毎日投稿をやめるも、当作どこまで書けるか
ドンパチの為に別√でトリニティへ
ここまでのマルコのドンパチ具合が影響し仕事が変化、原作とは分岐√?
トリニティ総合学園(裏√)へ。
「なんだコレはたまげたな……」
シャーレオフィスにて、マルコはボヤいた。
留守の間、PCには更なる依頼が舞い込んでいたが、それも戦闘力の噂を聞いてか荒事が目立っていた故に。
一方で思い描く先生の仕事が無い。 授業の補助なんてのは無く、相談にしてもやはり荒事というか、力尽くで解決とか、用心棒のような役割をやらせる内容だ。
「俺は傭兵でも駒でも奴隷でもねぇぞ」
そうでなくても、キャパシティを遥かに超える量にはウンザリだ。
そう伝えるように、高圧的な態度の内容や詐欺紛いの文面が羅列した依頼は削除していくマルコ。
「連邦生徒会は何をしているんだ」
つい当人達の多忙さを無視した発言をしてしまったが、強ち間違いでもないだろう。
緊急性の無い厄介ごとをシャーレに回しているのだろうが、だとしても量が半端ない。 人員も回して然るべきではないか。
エリの故郷、日本では重労働による心身の衰弱による死、karousiが問題になっているらしい。 だがそれはキヴォトスにも言える問題ではないか?
「キヴォトスってのは馬鹿デカいんだろ。 なのにその全てを俺1人でやれるワケねぇだろ、馬鹿じゃねえのか?」
そうマルコは内心毒吐き、アロナは応対する。
「連邦生徒会長さんは熟していたそうです」
「超人だったそうだな。 けどよ、ただ1人がいないと回らないのは、果たして組織や社会と言えるか?」
などとマルコは言う。
その意見は正しいと思うし、多忙とはいえ連邦生徒会の対応も悪いとは思う。
故にアロナは口籠る。 生徒さんを悪く言うマルコ先生なんて見たくないし、事実でも何というか、こう、手心というか。
だがマルコの軍も、ややそうした雰囲気は出していたともいえる。 正規軍は敵軍相手に壊滅状態、それをマルコが1人ないし2人のみで反撃、戦局を打開してきた。
調査にしても、とても1人でやるものではなかった。 が、自分しかいないならやるしかねぇというパターンを繰り返してきた。
具体的には大軍相手にマシンガンをブッ放して無双して、待ち受ける戦車や大型兵器を破壊していくという流れだ。
その意味では、マルコも十分超人と言えよう。
ただし世界が違えば事情も違う。
それに戦闘面で活躍出来ても、補給や政治的な事情、事後処理等の仕事はまた別だ。
階級や立場的に報告書等の事務仕事はあっても、規模や感覚も違う。
そう言うこともあって、やはり1人でやる量ではないのだ。 連邦生徒会長で脳が焼かれているのか、そもそもキヴォトス人の基準がバグっているのかも知れない。
アロナはその差を知ってか知らずか、1つ提案をする。 連邦生徒会に頼らず、シャーレの方でやりくりしようと。
「シャーレの権限を行使すれば、生徒さんを部員にできます。 募集しますか?」
「学生の領分は勉強だろ。 シャーレは部活だなんて言うが、実情は赤の他人、大人の手伝いだ。 本人達も嫌だろ」
が、妙な拘りがあるのか消極的だ。
折角提案したのにと、アロナは口を尖らせた。
「私、アロナちゃんは良いんですか?」
「アロナは秘書を名乗ったろ」
「そうですけどぉ〜……キヴォトスを統括管理する連邦生徒会も生徒の集まりですしぃ……」
子供っぽく、何やら拗ねた声を出すアロナ。
マルコは意に介さず、仕事に戻る。
「結局俺1人、いつも通りってな……」
PCの前でキーボードを叩いていく。
手慣れた動きで、依頼全体を一瞥していくも。
「ん?」
気になるメールが目に留まり、クリック。
匿名で、送信元はトリニティ自治区のネカフェか何処かからだ。
「トリニティ。 お嬢様学校か?」
内容はテロを止めて欲しいとの旨。
悪戯にしてはやたら具体的だ。 いつぞや聞いたエデン条約が絡んでおり、この締結会場を襲撃するとの事だ。
「どうされましたか?」
「いや……エデン条約ってのは、トリニティとゲヘナの間で交わされる実質的な平和条約だったな?」
「はい。 長年対立してきた2校を仲直りさせようとして、連邦生徒会長が提唱したものです。 締結会場はトリニティ自治区にて行われ、その日はゲヘナの生徒会である万魔殿と、警備の為に風紀委員会が来訪する予定です」
「その会場へのテロ予告がきてる」
「えぇ!? 本当なら大変です! 直ぐに連邦生徒会に連絡を……」
「そうしてくれ。 ただこのメールには、そのテロを止めてくれともある」
「内部告発でしょうか。 ヘルメット団のような、学籍の無い生徒さんでしょうか」
「当たらずも遠からずかもな……発信源はトリニティ自治区だ、調査に向かうぞ」
それもまた、いつぞやの時のように。
ならば準備はいつも以上にしなければ。
テロリストとのドンパチは経験があるが、所変われば敵も変わる。 何をしてくるか分からない。 だがテロを画策する相手だ、武器装備や練度はそれなりに高いものと見るべきか。
マルコ、ドンパチの予感に背嚢を背負い、ホルスターの拳銃と手榴弾を確認。
更にデスクの傍にあった、大きなH印が浮かぶ鉄箱を開けると、中のスリング付きの武器を取り出した。
ガチャ!!
"ヘビィマスィンガン‼︎"
信頼と実績の武器だ。 それもビッグガン。
通常より弾丸がデカく、火力がある。
更にコレに留まらず、F印の箱も開封。 そこに収められていた1挺も背負う。
ガチャ!!
"フレィムシャッ‼︎"
火炎放射器だ。
火炎弾を発射、射程にいる敵を全て燃やすヤベェやつ。 装甲越しにも内部に熱を伝播させ、対策をしていない搭乗員や電子部品にダメージを負わせられる、非人道的であろう兵器である。
いくらキヴォトスでも、コレは……と思うかも知れないが、ゲヘナの温泉開発部には火炎放射器を使う生徒がいるので、たぶんセーフという事にしておこう。
と、武器にスリングをうけて背負えるようにして重武装化、武器切り替えができるようにしつつ、仕上げとばかりに地下へ移動。
シャーレの建物、その地下は何フロアもあり、しかも場所によっては戦車を格納出来るくらいに広い。
そう、そこにあったのは───。
\メェタルスゥラァッグッ‼︎/
いつぞや振り! メタルスラッグだ!
色々スラッグはあるが、やはり原点回帰感か!
「帰り際、拾い置きしておいて良かったぜ」
「なんで落ちてるんでしょうねー……?」
「考えるな。 感じろ」
毎度都合良く武器装備が手に入る展開に、アロナは目を細めてツッコミを入れるが、慣れているマルコは特に疑問にしなかった。
それよりも、と言葉を繋げるマルコ。
「アロナにも手伝って貰うからな」
「えぇ!? 現実への強制介入は、とても負荷が掛かるといいますか、ビルから落ちた時みたいな、いざという時にバリアを張る余力は保たないといけないですし」
「メタルスラッグのCPUに細工をした。 シッテムの箱と並列演算する事で、スループットは大幅に上がる。 すると多少強い生徒相手でも機動力の面で大幅に劣るなんて事は無くなる筈だ。 少なくとも前よりはマシになる。 後は俺に任せろ」
「ええええ!?」
何処をどうやっての細工なのか分からないが、どうやら本当にアロナが干渉し易いようになっているようだ。
お陰でメタスラの反応速度が上がり、動きが良くなるらしい。 アレだ。 ガ◯ダムでいうア◯ックス、マグネッ◯コーティング的な。 たぶん。
「とにかく俺に合わせろ。 通常の戦車は通信手やら装填手やら砲手やら操縦手に車長と役割が色々あるが、メタルスラッグは1人乗りで余裕が無いからな。 自動装填機構等はあれど、やはり負担は大きい。 そこでアロナ、未知ながら高性能で場所を取らないスリムな君が必要という事だ」
「……も〜! やっぱりマルコ先生にはアロナちゃんが必要ですね! 仕方ないからお手伝いしてあげますっ!」
そしてチョロいアロナちゃんなのであった。
後書き
原作では成績不順の生徒を強制的に集めた補習授業部の先生になります。 そこで生徒達を指導、復学?させるのが表の目的に
しかし裏、実情は政治的な事情が絡んで出来た部活であり、長年犬猿の仲であったゲヘナ学園との実質的な平和条約であるエデン条約締結の為、その障害となりうる不穏分子を排除するのが目的でした
しかし事態は急展開を迎え、かつてトリニティから迫害を受けて行方をくらませた派閥…アリウス分校が大規模なテロを実行、先生が撃たれるなど大事件に発展します
当作ではドロドロした政治戦が絡む補習授業部は飛ばし、早期にドンパチ
テロリスト兼某ゲマトリアメンバーに洗脳教育をされたアリウス、その秘匿された自治区に殴り込む√を書けたらなと