オンライン対戦でバトった相手が「ハメちゃんはリアルファイトなら負けないんだよぉ!」とか言ってたので会いに行ってみた。尚、彼は全長221cmのムキムキ!マッチョ!マッスル!の人間である 作:SUN'S
「ひえっ、また来たの?」
「前回は名乗りもしなかったからな」
「...ホントにそれだけ?」
「
「ヒルココノツ、長い」
ギチギチとタンクトップの繊維の上げる悲鳴の心地好さを楽しみつつ、財布に仕舞っていた名刺を差し出して、出来るだけ爽やかに笑ってみる。
食らえっ、オレの笑顔だ。(顔面凶器)
「プロボクサー? え、ボクサーなのにゲームとかするの?ハメちゃんにスパチャしてたのも?」
「推し活に職業は関係ない。オレはハメ子の楽しそうな実況も雑談も聞いているんだ」
グッと親指を突き立て笑う。
オレのファイトマネーで健やかに生活してくれ。お前の笑顔と声がオレのパワーに変わるんだ。まあ、スパチャ限度額まで贈ってみたい気持ちはある。
「見た目、ガイルなのに?いや、それよりもさぁ!!プロボクサーなのにハメちゃんとリアルファイトするつもりだったの!?」
「売られた喧嘩は買う主義だ」
「買っちゃダメだよ!?バカなの!?」
「バカでも戦えるぞ?」
「そーじゃねえよ!?」
ニャーニャーと騒ぐハメ子の事を見つめると視線を逸らし、逃げようとしていた。まあ、こんなデカブツがやって来たら怖がるのは仕方ない。
「ハメねこ、なにしてるんだよ」
「ヤク!見ろ、プロボクサーがきた!!」
「どうぞ。名刺どうぞ」
「あ、どうもッス。スーパーミドル級、かなり絞らないとダメなんじゃないスか?」
「適正は168ポンドなんで、76キロだな」
そう言うとハメ子は「この身体で七十キロまで?」と困惑しながら、ベタベタとオレの身体を触っていて感無量すぎて泣きそうになるぜ。
マイ・キャッツ、スパチャだ。(適正価格)
「また5万!?要らない!要らないから!」
「そうッスよ。血の滲む努力で得たものならスパチャじゃなくて料理とか可愛いところとかに連れていけば良いじゃないッスか。なあ、ハメ子」
「うえっ!?は、ハメちゃん、わかんなあい」
「チッ。カマトトぶんなよ」
「ううぅ~~~っ!!人妻だからって調子に乗るなよぉ!ヒルココノツ!ハメちゃんが特別に!そうっ、特別に一緒に遊んであげる!!」
「マジでか」
嬉しすぎて雄叫びを上げそうだぜ。
「しかし、良いのか?ハメ子はすごく可愛いニャンチューバーだろ?下手したら炎上しないか?スパチャもっといるか?」
「シラフで可愛いとか言うなっ」
「インファイターだな、ヒルココノツ」
「まあ、この体格だからな」
日本だとリーチ差で勝てるが負けもする。