稲刈り二日目の早朝投稿は普通に無理でした。
今年は雨が多くて田んぼの状況は控え目にいってドブカスクソゴミハナクソボケナスクズ野郎状態でした。チカレタ……。
爆発の魅力、じゃなかった利点とはなんだろうか?
ゲーム的な視点であればプレイヤーのスタイルによって変わってくる部分だが、俺は“広範囲を巻き込める”ことが最大の強みだと思う。
もちろん単純な破壊力もそうなんだけど。やっぱり爆風によって複数の雑魚をまとめて処理したり、地形を1度に大きく崩したりと、点でなく面を狙えるのが爆発の長所だ。
で、いまの俺でも手が届くバズーカやらグレネードランチャーというと人間用装備なので火力は期待できない。
となれば範囲攻撃という長所に絞って付与する属性を決めるべきだろう。ロマンだけ求めた結果、爆風で吹き飛んだムカデが防壁の内側に落下したらシャレにならんからな。
パッと思いつくのはレーザーに衝撃を付与した足止め効果だ。スタンしたところに火属性の弾丸を撃ち込んで内部に着火、という戦法は期待通りに作用してくれたらしく、スティーリアさんからは丁寧なお礼の言葉をいただいている。
が、それを爆風で同じこと起こせるかというと……ちと疑問だな。
レーザーで対象に衝撃を与えるというトンデモ科学が通用したんだ、爆風に属性を付与すること自体は可能だろう。
だけど一点集中で衝撃を与えるからスタンを狙えたのであって、爆風という面に対して衝撃を与えたところで動き止まるか? より派手に吹っ飛ぶだけじゃない?
つまり属性付与にしても物理的な干渉ではなく、もっと魔法的なアプローチを探っていかないと使い物にならんワケで。
なにか……属性……雷で麻痺とか、氷で凍結とか、そういう方向性で……あるいは応用属性に【減速】みたいなタワーディフェンス定番のデバフ効果があれば……おん? なんか新しく【延焼】ってあるな?
もしかして、ツインライフルのバレルユニットを火属性でクラフトしたからか?
前提条件のスキルを使用したから次のスキルが解放された、スキルツリーシステム的には全然アリだけど……火属性と延焼属性ってなにが違うん? どっちも燃えるって現象は同じちゃうんか?
んん〜。
まて、俺。
悩んだときこそ先人の言葉を、父ロジャーの言葉を思い出せ。
錬金術で大事なのはイメージだと。
こういう基礎は何十回でも何百回でも声に出して忘れないようにしたほうが良い。基礎は大事だからこそ基礎なのだから。
よし。
改めてふたつの属性について本気出して考えてみよう。意外に違いが無くはないんだと気がつけるかもしれん。
そもそもカテゴリーがズレてるんだから同じなワケがない。火属性は基礎、延焼は応用。つまり火属性のイメージでは付与できなかった効果を延焼では使えるかもしれないってことだ。あるいは単純に効果が強力になるとか。
ほかには……継続ダメージ? ポケットにボールなモンスターの火傷もそうだけど、アクションゲームとかで敵を燃やしてダメージを稼ぐってのは定番だよな。ゾンビサバイバル系なんかでは火炎ビンとか序盤から使える強力なサブウェポンとして定番だし。
いや、でも。
それだって火属性で同じことできんじゃね?
むむ。
むむむ!
こういうときはサンプルを増やしてみるのも手だな。火属性のクラフトで応用に延焼属性が追加されたなら、ほかの基礎属性でも同じことができるかもしれない。
そうだな、手始めに属性バレルユニットで雷属性でも試してみよう。麻痺か、それとも感電か。雷から派生する追加効果ってそれぐらいしか思いつかないけれど、たぶんどっちかは出現するだろ。
それじゃあさっそく、スキルでネリネリ〜♪
はい、完成!
属性付与も楽なもんよ。ただ属性を付与するだけならシンプルなイメージだけで済ませられるからな。いまさらこの程度で鼻血なんて出ないから。
これで無事、応用属性のスキルツリーに雷の派生効果が追加されていません! どういうことなの……?
ふむ。
こういうときは慌てず騒がずメタ知識から推測しよう。
まず延焼の属性はあとから追加されたモノ。これは間違いないはず。ゲームシステム的な表現でいうと、条件を満たしてからスキルツリーを確認するとシュピーン! と光ってポンッ! と追加されるアレな感覚に近かったから合ってると思う。
その前提条件としての心当たりは火属性を使ったクラフトしかないので、ここも大きくは間違っていない……と思いたい。半分ぐらい願望だけど、まったく予測もつかない繋がりから派生するってことはないはずだ。まさか延焼というわかりやすい効果で隠しルートなんて設定されていないだろう。失伝や禁忌までいったらあり得そうではあるが。
ほかにメタ推理できそうな要素あるか? スキルの使用回数とか? でも火属性のクラフトなんて1回しかやってねぇ……いや、まて。使用回数……使用回数!
条件を数で満たすタイプのアンロックか! ハンドガンで敵を20体以上倒せ、みたいなカウントで隠し要素の解放! 錬金術士の俺が戦うんじゃなくて、クラフトした武器をパイロットに使ってもらって条件を満たす、ってコトッ?!
いやぁ……あり得るな。
タワーディフェンスなら、たとえば“弓兵が100体撃破で銃兵アンロック”みたいなシステムあるじゃん。それと同じと思えば……うん、納得するしかない。
これはこれで面白いな。ひとりでなんでもできる、なんてアホみたいな勘違いをしなくていい。俺は勇者でもなければ英雄でもない、領主貴族として領民を護るのが仕事。インセクトの駆除は手段であって目的ではない。
と、なると……新しい属性をアンロックするためには、インセクトを貫くための火力はどうしても欲しくなるな。だけど人間用の武器でそんなこと────できるじゃん。見本は目の前に山積みになってんだから。いや、これもインセクトの脅威から人々を護るためだから。うんうん、仕方ない仕方ない!