卒業バケーション   作:飽きやすい創作隊

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文化祭

清華女子校の文化祭は、朝からいつもよりずっと騒がしかった。

 

 校門には色とりどりの飾りが並び、校舎の窓にはクラスごとのポスターが貼られている。廊下を歩けば、焼き菓子の甘い匂いと、どこか浮ついた笑い声が混ざっていた。

 

「いずみ、こっち!」

 

 友達に呼ばれて振り返った戸塚いずみは、手にしたパンフレットを胸元に抱え直した。

 

「今行く!」

 

 今日は文化祭。

 

 そして、いずみにとっては、少しだけ特別な日だった。

 

 なぜなら――颯が来るから。

 

 校門の前で待ち合わせをしていたはずなのに、姿が見えない。

 

「……まだかな。あいつ遅いなぁ」

 

 スマホを見る。

 

 約束の時間を五分過ぎていた。

 

 もしかして来られなくなったのかな。

 

 そんな不安が胸をよぎった、そのとき。

 

「いずみ」

 

 聞き慣れた声がした。

 

「……颯!」

 

 振り返ると、そこに颯が立っていた。

 

「ごめん。ちょっと迷った」

 

「もう、遅いよ」

 

 そう言いながらも、いずみの顔には自然と笑みが浮かぶ。

 

「怒ってる?」

 

「ちょっとだけ」

 

「じゃあ、今日は何でも付き合う」

 

「……ほんと?」

 

「ほんと」

 

 その言葉を聞いて、いずみは少しだけ頬を赤くした。

 

「じゃあ、いっぱい付き合ってもらおうかな」

 

 二人は並んで校内へ入っていった。

 

 最初に向かったのは、いずみのクラスの出し物だった。

 

「これ、私が作ったんだよ」

 

 教室の隅に飾られた手作りの小物を指差す。

 

「へえ。上手じゃん」

 

「もっとちゃんと褒めて」

 

「すごい。かわいい」

 

「……そっちじゃなくて、私を褒めてよ」

 

「え?」

 

「なんでもない!」

 

 いずみは慌てて前を向いた。

 

 颯は少し考えてから、くすっと笑う。

 

「いずみも、制服姿かわいいよ」

 

「……!」

 

 不意打ちだった。

 

「そういうの、急に言わないでよ……」

 

「でも本当のことだし」

 

「……もう知らない」

 

 いずみは真っ赤になった顔を隠すように、颯より少し前を歩いた。

 

ブウウウウウウンッ

エンジンの音が鳴り響く

 

「え?何、暴走族?!」

 

「あはは、違うよ。聖美んとこ、バイクの展示してるよ」

 

「聖美さんらしい」

 

「本人はサボってタバコでも吸ってると思うけど」

 

「なんかこっちは凄い高級車が並んでるけど」

 

「麗子が真樹の車と並べたくてやったらしい」

 

「流石、高木財閥...で、これが真樹さんのだね」

 

「トランザム、知ってたの?」

いずみが目を丸くする

 

「前に聞いたからさ、助手席には乗せてもらえなさそうだったけど」

 

「あはは、真樹らしい」

 

めぐみさんは巫女の衣装でおみくじをやっている

「みんなガッツリやってるんだね」

 

「張り切ってたからね、めぐみ」

 

「ふふっ、お2人も恋みくじどうぞ?」

めぐみさんが勧めてくる

 

「なんかカップルが多いけど大丈夫?」

 

 

「そんな事ないですよー、女の子同士とかもたくさんありますから」

 

「折角だからやってみたら?」

 

いずみさんに聞いたんだけど?

嫌じゃなさそうで安心する

 

大吉が出た

告白すべし!!!

 

よくある手だ

 

由利佳さんは俺たちを見つけると桃まんを両手に持って走ってきた

「あー!颯君、来てくれたんだ。久しぶりぃ!!!」

 

「これ良かったら食べてね」

 

「ありがとう」

 

 

さおりさんのいる教室に入ると

「おっ、颯!来たんやな。ウチのタコ焼きも食べてってーな」

ホンマ美味いで!とさおりさんがタコ焼きを奢ってくれた

 

「なんかみんな色々くれたね」

 

「颯が来るの楽しみにしてたからね」

 

「...いずみが?」

 

「...み、皆んなもだよ?」

 

「そうなんだ。嬉しいな」

 

 午後になって、二人は中庭のベンチに座った。

 

 文化祭の喧騒が少し遠くに聞こえる。

 

「楽しいね」

 

 いずみが言うと、颯は頷いた。

 

「うん」

 

「……今日、ずっと一緒にいられて嬉しい」

 

「俺も」

 

 短い返事だった。

 

 でも、その一言だけで胸がいっぱいになった。

 

 しばらく沈黙が続く。

 

 秋の風が、校庭の木々を揺らしていた。

 

「いずみ」

 

「ん?」

 

「文化祭が終わっても……こうやって一緒にいたい」

 

 いずみは颯を見る。

 

 いつもの表情。

 

 

 

 遠くから文化祭終了を知らせる放送が聞こえてきた。

 

 

 

------------

 

 「いずみ、コレどういう状況?」

 

「なんか鍵かけられたみたいね」

 

ガチャガチャ、と体育倉庫のドアを開けようと試みる

 

「嘘だろ?」

 

「嘘じゃないみたいね」

いずみもドアを確認すると溜息を吐く

 

「鍵かけるなら普通、中を確認するだろ」

 

「その人にとって普通じゃなかったみたいね...ごめん、片付けなんか頼んじゃったから」

 

「いいよ、俺はラッキーだし」

 

「え?」

 

「ここなら遠慮なくいずみとイチャイチャできるから」

颯はいずみに近づく

 

「いや、待って。ここ学校」

 

「誰もみてないし、いいでしょ?」

 

「まだ付き合ってもないのに、そういうのは良くないと思うけど?」

 

「俺はもう付き合ってるつもり」

 

「ずるい」

 

「俺と結婚しよう、ハニー」

 

「何それ」

ぷっと吹き出すいずみ

 

 

「でも、冗談きついな。早く見つけてほしいし由紀恵に連絡とってみよう」

 

「うん、お願い」

 

「あー、由紀恵?ごめん、今抜けられる?体育館の倉庫で鍵かけられちゃってさ中に閉じ込められちゃって。助けて」

 

電話するいずみを黙ってじっと見つめる

 

「直ぐくるって」

 

「そっか。」

 

「じゃあ、それまでギューしたい」

 

「え?」

 

「だめ?」

 

「だめ」

 

「もうここから出たら帰りじゃん?」

 

「そうね」

 

「寂しいじゃん?」

 

「そうね」

 

「だから、お願い」

 

「ちょっとだけ、だからね」

 

 

 

 

ぎゅうっ

 

お互いの体温を確かめ合う

暖かくて、心地よい

 

そして自然と唇が惹かれ合う、その瞬間

 

 

 

ガラッ

「っ!!!!!」

 

「あー?!いずみと颯君、何してるのッ?!」

 

「しーっ!由紀恵さん声大きいッ」

 

しっかり目撃されたましたとさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




AIだとどうもつまらないのよね、時間がある限り修正していきますね
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