境界の彼女   作:つるみ鎌太朗

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【⚠ 注意書き ⚠】


 こちらは『白鯨伝説』の二次創作であり、ファンが勝手に書いたお話です。
 原作完結後を妄想したものなので、

 公式と関係のない者が設定をねつ造、その後のストーリーを書くことに嫌悪感を持っていらっしゃる方にはおすすめできません。

 あと男同士の濃ゆい感情を含むので、
『ブロマンス』タグをつけてあります。

 これを読んで『無理』と思われた方はブラウザバックしてください。
  
【その後のねつ造、ネタバレ注意】
 原作完結後なのでネタバレ要素がございます。
 また、前に書いたお話『冥婚』の続編なので、未読の方は、

『このアイテムはどっから出た!? いつのまにデュウとセイラはそんな仲になった!?』

 となること請け合いです。
 単独で読まれる際には『こういう設定なんだ』ぐらいで受け止めていただければ助かります。

【独自設定】
 ラッキーのその後とか、アトレの成長具合とか、『レディウィスカー』の面々やモアドがどうなっているとか、色々と書いてあります。
 勝手な想像です。大嘘ですが許してください。
 
 以上、『大丈夫!』という方のみお進みください。





 

1、

 

『今度モアドに寄る。アトレも連れてく。久しぶりに会うか エイハブ』

 

 そのメッセージはサチコ・トキサダの迷惑メールフォルダにポンと横たわっていた。

 受信許可もしていない、使い捨てのようなアドレス。

 大体にして個人のケータイのアドレスなど、どうやって調べたのか?

 もし気づかなければどうしていたのか……。

 大学の夏季長期休暇中、サチコは大慌てでモアドへ帰郷した。

 本当は数ヶ月先を予定していたのに、あの人のせいだ。いつも突発的な行動をして人を巻き込む。

 宇宙ポートを出ると相も変わらず茹だるような暑さだった。

 モルタルで整備した、灰一色のロータリー。少し歩けば待ち人がいる。

 

「よお。デカくなったな、ラッキー」

 

 空色の髪を束ねた、道行く人が一度は振り返る長身の男。

 今日は個人的な用事のためか、いつもの立襟コートで着込まず、白のカッターシャツに吊りズボンのみ。

 オープンカーの運転席に腰かけているのに威圧感があり、助手席の赤毛の青年を完全に隠している。

 

「エイハブ船長。お久しぶりです」

 

 近づくと多少老けたものの、眼帯とは反対の隻眼だけは変わらない。

 ギラついた猛禽類の鋭さと、少年っぽさが同居した瞳。

 まつ毛で伏せ、イタズラっぽい笑みを浮かべられた。

 

「そう固くなるなよ。昔と同じでいい」

「と言っても……何年経ったろう。三、四年くらいはもう過ぎてる」

「そんなだっけか?」

 

 呑気に笑っているが、ほぼほぼ音沙汰なかった期間と同じ。

 別れてから数ヶ月は便りもあったが少しずつ間隔が開き、しまいに音信不通になった。

 

「どうしてモアドヘ?」

「ある人に渡すモンがあってな」

 

 後部座席を促され、乗り込む。花束が置かれていた。

 顔を上げたらアトレと目が合う。彼も前髪を撫でつけ、モノトーンの着こなし。

 

「久しぶり」

 

 と声をかけると、

 

「オス」

 

 なんて返される。

 面食らっているとエイハブがエンジンをかけながら説明してくれた。

 

「そいつ、思春期なんだよ。すっかり無口になっちまった」

 

 ふうん、と相づちを打つ。

 だがアトレはぷいと前を向き、

 

「勝手なこと言うな。そんなんじゃない!」

 

 と憎まれ口を叩いた。

 声変わりしたが口調が変わっていなくてサチコは微笑ましく思う。

 やがて発車し、メールでやり取りしていた墓地まで向かった。

 エイハブ曰く『兄ちゃんの墓参りもさせてくれ』とのことだった。

 

 あれから他の惑星からの人道支援もあり、モアドはゆっくりだが復興を続けている。だが過去の空爆の傷跡はまだ生々しく残り、人の集まる中心地を抜ければ荒野ばかり広がっていた。

 環境もまだ人が暮らせるほどではないし……。

 

「サチコ先生の見立てでは、浄化まであとどれくらいかかるんだい?」

「このままだと百年単位だけど、過酷な環境でも育つ樹木を植樹するなりすれば少しは縮められる」

「ほう。聞いたかアトレ、お前も少しは勉学に励めよ」

 

 エイハブはサチコの現状を把握していた。

 突然『あそこの大学は難関だって聞いたぞ。合格おめでとう!』なんてメールを寄越してきて、『ありがとう』より先に『どうやったの?』だった。

 

『いや、情報収集をすればすぐだよすぐ。有名人だし』

 

 確かに、かつてモアド独立宣言を掲げたシローの妹なら小さなネットニュースになっていてもおかしくはない……。

 それにしたってメールアドレスについてだけは説明がつかない。

 怖いよ。素直に返したら、笑顔の絵文字だけ送りつけられた。

 そんな風にのらりくらりとメールを交わして本日の再会にこぎつけたのである。

 

 しばらくして墓地へ辿り着き、兄の眠る墓石の前に立った。

 シローに傾倒していた人々から『もっと立派なお墓を』と申し出があったものの、サチコは首を横に振った。

 

『そんなこと、兄は望みません』

 

 だから周囲の墓とそう変わらない。

 エイハブが花を供え、身を屈めて頭を垂れる。隣でアトレも同様にした。

 それから墓をきれいにする際、二人とも思ったより念入りに掃除してくれたので笑ってしまう。

『また来るよ』と声をかけてから後にした。

 

「それで、もう一つの用事というのは……?」

 

 駐車場でサチコが聞くと、エイハブから、

 

「海へ行く」

 

 と端的に言われた。

 そのまま第六鉱区付近までドライブ。ベタついた潮風が吹きつけてくる。

 暑さに音をあげて広げたサンシェードごしに、陽ざしが真上に来ていた。

 

「すぐ終わンの? 腹減った」

 

 アトレに愚図られてエイハブが呆れたように笑う。

 

「ガキじゃねえんだから、少しは我慢しろ」

「思春期、成長期、育ち盛り」

「減らず口は誰に似たんだ」

 

 そのやりとりで、サチコの心はすっかり『レディウィスカー』号にいたころへ戻っていた。

 路肩に停め、下りる。

 紺碧の水平線がひろがっていた。周囲に民家もなく、波音ばかり。

 その狭間にかすかに聴こえる唄声があった。

 浜辺で何かを拾い集めている女性がいる。

 ……サチコは、この(ひと)を知っていた。

 波打つ海色の長い髪に細い体躯。なだらかな背は透きとおるほど白く、精霊を想わせる。

 しかし彼女はその対極ともいえるアンドロイド。まだモアドが鉱区として機能していたころに、唄声で鉱夫たちを労っていた——。

 エイハブの尋ね人を知るとサチコは複雑な胸中を明かした。

 

「セイラさんは、いつのまにか、また海辺で唄っているのを見つけられた」

「ジェイコブスが何かやった、ってデュウが言ってたな」

「でも、あの時に降り注いだ白鯨のうろこを集めるばかりで何が目的か……話しかけても会話が成り立たないんだ」

「あの人は昔からそんなところがあった」

 

 エイハブはわざと核心を外して喋るクセがある。

 そんな時、サチコは試されているような心地になる。

 果たして踏み込んでいい境地なのか?

 だが口からスルリと言葉がこぼれ落ちた。

 

「デュウを、覚えているのかもわからない……」

 

 エイハブがわざわざ足を運んだ理由もデュウ由来のハズ。

 セイラとデュウは恋人だった。

 もしかしたら、と思っていたが第六鉱区へ向かった時に確信した。

 サチコの言葉にエイハブは軽くうなずき、ゆっくりと一歩踏み出した。

 

「挨拶に行こう」

 

 ひろい背に若いふたりも着いていく。

 セイラのもとへ来ると、あの日と寸分違わぬ姿にいつも圧倒される。

 唄声がパタリと途切れた。

 

「久しぶりだな、セイラさん」

 

 エイハブが声をかける。

 セイラの視線が向けられた。

 無言のままの彼女に構わず、エイハブは車から持ってきた封筒を見せた。

 

「アンタに報告があるんだ」

 

 ガサリと音をたて、出てきたのは一枚の写真。短い茶髪に、よく鍛えた腕を見せて鉱区で働く男性。

 セイラが静かに見つめている。

 経歴をまとめた書類をエイハブは上から重ねた。

 

「ハリー・トンプソン。名前が変わっていたから見つけるのに苦労した……抵抗の末に連邦側の人間を射殺したと裁判沙汰にはなったが、結局は揉み合いによる不可抗力として殺意は認められず。保護観察処分になったらしいな。

それからは別の星で鉱員として働き、今じゃ奥さんと子どもとで平穏に暮らしているとよ」

 

 ハリー。サチコはその名前に覚えがある。

 かつてセイラがデュウをそのように呼んでいた。

 なぜだろう? とは思っていたが、別人の名前だったのか……。

 書類と写真をエイハブが封筒に入れ直す。

 

「……セイラさん、アンタがずっと待っていた男だろ。ここに来ねえのは癪だが、まあまあよろしくやってるみたいだよ」

 

 言って、一式をセイラに渡そうとした。

 それを見てとっさにサチコは手を伸ばす。

 

「ちょっと、船長。それは……」

 

 言葉が続かないが割って入らずにはいられなかった。

 だって、セイラがそれを受け取ってしまったら。

 デュウの気持ちはどうなる?

 彼は、もうここにはいない。セイラへの想いを伝えることができない。

 彼女の胸の内にしか存在できないのに。

 だがエイハブは『邪魔するな』とばかりに身をわずかに傾けてきた。

 祈るように見守るしかない中、セイラはというと封筒を見下ろすばかり。

 口もとに柔らかな微笑が浮かんでいる。

 

「……彼は、幸せなのね」

 

 鈴を鳴らすような声。

 そこに哀しいだとか、負の感情はなかった。

 ただ安堵のみにじみ出ていた。

 

「よかった」

 

 サチコは違和感を覚える。

 待ち詫びた相手の現状を聞いたというのに、セイラはどこか他人事のように受け取っているように見えた。

 やはり認知を司る回路に異常でもあるのだろうか……。

 エイハブも静かに歌姫の様子を見守っている。アトレは——黙っているだけで何を考えているかわからなかった。

 心臓が脈打つのを抑えつけ、彼女の返事を待つ。

 セイラはひとつも表情を変えず、エイハブを上目で見て告げた。

 

「——デュウは?」

 

 サチコの認識がひっくり返った瞬間だった。

 

2、

 

 夜の飲み屋でエイハブが荒れた。

 セイラが受け取らなかった封筒を卓の脇に置き、酒をかっ喰らいながら文句を垂れていた。

 

『どこが似てンだ、こいつのどこがよ。

デュウはもっと目がデカかったし、ひと回り若かったし、第一こいつじゃ鼻が高すぎる』

 

 まだ酒が飲めず素面のアトレに『うるせえ』と一蹴されるも絡みつき、

 

『あー? いいじゃねェか、デュウのヤロウもコレで安心だい!』

 

 酒臭い息を吹きかけて迷惑がられる。

 サチコは苦笑いを浮かべ、甘いソフトドリンクをちびちびやっていた。

 店を出る際、酔いつぶれたエイハブをアトレと一緒に抱えようとしたが、

 

『いいよ。このオッサン重いから』

 

 と断られた。

 慣れているのかアトレは酔っ払いをタクシーへ力ずくで押し込み、サチコが身を寄せる共用住宅へ連れ帰った。

 空き部屋があるので、管理人に相談すると二つ返事で了承してもらえた。

『白鯨』からモアドを救った救世主なら喜んで、とのことだった。

 サチコと面識のある相手だから好意的に受け入れられた。

 モアドの中でも、

 

『結局エイハブという奴は何をしに来たんだ?』

 

 などと懐疑的な住民はいる。

 誰が正しいというワケでもない。

 でも、サチコはエイハブやカンパニーの皆に感謝している。

 絶望的な状況で、誰ひとり諦めなかった。その結果あの恐ろしい白鯨は軌道を逸れ、モアドは助かった。

 それは確か。

 そして、その中に——デュウもいた。

『白鯨』と同化し、宇宙で消えていった彼が。

 

 風呂から出て、棚の上に飾ったコルクボードを見た。

 兄や『レディウィスカー』の仲間たちとの写真が貼ってある。

 デュウの姿もモチロンあった。

 改めて見ると確かにハリー・トンプソンとはあまり似ていない。

 共通点は、茶髪でハリーも過去に長髪であったことぐらいか。

 ハリーもなかなか美男子だったが、対するデュウはゾッとするほどきれいな顔をしており、似通った人間がこの世にいるのかすらわからない。

 写真の中でデュウはセイラと一緒に笑っている。

 アトレが使い捨てカメラで撮ったものだ。

 デュウがマリーと一緒に合流した後、みんなでレジスタンスの隠れ家でひしめき合っていた時期。

 

『カノジョができてうらやましーじゃん。どう口説いたのさ?』

 

 パシャパシャと遠慮なく撮るマセガキに、デュウが困ったように首をかしげていた。

 その腕の中でセイラは穏やかに笑っている。

 フラッシュに引き寄せられ、悪ノリ連中も集まってきた。

 

『おうおう、デュウちゃんや……セイラさんとはどこまで行ったのよ?』

『どこ、とは……? おれとセイラは海で出逢った』

『そういうこっちゃない。ったく、これじゃこいつまだネンネだぜ!』

『先ほど少し寝た。今は稼動している』

 

 トンチンカンな受け応えしかしないデュウをみんなでやんやはやし立てていたっけ。

 そこをマリーが現れて、

 

『こーら! 命の恩人のデュウさんをいじめるヤツは許さん!

ええい、茶化したヤツらはそこに直れ!』

 

 なんて言って、元ファンクラブ会員一同をまとめて正座させた。

 その光景を部屋の隅で転がりながら見ていたのがエイハブ。

 

『女の尻に敷かれるのが好きだなぁ』

 

 そう言って呆れていたのを覚えていてる。

 当時は『ラッキー』と名乗っていたサチコも乾いた笑いを浮かべる他なかった。

 セクハラから開放されたデュウはというと、何かしらのイヤらしさは感じ取ったのかセイラをかばうように抱き寄せた。

 だがセイラは最初から最後まで同じ微笑みを浮かべるだけだった……。

 

 何を考えていたのだろう。

 サチコにはわからない。

 ただ、今日ハッキリしたのは、彼女はデュウを忘れてなどいなかったということだ。

 あれだけ自分が話しかけても引き出せなかった名前を、エイハブが一発で手繰り寄せたのはさすがだった。

 

 窓を開け、夜風を浴びる。

 遠目に点々と民家の明かりが見えた。ここ数年でモアドに残っていた市民の三分の一ほどは別の星へ移住している。

 かつての地獄を乗り切ったとて、慢性的な食糧不足や過酷な自然環境でやっていけない人が多かった。

 サチコだって今は別の星で学生生活を送っている。

 それでもいつかはまたこの星で暮らすつもりだ。

 兄シローや、デュウ。みんなが決死の想いで守ってくれたこの星で……。

 

 ふと、視線を落とすと共用住宅から外出しようとしている人影が見えた。

 長い髪をひとつに束ね、杖で身を支えながら歩く人物……。

 左脚は義足。

 エイハブに違いなかった。

 

「え?」

 

 こんな時間にどこへ行くのか。

 サチコはパタパタと足音を鳴らして部屋から飛び出す。

 外廊下で、手すりから身を乗り出した。声をかけようとしたがノドがつかえる。

 呼びかけてどうなるワケでもないと悟ったからだ。

 エイハブは住宅を離れ、歩き続けている。方角からしてバス停へ向かっているようだった。

 夜行バスはまだ運行していただろうか。

 遠のいてゆく背中を見送りながら、不安になる。

 過干渉ぎみになるのは今日一日ずっと一緒にいたせい。

 ここ最近、大学生活で新しい友人も増えた。未来のモアドを見据えて学業に精を出している……。

 だが、ふと孤独を感じる時がある。

 

 兄もいない。過去に同じ鉱区で気の知れた人も大部分は去ってしまった。

『レディウィスカー』のみんなともほとんど連絡が取れない。デュウもいない。

 ミカとはたまに話せるが女優業で忙しそうだ。マリーだってキャスターになって各地を飛び回っている。

 

 幼少期はとうに過ぎた。

 でも、心にはまだあのころの『ラッキー』がいて『みんながいない』と泣いている。

 だから——今日、あの人と会えて嬉しかった。

 連絡が取れなくなっていく中、あんな人だから『もしかして』と最悪の事態も考えていた。

 でも、便りがあった。

 また逢えた。

 あの人はこの宇宙にまだ存在して、サチコを『ラッキー』と呼んでくれる。

 あの時のまま——早すぎる時の中、錨を下ろすように押しとどめてくれる。

 小さくなるエイハブの背中が、ほんの少しにじんだ。

 隣から声をかけられる。

 

「昔から突拍子もなかったけど、あれからさらにヒドくなってさ……。

どっかでクルマ拾って飲酒運転とかダサい刑歴増やさなきゃいいがね」

 

 アトレだった。喪に合わせた白黒の服から一点、年相応のプリントTシャツと麻の短パンを着ている。

 サチコ同様に風呂を済ませたのか髪も下ろしていた。

 

「あっちはバス停があるから。ソレはないよ」

 

 教えてやればアトレは疲れたように手すりにもたれかかる。

 

「行きは良くても帰りはどうすンだろうなあ。ホント、手がかかる。

昔はカッコいいと思ってたんだがなあ……」

 

 身内からの散々なエイハブの評価に力なく笑うサチコ。やはりそばにいると見たくないところも見えてしまうものなのだろう。

 でも、羨ましい。

 アトレはあの後もエイハブのそばですくすく育ってきたんだなあ。

 そう思うと背の高くなった姿もふしぎと頼もしく感じられた。

 見上げていたら目を合わせられる。

 

 湿っぽい目つき。

 サチコは自分の格好を見下ろした。

 薄手の半袖と半ズボンの寝巻き。濡れた金髪にタオルを被せたまま。

 胸もとに視線が集中しているような……?

 頭のタオルをむんずと握りしめる。

 パッシィィィィィン!

 

「いっっっっっっった!!」

 

 アトレが目を抑えてうずくまる。

 まったく、このマセガキは昔から人の胸ばかり見やがって。

 サチコは『ドスケベ』と毒づきながら、とっとと自室へ引っ込んだ。

 

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