ロードス戦記のロードス島を舞台にした二次創作小説 作:シットライヌ
本作は、水野良先生およびグループSNEによる『ロードス島戦記』の二次創作作品です。
原作者様、出版社様、その他関係各社様とは一切関係がありません。
注意事項
本作には以下の要素が含まれる可能性があります。閲覧の際はご注意いただき、合わないと感じた場合はブラウザバックをお願いいたします。
原作設定に対する独自解釈や、正史(小説・TRPG版など)からの分岐・改変
【オリジナルキャラクター(オリ主)の登場 / 原作キャラとの絡み】
【特定キャラクターの生存ルート / 死亡ルート】
【残酷な描写 / オリジナルの魔法やアイテムの追加】
一部キャラクターの性格や口調のブレ(作者の解釈によるもの)
原作の重厚で素晴らしい世界観に最大限の敬意を払って執筆しておりますが、あくまで一個人のファン活動としておおらかな目でお楽しみいただけますと幸いです。
舞台は誓約の宝冠から、百年後が舞台。
ロードス諸国
マーモ
マーモ王国は滅亡し、その後、アレクラスト大陸のイーストエンド島からの移民団が住み着く。マーモ王国の文化を取り入れて、独自の文化を築く。現在のマーモ島はマーモ黒騎士団領と呼ばれ、黒騎士団(マーモの暗黒騎士団を模して、イーストエンド島からの移民団が組織したもの。モデルは日本の鎧武者)による支配統治がされている。君主は黒騎士団の団長。
フレイム
フレイム王国も滅亡し、砂漠の民による国家を建設。フレイム朝廷と呼ばれ、砂漠の民の文化を復活させ積極的に取り入れている。風の民の族長と炎の民の族長の子供が婚姻し、生まれた子供が砂漠の民の族長(スルタン)として、君主になり、代々続いている。
ライデン
豪商たちによる自由都市国家として、復活する。周辺の都市国家と共に自由都市国家の同盟を設立。ライデン自由都市国家同盟として、地域一体を支配している。
モス
所属する各国が王国から、公国となり、モス全体はモス大公国となる。名称が変わっただけで国家体制に変化はない。
ヴァリス
国王が教皇と呼ばれるようになり、ヴァリス王国がヴァリス皇国に名称が変化したが、国家体制に変更は無い。
アラニア
国王が皇帝を名乗りだし、新生アラニア帝国(ミレニアム、千年帝国)となる。国家体制に変更は無い。賢者の学院が復活再建された。
カノン
変化無し。現在ロードス島唯一の王国。君主は国王。
その他
帰らずの森、鏡の森は名称も変わらずエルフの集落があり、石の王国は大鉱山と名称が変わり、鉄の王国は大隧道と名称が変わったが、ドワーフの集落として、変わらず存在している。
【パーティー編成(全5名)】
マーモ黒騎士(人間・男性): 日本の鎧武者がモデル。現在、遍歴の旅に出ている。
ドワーフの戦士(男性)
ハーフエルフのレンジャー(男性): 武器として槍とを使用。
エルフの精霊使い(女性)
人間の魔術師兼神官(女性)
【物語の方向性・第一話の構想】
テイスト・作風: 『ソード・ワールド短編集』の「羽頭冒険譚(羽根頭冒険譚)」をモチーフとした展開。
第一話のベース: 同短編集収録の「神官戦士が六人」。これを百年後のマーモ島
(マーモ黒騎士団領・幕府体制)を舞台に翻案して構成。
黒褐色の荒野に、重々しい甲冑の擦れる音が響く。かつての暗黒の島は、遠くイーストエンド島からの移民によって幕府体制が敷かれ、独自の文化を築き上げていた。マーモ黒騎士団領の辺境にある宿場町へと足を踏み入れた五人の冒険者は、長旅に疲弊しきっていた。
「おい弦九郎、お前の故郷ってのはやけに埃っぽいな。美味いエールが喉に詰まっちまうぞ」
ドワーフの戦士バルゴが太い腕で汗を拭いながらぼやくと、漆黒の大鎧を纏った黒騎士・弦九郎は、深く被った兜を少し上げて淡々と答えた。
「我らマーモの地は常に試練とともにある。酒の味など二の次だ」
「えー、私は甘い果実酒がいいな」
エルフの精霊使いフィリアが暢気に笑う傍らで、ハーフエルフのレンジャーであるリュートが槍を杖代わりにしながら深々とため息をつく。
「あなたたち、少しは警戒なさい。この町、どうにも空気がおかしいわ」
知識神ラーダの神官にして魔術師のリアナが、眉間を押さえながら町の中央広場を指さした。彼女の言う通り、広場は異常な熱気と怒号に包まれていた。
「妖魔は浄化せねばならん! 領主の妻君が魔物にすり替わったなど、至高神ファリスの御名において断じて許されぬ!」
白銀の鎧を着込んだファリスの聖騎士が、大剣を振り上げながら青筋を立てている。その真正面には、柔和な笑みを貼り付けた大地母神マーファの司祭が立ちはだかっていた。
「お待ちください。たとえ妖魔であろうと、まずは対話し、慈愛の心で真意を確かめるべきです。即座に刃を向けるなど野蛮の極み」
「甘い、甘いぞマーファの輩! 妖魔がいるならそれは誉れ高き戦いの好機! 我ら戦神マイリーの信徒が一番槍をいただく!」
「いやいや、皆様方。争う前にまずは経済への影響を考えましょう。このお家騒動で街道の交易が滞っては一大事。私に金貨百枚お預け頂ければ、商業神チャ・ザの加護で裏から円満に解決を……」
四人の神官と聖騎士が、あわや乱闘という勢いで互いの教義を激しくぶつけ合っている。誰一人として他者の言葉に耳を貸す気配はない。
リアナは頭を抱えた。
「……知識の神よ。なぜ異なる教義の者たちが、こうも見事なまでに同じ場所で噛み合わないのでしょうか」
「なるほど。領主の妻が、妖魔にすり替わっている……と」
弦九郎は兜の奥で鋭い視線を向け、腰の刀にゆっくりと手を添えた。ここから、彼らの長く頭の痛い冒険が幕を開けることになる。
大事なことなのでもう一度
基本の権利表記と免責事項
本作は、水野良先生およびグループSNEによる『ロードス島戦記』の二次創作作品です。
原作者様、出版社様、その他関係各社様とは一切関係がありません。
注意事項
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原作設定に対する独自解釈や、正史(小説・TRPG版など)からの分岐・改変
【オリジナルキャラクター(オリ主)の登場 / 原作キャラとの絡み】
【特定キャラクターの生存ルート / 死亡ルート】
【残酷な描写 / オリジナルの魔法やアイテムの追加】
一部キャラクターの性格や口調のブレ(作者の解釈によるもの)
原作の重厚で素晴らしい世界観に最大限の敬意を払って執筆しておりますが、あくまで一個人のファン活動としておおらかな目でお楽しみいただけますと幸いです。