スラッグアーカイブ   作:ハヤモ

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前書き
書き直しました。
サクサク進める為、台詞多め、状況の簡略化などをしながら進行
原作過ぎても良くないなとか、メタスラ要素を絡ませないとなと焦りもありつつ

砂漠の地、廃校寸前のアビドス高等学校へ
砂漠地帯ということでラクダ出したい(願望
カイザーPMCとドンパチできそう(悦

他のスラッグも登場させたいですね
レッドウィンターの雪原地帯で巨大ロボとか。 ゲヘナの飛行船に郷愁に似たものを覚えつつヘリで戦ったり、ハイランダー鉄道絡みでVTOL戦闘機なスラグフライヤーの上に別のメタスラ載せつつ交戦とか(妄
歩兵火器も出したいです。 先進科学なミレニアムの地でレーザーガンとか(妄


mission:2
アビドスを支援せよ。


 

 

「アビドス高校?」

 

 

連邦生徒会に押し付けられた、山積みの書類の1枚にはそう書かれていた。

アロナは出番とばかりに説明する。

 

 

「アビドスは、広大な砂漠地帯にある自治区です。 かつてはキヴォトスでも上位に入るほど栄えていました」

 

「今は違うと。 栄枯必衰ってやつだ」

 

「はい。 砂嵐による被害が出始めてからは、一気に衰退。 建物の多くは砂に呑み込まれ、大きなオアシスは枯れてしまっています。 セイントネフティスという大きな企業が本社を置いていましましたが既に撤退済。 合わせて人口が大きく減少しています。 現在、自治区を管理しているアビドス高校の生徒さんは僅かです」

 

「自然災害でゴーストタウン化が著しいというワケか。 まぁゾンビが溢れている街より断然マシだろう」

 

「へ? ぞんび? 映画の話ですか?」

 

「何でもねぇ。 気にすんな」

 

 

かつての戦地に、そうした街があった故に。

反乱軍の実験か何かでゾンビタウン化した場所があり、マルコは迫り来るゾンビを撃ちまくって退けた。

なんならソイツらの攻撃を受けて自身までゾンビ化しながらも撃ち続けたし、口から体積以上に思える血液ビームまで発射して事態の収集に努めた。 落ちていた救急箱を丸呑みにしたら元の人間に治ったが。

 

 

「ん、待てよ、高校生が自治区を管理してるのか。 役人じゃないのか」

 

「聞いていませんでしたか。 連邦生徒会の議員さんもそうでしたように、キヴォトスの各自治区は基本的に生徒さんが行なっています」

 

 

アロナから説明を受け、溜息が混じるマルコ。

キヴォトスの大人共は何をしているのか。 教育途上であろう学生に政治をやらせて大丈夫なのか。 そんな常識を持ち込むべきではないらしい。

 

 

「……オッケー、話を戻そう。 要請によりゃ、弾薬などの補充と、衰退している状況への相談のようだ。 ドンパチとコンピュータ関連以外で役立てられる自信はねぇが、今後も似たような仕事ばかりなんだろう。 早速出掛ける。 ナビを頼むぜ」

 

 

マルコの行動は今度も早い。

アロナ……シッテムの箱を懐に入れると、ホルスターの拳銃と予備弾倉を確認。 ナイフを肩の近くの鞘に収めた。

他、サバイバル用に使える道具類が入った背嚢を背負うと、オフィスを飛び出すのであった。

 

 

 

 

 

「多砲身を括り付けたラクダ……?」

 

 

その日、砂狼シロコは困惑する。

バルカン砲を側面に括り付けたラクダが、パカパカと歩いて来たからだ。

その背中には金髪の不審者が乗っている。 白い鉢巻に赤いジャケット、脚部のホルスターに拳銃を差し、肩部にナイフの鞘が確認できる。

素人ではなさそうだが、状況的に白馬の王子様ではないだろうし、あって堪るかという話だ。

このまま乗っている自転車で逃げるべきか、不審者としてアサルトライフルの銃口を向けて尋問するか。

そうこう悩む間にも向こうから声をかけられて、益々混乱する事になる。

 

 

「そこの犬耳。 制服からしてアビドスの生徒だな」

 

「そう。 あなたは誰? 返答次第では撃つ」

 

「俺はマルコ。 シャーレの先生だ」

 

「先生?」

 

「そうだ、支援要請で来た。 案内してくれ」

 

 

そういえば、1年のアヤネが言っていた。

連邦生徒会が生徒の悩みを聞く連邦捜査部シャーレを新設。 その顧問の先生に支援要請をしたと。

 

……まさか、こんなトンチキな人だったなんて。

 

 

「どうした、バイクで走っても構わないぞ」

 

「その、ラクダは何?」

 

「その辺にいたのを鹵獲した。 気にするな」

 

 

アビドス砂漠に、ラクダって生息してたっけ。

 

シロコは訝しんだが、やめた。

そもそもバルカン砲で武装している時点で色々オカシイ。

非武装生徒は全裸の生徒を探すより難しいと冗談半分で言われるほど、超銃社会のキヴォトスだが、ここまでトンチキな雰囲気には中々お目にかかれないだろう。

 

 

「……妙な真似をしたら撃つ」

 

 

だから警戒するも。

マルコは肩を竦め、戯けて見せた。

 

 

「ご挨拶だな。 まぁ初対面だ、それくらい緊張感がある方が良い」

 

「……変な大人」

 

「お嬢さんは? 変な娘って呼べば良いか?」

 

「んっ。 私は変じゃない。 ちゃんと名前がある。 シロコ。 砂狼シロコ」

 

「そうかシロコ。 宜しくな」

 

 

そうして記念すべき第一生徒、シロコと出会ったマルコ。

彼はアビドスで何を為せるのか……。




後書き
キャメルスラッグ
ラクダにバルカン砲を取り付けただけという
他にもダチョウやゾウパターンも
コミカル味のあるメタスラ世界で何でそんな事したのとか、反動とか弾数とか、色々気にしてはいけない
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