぼ無制限に持ち歩ける強みをあまり活かせていない気がする。いまは大量の資材を無償で提供してもらってるから出処を怪しまれることはないが、学校での生活が始まってからは苦労しそうだ。

 

 

 ▲▼▲▼

 

 

「失礼、コレオ様。この改造前のハンティングライフル、試しに使用してみてもよろしいでしょうか?」

 

「別にいいけど……それ、普通の人が使う前提のヤツだからスティーリアさんが使って面白いモノでもないと思うよ?」

 

「興味本位です。FA用の武装は中央からまともな品質で届くのですが、そうでない武器は工場で大量生産されているので……こうして手に持っているだけで、魔力の流れが違うとわかるのが面白いのです」

 

「だとしてもパイロットには必要ない、いや、スティーリアさんって候補生だったりする?」

 

「はい、いいえコレオ様。わたしはすでに訓練課程を終えています。ただ所属は守備隊ではなく領主様の私兵隊ですが」

 

「じゃあFAは」

 

「このイヤリングが展開キーです。テナクス戦闘国家の射撃型標準機体【ビショップ03】のガンナーフレームがわたしのFAですね」

 

 

 ほうほう、射撃型の。

 

 自分の戦闘スタイルがそうだから、見慣れない射撃武器があれば触ってみたい。うん、わかる。仕事でも趣味でも、自分の生活の一部になっているものは、どこにいってもなんとなく気になるというか、視界に入ると意識がそっちに向くんだよね。

 

 ふむ。

 

 ふむふむ。

 

 と、いうことは。スティーリアさん専用の狙撃銃を作ってあげれば喜んでもらえたりするのだろうか? 

 

 試作した改造ライフルが充分に機能すると評価してもらえたこともあって、心が真っ赤に燃えて叫んでいるんだよ。

 俺のワクワクスピリッツに、不可能の文字はないぜ! と。つまりロマンを詰め込んだ武器を作りたくて仕方ない。

 

 接近戦でいきなり趣味に走るのはリスクが高過ぎてパイロットに負担を強いてしまうが、遠距離からの後方支援なら“撃てる”と“当たる”というふたつの条件を満たせば武器として使える。

 威力も射程もなんでも魔法の力で解決する世界だからこそ、俺が前世の知識で遊びを加えても大きく破綻する心配はないのだ。いやぁ、知識チートを楽しむ余地が残されていて良かったね! 

 

 必要は発明の母って言うけど、ほんと、便利すぎる弊害というか……誰も困ってはいないんだろうけどさ。間に合っているんだもの、そりゃ誰も新しく工夫しようなんて考えないわな。だって求められていないんだもの。

 

 

 どうせ最初からプレゼントする前提で話すと遠慮されるから、ここはサプライズ的な感じで完成させてからプレゼントしよう。データ収集の協力をお願いしますって押し付ければ断れまい。

 仮にスティーリアさんの好みに合わなかったとしても、こうした建前があれば気に入らなくても気兼ねなく破棄できるだろうし。いや、そんときは改良したいからやっぱり返却してもらう方向で話しとこ。

 

 よっしゃ、モチベーション上がってきた。

 

 やっぱり労働にはご褒美がないとな! 

 

 どんなのがいいかな〜。エネルギー兵器みたいな武器も普通にあるけれど、どうやってクラフトすんのか知らないしな〜。属性魔力石を一通り作れば、新しい素材も……そういえばガラス系の素材が色々あったけど確認してないや。砂と火属性の魔力石でクラフトできたはず。

 いっそのことFA素材を分析してFA用の武装としてクラフトに挑戦してみようか? 試作ライフルのために必要なバンドルはアンロックしたけれど、それ以外の、FA関連のほうはチェックしてないんだよね。作りたいモノが先に頭にあると、決め打ちでスキル取っちゃうから別のところが明るくなっててもつい見逃しちゃうんだ☆

 

 はい。

 

 納品終わったら、1度ゆっくりスキル確認します。

 

 そこに危険が潜んでいるとすれば、スキルツリーを眺めながらアレコレ想像しているうちに寝るのを忘れて朝になる可能性があることだ。わかっていても止められない、男ってホントにバカね?




 そういえば投稿間隔が短いとAI生成を疑われるのだとか。

 もしも作者の作品も知らぬ間にAI判定されてしまったらと思うと、心配で稼ぎが止まりません。
 ティターンズくん、ポセイダルくん、まだまだ機体はあるんだろう? 100ターンかけて絞り尽くしてやるから全部吐き出せオラァッ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。