転生者な元ギャング組織幹部の娘と米花町日常録 作:アクドニアデフジム
第1話
第1話
さて、今から自身が生きてきた一生について振り返ろうと思う、俺っちは極々平凡な一般家庭で生まれ育ち。
そこそこ良い学校に通って行き、人間関係も良い奴や悪い奴と余り区別なく知人友人となって関わった。
そんで通った学校を卒業した後は、土木系の作業員として俺っちは就職した。
選んだ理由は単純に悪い奴と連んでいた事もあって喧嘩が強く、無駄に体力と筋肉を鍛えていたから向いていると思ったからだ。
そんで就職した土木系の仕事を真面目にこなして行き、そんで学生の頃の友人とも遊んだりして、まぁまぁ充実した生活だったよ。
だが、土木系の仕事中、新しく入って来た新人のミスでビル用の鉄骨の束が俺っちの頭上に落ちて潰されて死んだ、まぁ呆気ない仕事中での事故死であった。
そんで薄れ行く意識の中でこれで俺っちも終わりかって思って居たら、気がつくと橙色の髪をした赤ん坊になっていたのである。
つまり前世の記憶を持って俺っちは赤ん坊として生まれ直した、いわゆる転生者って言うやつだぁ。
いやぁまさか実際に転生っていう現象があって、自身がそれを経験するとは、いやぁ人生は面白いとしみじみと思った次第だ。
さて、橙色の髪をした赤ん坊に転生した訳だが、前世の俺っちは男だったのだが、今世では女として生まれたみていだ、いわゆる性転換と言うかTSと言う奴だぁ。
正直言って自身が女に生まれ直そうが、割りとどうでも良いと思っていたのだが、ちょっとばっかし自身の家庭環境を知って考えを改めた。
何せ今世における俺の両親は普通に犯罪者だったからである、どんな奴なのかと言う母親は違法な麻薬などを販売しているクソな密売人だったし。
そんで父親はそこそこでかい麻薬商売を生業とするギャング組織の幹部とかいう普通に国家から命を狙われる国際指名手配犯だった時は、思わず親ガチャ失敗したと密かに嘆いた。
このまま何もせず女として育った場合は、碌な末路にならないだろうと前世で読み漁ったグロ注意のアウトロー系ジャンル作品から容易にイメージできた。
なので、俺っちは将来悪い奴などの餌にならない為に、自衛できるぐらいには自身の戦闘力を鍛え磨いていくことに決めた。
具体的に何をしていたかと言うと、まず自身の足で立って歩けるように成長した頃に、基礎体力を底上げする為に走り込みを始めることした。
理由はやはり強くなるには基礎などをきっちりとやった方が、結果的に良いと言う話を前世で聞いていたからである。
最初に始めのうちは100m走るだけでゼェゼェ言うぐらい普通の幼子だったが、月を跨ぐごとに体力も付いていき。
そして始めてから4年もの毎日欠かさず続けたことによって、1キロの距離を早歩きだが、5分以内に辿り着けるぐらいには体力が付いた。
肉体の年齢を考えれば、そこそこ良い具合になったのではと思うし、そろそろ何かしら格闘技を学び習得するのい良い年齢だろうと考えた。
そんで、日々走り込みで鍛え上がった足を活かす為に、俺っちは蹴り主体で戦う格闘技であるキックボクシングを学び鍛え上げることに決めた。
選んだ理由は走り込みで鍛えた足を活かせることと、俺っちが住んでいる地域ではキックボクシングが妙に人気だったことが影響されたからだぁ。
何せ仕事から帰ってきた父親と母親が一緒にキックボクシングの試合中継を視聴していることが多く、キックボクシングに関する技や戦い方を自然と学べたので、そりゃ影響受けるわ。
そんでしばらくテレビで流れる試合などから戦い方を見て、見様見真似でキックボクシングを学び鍛え続けて行き。
気付けば転生してから7年もの月日が流れて行き、俺っちの身体は日課として続けていた走り込みなどのおかげで、程よく引き締まった筋肉を携えた身体つきに仕上がった。
年齢を考えれば中々に強い小学生ぐらいの子供と言えるだろうか、一応素足でレンガを叩き砕けるぐらいには強くなったが、まだまだ未熟だと俺っちは考えている。
何故かって、この前父親が自慢げに鉄パイプを風船みたいに素手で折り曲げて風船プードルぽい何かを作ってから、俺っちにその場で渡してきたのだから。
いやぁ父親的には娘に自身の凄いところをアピールしているぐらいのつもりなのだろうが、普通にドン引きで驚愕であった。
何せ周辺の街並みからして前世と同じ現代的で普通な世界だと思っていたところに、こんな凄技を見せられえたら驚くしか湧いてこない、どうやら今世では前世と比べて人間自体のスペック値が遥かに高いのかも知れない。
もしかした世界のどこかでは、素手で熊を殴り殺す人間や、飛んで来る銃弾の雨を刀剣類で切り落としたり弾いたりする人間が存在するかも知れないだろう。
俺っちは改めて慢心せずに、そして前世の常識に左右されないように気を取り直しながら日々の走り込みやキックボクシングなどをして身体を鍛えるのだ。
そんなことがあってから2年ぐらい月日が経った頃、父親からそろそろ銃の扱い方を教えても良い年頃だろうと言われてたかと思ったら、普通に父親に連れられて、海外の動画で見たことあるような光景が広がる射撃場と言われる、前世では一度も関わりがなかった銃社会の定番と言える施設に来た。
一体ここに来て何をするのかと思っていると、父親から拳銃を手渡せれて、そこから銃の持ち方や狙いの仕方に、撃った時の反動に対する軽減の仕方など銃を使う上で必要な技術と知識を教えられた。
そのおかげで俺っちは元々身体は鍛えていたおかげで、銃の重さや反動に戸惑うこともなく、射撃場に連れてこられてから1時間ほどの練習を経て、俺は視線の先にある円状の的を連続してど真ん中を撃ち抜けるようになった。
普段から銃を使った仕事をしている父親の指導があったとは言え、意外とすんなり銃の扱いを習得できで驚いている次第であり、父親からも筋が良い褒められた。
とりあえず前世含めても初めて銃の扱いかとを学び、そして実際に撃って経験したと言うことに、少し精神的に疲れが出ていたのか、そろそろ帰るかと父親に連れられて家に帰る道中にて、父親がつけていたカーナビのテレビに映ったニュースに思わず驚き固まってしまった。
『ニュースです、先日にて〇〇〇〇美術館で保管されていた大量の美術品がルパン三世によって予告通りに窃盗されたことにより被害総額は凡そ数億ドルに迫るとのことであり、警察側はルパン三世を国際指名手配とし、その行方を』
と俺っちは聞き逃さぬよう、ずっと一心にテレビに集中して見続けた、父親は興味津々で見ているなぁと言う感じで俺っちの様子を見ているが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
何せ前世と似たような感じなのに、人間のスペックが妙に高いなっと思っていたら、ルパン三世が国際指名手配なったと言う報道が流れていたのだから驚きのあまりに固まっても仕方ないだろう。
まさか俺っちが転生したここは、ルパン三世が実在する世界だったとは、つまりこの世界のどこかには次元大介や石川五ヱ門が存在して居て、何ならアニメや映画などで登場した秘密結社などが実在すると言う訳で。
これは予想していたよりも遥かに危険な世界だったようだ、そして俺っちの出生を思い出してほしい、ギャング組織に所属する幹部の娘だと言うことを、この時点で表の社会では生きて行けないのだ。
必然的に俺っちは裏社会で生きて行く訳だが、ルパンワールドに登場した魑魅魍魎な化け物どもが暗躍し殺し合う世界で生きて行くって普通に罰ゲームじゃないだろうか。
これは今まで以上に肉体を鍛え、格闘技を磨き上げ、銃の扱いも学んでいかないと、あっさり裏社会の闇に呑まれて消されてしまうだろう。
とりあえず人生の目標として、ルパン一味と正面から戦っても、生きて帰れるくらい強くなることを目指そうかな。
といった感じでここまでです。
とりあえず、オリ主が米花町に流れ着くまでの過程を書き終えてから名探偵コナン本篇に関わる予定です。
気長に話に付き合ってもらえるとありがたいです。