スラッグアーカイブ   作:ハヤモ

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前書き
苦戦、敗戦描写もと思いつつ
人によっては連休が終わり、また人によっては普通に仕事など
晴れたり曇ったり天気共々心身安定せぬ中…


vsネル/トゥーマシンガン

 

 

「"トゥーマシンガン"がミレニアム最強か。 面白ェ、お手並み拝見といこうか!」

 

 

C&Cリーダー、美甘ネルが現れた!

ミレニアムの最強生徒枠、ダブルマシンガンのチビメイド様だ!

 

 

「先手必勝!」「光よ!」

 

 

マルコのレベルアーマーは榴弾を発射。

アリスはレールガンで砲撃。

大火力が1度にネルに叩き込まれ、ビルの外壁が爆散するも。

 

 

「並の火力じゃねぇな。 けどな」

 

 

硝煙漂う陽炎の中で影を揺らめかせた次には、爆煙の尾を引いて飛び上がる軽傷のネル。

 

 

「それだけだ!」

 

 

両手それぞれのサブマシンガンがマルコ達に向けられ、火を噴いた!

左右それぞれ器用に撃ち分ける。 2対1という不利を感じさせない銃撃に、あっさり被弾してしまうアーマーとアリス。

 

 

「ぐっ!?」「うぁ!?」

 

 

アーマーはいよいよ限界が近く、操縦席で警報が鳴り黒煙が上がる。

アリスの方は巨砲、レールガン表面に火花が散るも、盾にできるくらいには頑丈ではあった。 が、一瞬で防戦一方になる。

 

 

「変なロボットの火力はそこそこだが、被弾面積はデカい。 片や大砲は発射までラグがある。 そして接近戦じゃ下手に撃てねえ、自分も巻き込んじまうからな!」

 

「アリスはそうかも知れねぇが、俺はそうでもねぇぞ!」

 

 

マルコ、まだ動くアーマーの操縦桿を握り、ブースターを蒸して吶喊。

ネルに体当たりするように2本爪によるメタルクローを喰らわし、勢いで共々ビルの外へと落下!

 

 

「マルコ先生!?」

 

 

アリスが叫び、慌てて崩れた外壁から顔を覗かせた。 下を見れば絶賛自由落下中のアーマーとネルの姿が。

 

 

「マジかよ!?」

 

「俺はいつだってマジだぜ!」

 

 

そのまま2人は落ちながらの空中戦へ。

マルコの意図としては、モモイ達が逃げ易くする為である。

同時にこのまま戦闘継続となっても、自由落下の空中戦は経験済み。 十分戦えると踏んでいる。

 

 

「上等だ、付き合ってやるよ!!」

 

 

一方、ネルは捨て身の攻撃に驚いたが、すぐに空中で身を捻り、外壁に足を付けて走り出す。

 

 

「ビルの壁を走るとか、お前もマジかよ!?」

 

 

上澄みキヴォトス人の身体能力の高さには改めて驚かされるが、マルコも歴戦の戦士、直ぐに対応に移る。

アーマーはブースターを蒸しながら追従、片腕をビルの外壁に突っ込ませて大量の硝子破片や砂塵を撒き散らしながら減速し、空いてるもう片腕を相手に向けると、爪の間にある銃口からマシンガンをブッ放つ!

 

 

「ミレニアム最強ってのもマジだな、良い戦い振りじゃねえか!」

 

「そのロボットも面白ェじゃん! だけど勝つのはコッチだ!」

 

 

侵入者の排除だの目的だの忘れて、互いに戦いを楽しみ笑いあう。

物騒なのに、不思議な充足感と一体感、弾幕同士が共鳴し火花と共に確かめ合うも。

 

 

「チッ、弾切れ寸前だ! ん? しめた!」

 

 

弾切れ表示が小さく出るタイミングで、上から"都合良く"落ちてくる「L」印の鉄箱。

マルコは弾幕の中ブースターを蒸し、素早く取得した!

 

ガチャ!!

"レィザァ‼︎"

 

それは強力な光線銃レーザーガン!

レベルアーマーの武装がヘビィマシンガンからレーザーガンになった!

 

 

「科学の生徒には科学力ってな!」

 

「ッ!」

 

 

ネルに情け容赦無く光線を照射するマルコ。

ロボの武装が一瞬で変わった事に驚くも、空中で身を翻し、間一髪で光線を回避するネル。

 

 

「避けた!?」

 

 

そして───。

 

 

「貰ったァ!!」

 

 

ズガガガガッ!!

2挺全てのマシンガンのフルオート射撃をコックピットにモロに喰らうマルコ。

粉々に砕けるキャノピー。 だがマルコは健在、直ぐに割れて意味を成さなくなった風防の穴を潜り抜け脱出、乗り捨てた。

刹那、背中を押す爆風。

それでもまだ生きている。

 

 

「ッ、まだだ! まだ終わってねぇ!!」

 

 

マルコ、落ちながらも拳銃を抜きバンバンと撃ち返す!

火力が一気に低下、最早ネルに勝てなさそうだが、最後まで足掻いて見せる。

 

 

「シャーレのマルコ先生だっけか、良い気迫してんじゃん! でも今日はあたしの勝ちだな!!」

 

「舐めるなチビメイドォ!!」

 

「ンだとゴルワァ!?」

 

 

怒り口調になるも、顔は不敵に笑うネル。

子供相手に必死の形相で撃つマルコ。

そこにまたも"都合良く"降ってくるは「2H」の鉄箱。

 

 

「最後のチャンス、モノにする!」

 

 

マルコ、器用に空中キャッチ。

素早く箱から2挺のサブマシンガンを構える!

 

 

「同じスタイルと洒落込むぜ!!」

 

「へぇ? 良いね、一緒に踊ってやるよ!」

 

 

ガチャ!!

"トゥマスィンガン‼︎"

 

 

「墜ちろオォッッ!!!」

 

「お前がなああッ!!!」

 

 

ズガガガガッ!!!

両者、フルオート。 全4挺の弾幕、激しい閃光と火花がビル中腹で交差する!

しかし花火の如きひと刹那。 直ぐに止み、落ちてくる"灰者"は───。

 

 

「NOOO!」

 

 

シャーレの先生。

マルコであった。




後書き
ブルアカのイベントで戦車競技のゲヘナカップの話がありましたね。当作的にはメタルスラッグを絡ませたいところ
……ですが時系列の問題、本編以外の話をする事でのテンポの悪化など懸念事項があり、出来ないかも
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