残酷な世界に生まれたけれど、幸せです 作:虫ケラ盆暗ノロマの腑抜け……役立たず!!
『きっかけさえあれば、人の心は花開くから大丈夫。
いつか好きな男の子でもできたら、カナヲだって変わるわよ』
「──奇襲効果を、最大限に発揮するためです」
カリアンが以前も遠回しに打診してきた、
今日はいよいよ、「何故そうすべきではないのだろうか? 二人の転籍には、決して小さくないメリットがあるだろう?」とカリアンから直截に尋ねられたアークライトは。
ここで、
続けてアークライトは、噛んで含めるようにしてカリアンへ持論を展開する。
「改めてカリアンさんと認識を共有しておきたいのですが……
ツェルニが現在保有するセルニウム鉱山は、わずか一つである。
故に、来年の戦争……特にその緒戦では『必勝』が求められている。
僕の理解に誤りはあるでしょうか?」
「いや……極めて正確な状況認識だとも」
「安心しました。
それで先程カリアンさんは僕たちの転籍にメリットがあると仰っしゃられましたが……
僕の考えでは、特にフェリの転籍は……『必勝』を危うくするだけだと推察します」
「それは、何故かな?」
「これはとある……『戦争とは何か』を論考した、古い思想家の言葉なのですが。
彼の言に『凡そ戰は正を以て合し、奇を以て勝つ』というものがあります。
戦争は正攻法で相手と組み合い、そこから奇策を用いて勝利する……という意味です。
確かに僕たちの転籍は『正を以て合し』という点で、何らかの利点をもたらすかもしれません。
他方フェリが武芸科に在籍し、名声を得てしまえば『奇を以て勝つ』可能性を下げるでしょう」
カリアンは(……不思議な男だ)と思った。興味を惹かれて思想家の名前を聞いてみれば、孫子だという。生没年すらも不詳な、相当に古い……カリアンですら名前のみを知るに過ぎない存在だ。
『僕には学がないから』などと言いながら一般教養科への在籍を望んだにしては、アークライトは時折こうして奇妙な知識を開陳してくる。そこでカリアンが知識の出所について問い質すと、必ず『昔、本で読んだことがあって……』と返してくるのだ。
カリアンには読書という行為を、人並み以上に好んでいる自覚があった。同時に現在は
故にアークライトから知的好奇心を刺激されるたびに。カリアンは聖緑都市エスペリアの彼の生家を、失われてしまった貴重な書物の数々を思って。口惜しさの余り、身悶えしそうになるのであった。*1
「それから。僕の妄想と切り捨てられても仕方がないレベルの予測なのですが……。
戦争の緒戦で、ツェルニから『裏切り者』が出るのではないかと、僕は案じています。
ツェルニが敗戦した後の、転学の受け入れ、転学後の様々な優遇措置──」
「ふむ、なるほど。
ツェルニと対戦する都市からすれば、わずかな報酬と引き換えに
崖っぷちであるがゆえに、ツェルニにはそのような
「はい。
もしも僕がツェルニの敵対者で、戦前にフェリの実力を把握する機会があれば。
合法・非合法問わず、あらゆる手段で無力化を試みるでしょう」
カリアンの目を見つめながらアークライトがそう断言すると、
アークライトは、例え話とは言えフェリを不安にさせてしまったことに申し訳ない気持ちになりながら。かけがえのない友人である彼女のために、力強くカリアンへ。宣言と、そして説得の言葉を放つ。それが少しでも、フェリの
「つまりツェルニの運命は、戦争当日まで『如何に
もちろん僕は、フェリを守るために全霊を尽くします。
フェリには掠り傷の一つだって付けさせない。
……ですが、戦争当日にただフェリの身体や精神が保全されているだけでは十分とは言えない。
ツェルニがフェリという切り札を擁していると知られれば、何らかの不測の事態が発生しうる。
少なくとも対戦する都市は、それを企図するでしょう。
だから。情報の封鎖も同じくらい重要で、それはカリアンさんにしかできない
アークライトの
そうして一つ溜め息を吐くと、うっそりとした様子で自省の言葉を口にする。
「ツェルニは、何度も何度も敗北を繰り返してここまで追い詰められた都市だ。
故に、私は……ツェルニを強くしなければならないと、そればかりを考えてきた」
「どれだけ戦力を積み上げても『不足してるのでは?』という不安からは、逃れられない……」
「…………わかってくれるのかい?」
「汚染獣との戦いでは、いつもそうです。
特にノアに呼ばれてから、
「そうか……。君は、君たちはそうだったね」
未だに虚脱状態から抜けきらないカリアンを前に、アークライトは悪戯っぽく笑って、先までの自説を覆すようなことを言う。
「ええ。ですが、汚染獣との戦いで
汚染獣との戦いはそれこそ、カリアンさんが考えていた『どちらが強いか』に終止します。
せいぜい『彼を知らずして己を知れば一勝一負』、勝率は常に五割未満と考えて臨む程度です」*4
「それは……少しばかり聞きたくなかった
そう言って力なく笑うカリアンへ、アークライトは「すみません」と、ひどく軽い調子で返す。その上、
汚染獣との戦いで敗北することは、死と同義である。力を持たない一般市民のカリアンならば放浪バスでの脱出という、『九死に一生の目』が残されているが……この二人はそうではない。
それにも
征くべき道を征く二人にできることは、それしかなかったから。
◆
応接テーブルの前で俯いて、黙り込んでしまったカリアンさんの様子に。僕は静かに席を立ち、給湯スペースへと移動して紅茶を点て始める。
非常に個人的なこだわりだけど、ティータイムに際して手間を惜しんでいる場合は"淹れる"という表現を用いて、丁寧にする時は"点てる"という言葉を用いるのが僕の流儀だった。
そしてカリアンさんは
そのまましばらく、特に言葉を交わすことなく、二人でお茶を楽しむ時間が続く。
秘書という仕事に緊張して身構えていた僕にとっても、これはありがたいことで。何となくこの不思議な距離感が続いている。
「──そう言えば、あれは何と言ったかな?
フェリのための特注の錬金鋼……先日予算の調整がついたばかりだが。
もうそろそろ、初期報告くらいは上がってきても良い頃だと思うのだが」
「
研究主任のキリク・セロンから、試作一号の完成が報告されています」
カリアンさんの「それは重畳だね」という言葉を耳にしつつ、僕が「詳細はここに」と、錬金科から届いた
気持ちはよくわかる。その報告書はあまりにも紙数を多く費やしている。端的に言って、分厚すぎた。
きっと
報告書の内容を要約した体で言及した僕であるが、
もしキリク・セロンがデータの捏造や、予算の過大請求などの不正を行っていたとしても、僕にはそれを見抜くことはできない。カリアンさんにも容易なことではないだろう。とは言え……。
「安全性の確認が終われば、フェリが試用してデータを採ることになりますから。
現時点では、
僕の発言はカリアンさんにとって福音だったのだろう。
そんなカリアンさんの姿にならい、僕もスコーンを二つに割って苺ジャムを塗って食べる。
……うん。今日もなかなか上手く焼けたんじゃないかな。朝早い時間帯*8に生地を作った甲斐があるね。
そこはかとなく不機嫌そうなオーラが漂ってきたような気がしないでもない*9
僕が何年ぶりになるのか、自分でもわからないくらい久しぶりに厨房へ立つようになったのは、日頃から良くしてくれているフェリへのお返しがしたいからなのに。フェリの分が無いわけがないじゃないか。*10
そんな一幕を挟みながらも僕たちは『
その過程でキリク・セロンが寄越した
報告書の中身はきちんとファイリングして……
僕が心の中で
「それにしても、錬金鋼の性能が念威操者、あるいは武芸者の実力を制約する……
そのような
「そう……ですね。
フェリを
「君たち二人とこうして会話するようになって、私の常識は塗り替えられることばかりだよ。
もし私一人で懊悩したまま、ツェルニが来年の戦争に突入していたらと考えると、背筋が凍る」
カリアンさんが目を伏せがちにしながら、「与えられた権限の大きさに、何でも自分がやらなければならないと思いつめていた。権力の腐敗とは……このようにして発生するものなのだろうか」と告解する姿に、僕もまた自責の念がこみ上げてくるのを禁じ得なかった。
本来であれば、フェリが所持する錬金鋼の性能に不満を抱いていることに、僕が一番最初に気付かなければならなかったのだ。
それなのに僕は何ら疑問を抱くことなく、何度も何度もフェリを
僕は、僕が持つ錬金鋼の性能に不満を感じたことが久しくなかったから。ノアに甘えられるだけ甘えてしまって、そういった感覚を忘れてしまっていたんだ。
父や兄たちは、彼らの膨大な剄を受け止めきられなかった錬金鋼と一緒に散っていったというのに。僕はとんでもない不幸者だ。
僕たち二人が、男同士で膝を突き合わせあって。お互いに沈鬱げな色を顔に浮かべていると。
そんな寂とした室内の雰囲気を打ち払うかのように、フェリの涼やかな声が僕の襟から響いた。
"アーくん、兄さん。そろそろ定時です"*13
「……ふむ、もうこんな時間になっていたのか」
"そうです。早くしてください。私はもう、いつもの
「フェリ、ごめんね。すぐに片付けるから」
「いや、少し待ってほしい。
「何でしょうか?」
"……何ですか?"
「先ほど
アークライト君は『フェリを守り通す』ことの重要性を説いてくれたね?」
「はい」
「──そこで、どうだろう?
アークライト君も同様だろうし、我々のところへ、引っ越して来ないかい?」
"…………っ!! 兄さんにしては、慧眼です" 「……えっ?」
"私の護衛体制をより盤石にするため……そういうことですね?" 「……いや」
「さすがはフェリちゃんだね。その通りだとも」 「あの……」
"……そう言えば。アーくんが夜中に、ベランダから私を迎えに来たこともありました。*15
今にして思えば、それはあまり外聞の良くない行為だったと
「フェリ?!」
「何だって? それは聞き捨てならない行為だ。
アークライト君。
もし今後も
「……はい」
"では、アーくんの引っ越しは決定ですね。
善は急げと言います。今日中に引っ越しを終えてしまうべきだと思いますが?
アーくんは私物も少ないですし、無理な話ではないと思います"
「せっかくフェリちゃんがレストランまで移動してくれたのに申し訳ないが、そうしようか。
同じ
夕食は、その後に
"そうしましょう。……アーくんも
「……hai」
何となく、フェリの
あうう、どうして僕はこういう時、フェリにびしっと言えないんだろう……。
◆
アークライトの私室の扉をノックする前に、フェリは今一度自分の身だしなみを確認した。
その確認は服の前合わせや身頃を整えるといった程度のものではなく、わざわざ念威まで行使した客観視点での確認という、実に念の入ったものである。
最近のアークライトはフェリがじっと目を見つめたり、身を寄せたりすると微かに照れたような
故に頭頂部から爪先まで。全身余す所なく、今できる自分の
そうしてやっと、フェリは扉をノックした。
「フェリ、来てくれてありがとう」
「別に。隣の部屋ですから……
今日はどうしたんですか、アーくん?」
ベッドから立ち上がって礼を言うアークライト──いつもの如く
引っ越した後の今でも。相変わらずベッドと、3つの錬金鋼が置かれた床頭台以外にはほとんど何もない部屋だ。
アークライト自身も本日が休日であるにも拘らず、一般教養科の制服を着ている。
カリアンが彼に与えている
それでもフェリは焦らずに、
何しろ武芸科や錬金科などとは異なり、一般教養科の
休日の私室で年頃の男女が二人になって。片方が平日と変わらない
だからフェリは悠然とした足取りで。甘いコロンの香りをふうわりと漂わせながら、アークライトの傍らに寄り、ベッドへ腰を掛けた。そして制服の袖をつんつんと引いて、彼にも座るよう促す。
アークライトが逆らうことなく自身の隣に座ったことに満足気に頷きながら。フェリはぴったりと身を寄せて、改めて私室に呼び出した理由を問う。
それに対してアークライトは、考え考えと言った調子で答えだした。
「うん……。フェリは、来年の
それで、僕にも何かできることないかなって考えていて……。
何となく形になってきた
「
わざわざ私室まで呼び出しておきながら、
そんなフェリの軽い態度にアークライトは「そうじゃないんだ」と首を振り、試したい
「──最初は『他の武芸者に対して、僕が活剄で強化を施せないか?』という
でも剄には個人差があって、単純に剄を他人に流せば活剄になるなんて簡単な話はなくて……。
逆に他人の肉体を傷付けたり、悪くすれば剄脈に異常を起こしかねない危険な行為だった。*23
それでオーラフォトンの性質を弄って生命力を賦活するという方向に切り替えてみた。*24
これ自体は上手くいったんだけど、あまり実用性が見いだせなくて。
えっと……。他の武芸者の隣で、僕が彼を強化するよりも、僕自身が戦えば良いだろう?
けど、ここまでの何の発見もなかったわけじゃなくてさ。
剄に個人差があるように、個々人の生命にも独特の
それ自体は直観的にも明らかだし、ごく自然的なことを、再確認したに過ぎないんだけども」
長々と回りくどく説明をしたアークライトは、ここで一旦言葉を切って。それから
「前置きが長くなってごめん、ここからが本題なんだけど……。
僕のオーラフォトンを用いた生命力賦活は、この
それで、今日はフェリに
「フェリ? えっと、いいの……?」
何が起こるのか──ある程度の予想はしつつも──わからない実験に対して、食い気味に承諾の返事をしてきた友人の態度に、思わず再確認してしまうアークライト。
それに対してフェリは「ただ
フェリが無意識に*27してのけた、庇護欲と嗜虐心を同時に唆る態度に。アークライトは平素とは異なり、内心で大きく動揺しながらも「ありがとう、フェリ……。それじゃあ、いくね」と、彼女の小さな手を取り。慎重に生命属性のオーラフォトンを注ぎ始めた。
今からアークライトが行うのは、単なる生命力の賦活ではない。フェリという存在の
◆
トクン、トクン、と何かの拍動のようなものを。僕たちの双方が同時に感じ始めていた。これは、心臓の鼓動などではない。
普段の僕たちが、五感や
初めは一つのものに思われた拍動は、よく観察してみるとわずかにズレている。
『
──そして、
──
「「……これが、
僕たちはお互いに……リーちゃんは鋭敏になった感覚、そして僕は広がった視界に。押し寄せる情報の波と、それ以上の感動に身を震わせて。今すぐにでも二人で外へ飛び出し、ツェルニの
それから僕たちは、どちらともなく自然にベッドへと横になって。手を繋いだままお互いの額をこつんとくっつけ合って、くすくすと笑み交わしあう。
どうしてだろう。僕たちは、すごく幸せな気持ちだった。休日に何もせず、ベッドの中で無為な時間を過ごしているのに。目の前に
僕が自分でも笑み崩れているとはっきり自覚できてしまうくらい、
普段ははっきりと物を言うリーちゃんが、
この時、僕が感涙しなかったのは一種の奇跡だと思う。
僕もまたリーちゃんが贈ってくれた、この世に存在するどんな宝石よりも美しい言葉に、「フェリ……僕も……。うん。僕もフェリと一緒にいられて、すごく幸せだ……」と本心からの言葉を返す。
──そして、幸せな時間はその瞬間に終わってしまった。
僕たち二人の、お互いのどこか深い所で融け合っていた感覚は、一瞬で途切れて。ずっと繋いだままでいた僕たちの手も、フェリの方から振り解かれてしまった。
そのままフェリは、無言で僕の頬をぎりぎりと捻り始める。
「
これで、幸せな時間が終わってしまったのは、僕がフェリから拒絶されたからなんだって……その事実を理解してしまって。僕は思わず涙目になりながら、フェリに問いかける。
きっとそんな僕の態度すらもフェリの勘気を煽ってしまったのだろう。
いよいよ本気で怒ったとばかりに、ベッドの上で僕の向う脛をげしげしと蹴り始めたフェリに。僕は必死で「察しが悪くてごめん。なんでもするから許して……」と全面降伏の謝罪をする。
「……なんでもですか」
「う、うん」
「では、抱きしめてください。
それから、私のことをアーくんの本心で褒め続けること。
……私がいいと言うまで、ずっとですよ」
「わ、わかった」
僕に抱きしめられるために
それなのにフェリは、『まだですか?』と言わんばかりの上目遣いで、僕に抱きしめられるのを待っている。そこには僕から何か不埒なことをされるのではないか……という疑心は一切感じられなかった。
まあ、元より僕はフェリを妹に重ねて見ていたわけで、
フェリはフェリで僕からこうされることを受け入れている、ということは。
これこそが僕たちにとっての、健全な距離感だと言えるのかもしれない。*29
だから僕は躊躇いを捨て、
「フェリは今日もかわいいね」
「頭が良くて、いつも僕よりも難しいことを考えていて……
フェリのことをすごく頼りに感じているよ」
「汚染獣との戦いで、僕や都市の人たちのことを助けるために。
自分に何かできることはないかと、ずっと探し続けて努力してくれている。
そんなフェリの優しいところが、僕は好きだ」
「フェリと出会う前はずっと一人で戦い続けて、一人で死ぬんだと思っていた。
でも今は、フェリと一緒に生きていきたいと思ってる」
……と、かわいい妹の
僕の本心から来る褒め言葉を、フェリの耳元で囁き続けるのであった。
・感想・評価・誤字報告、いつもありがとうございます。皆様のおかげで続きを書けました。
・今回の更新に伴い、タグに『フェリ魔改造』を追加しました。
・孫子の出典はウィキソース(自由に二次利用できる文書)です。
これが恋姫無双の二次創作だったら曹操さんから用間編に触れないことを滅茶苦茶ディスられるんでしょうが、ここは孫子のような古典が散逸してしまったレギオスの世界なので……。
・複合錬金鋼の開発が前倒しになりました。
天剣クラスの念威操者であるフェリを主力にすると決まったためです。
全体的にカリアンは心穏やかな日々を過ごすことができています。
原作のツェルニと違い戦争計画が真っ当に進んでるので。
・アークライトと同性のカリアンに嫉妬するフェリ。
でも自分で書いててもアークライトとカリアンって相性良いなってちょっと思いました。
・今更ですが、アークライトという
元ネタ(永遠のアセリア)のエスペリアさんが所有していた神剣の名前ですね。
フェリにお世話を焼かれまくってるせいで作者本人も忘れそうなので設定公開。
・アークライトがフェリをリーちゃん呼びしている箇所は表記ブレではありません。
心の奥底ではずっとそう呼びたがっていたし、そう呼んでいたということです。
アーくんと溶け合っていたフェリはその事実に気付いてます。
それなのにフェリ呼びを継続したせいで……。フェリの性癖はもうボロボロ。
・前書きのセリフはみんな大好きカナエさん。何気に恋柱より恋柱してる気が。