ブルアカの悪役、ベア婆というアリウスボス
(以下情報。 誤りがあるかも)
アリウス自治区生徒会長兼ゲマトリアメンバー
ベアトリーチェ
支配。 洗脳。 教育。 子は大人の手駒で道具。
中世貴族による統治方法を彷彿とさせる?
差し当たり知識人は敵。 つまり先生の事。
他のメンバーはビジネスマンや芸術家の印象があるが、それら業界では先生と呼ばれる人達が時に師であり、リーダーでありと活躍している
故にか、他の者は先生を慕い味方にしたいといった旨がある気がするが、支配したいベアトリーチェにとって先生と呼ばれる存在は目障りだった
【アリウスにおけるベアトリーチェ】
内戦中のアリウスを訪れ生徒会長に就任、同地を支配。 生徒達に洗脳教育を施し自身の手駒として利用、搾取を続けていた
ゲマトリアの中で唯一先生を敵視する、メンバーの成果を道具扱いなど浮いた存在であったが、ゲマトリアの宿願に必要な領地をアリウス自治区という形で持っていた為、ある程度好きにさせられていた節がある
しかしタブーとされる"色彩"なる負の塊を利用する儀式(特殊な血を持つアツコの生贄)を行い、更に領地であったアリウス自治区も先生やトリニティに発見されて失う事となり、ゲマトリアとしても放置する理由が無くなり、異空間へ追放され舞台から退場した
コイツの儀式の所為で後々、色彩がキヴォトスを発見、来訪する事となり、学園都市滅亡の危機に陥るという全体から見ても大戦犯者
しかし、別の世界線から色彩共々やってきた"とある人物"にとっては、己の使命を託す相手が見つかる事になった
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メタスラに搭乗したマルコが到達したのは、教会らしき建物。
その奥は花のような怪物を模ったステンドグラス。 その下には花を模った、十字架モドキに磔にされている者がいる。
特殊なフルフェイスマスクを付け、全身タイツの姿にされたピンク髪。
その者、アリウススクワッドで姫と呼ばれていた人物。 秤アツコだ。
その側には女性"らしき"怪物の姿。
真紅の肌は既知の人とかけ離れているし、長い黒髪はともかく、白いドレスは大地に広がるように長く、逆に地面から生えているかのよう。
白くけば立つ仮面のような顔には、幾つもの瞳が埋め込まれていて、より一般的な人間からかけ離れているのを主張している。
シルエットだけ、スタイルだけは良いが、ベールを剥がせば化物というオチだ。
その前には傷付き、服をボロボロにして膝をつくアリウススクワッドのメンバーたち。 様子からして、怪物に挑んだものの旗色が悪いらしい。
「どういう状況だ? ババアがアリウスの親玉として、何でその飼犬共がボコられてるんだ。 1人は磔にされてるしよ。 俺のせいか、殺し切れず、こうして暴れられた責任を求められてか? だとして大変な中、呑気に折檻とか余裕だなオイ」
メタスラに乗ったマルコが誰に尋ねるでもなくボヤけば、声に気付いたサオリ達が振り返り驚きを見せた。
「マルコ先生!? 死んだ筈じゃ?」
「残念だなトリックだよ」
使い回しの台詞を吐けば、ミサキが冷静を装って毒吐いた。
「何それ、笑えない冗談だね」
「こんな時こそユーモアは大事だぜ?」
マルコなりに励ましたつもりだったが、ヒヨリは泣きじゃくる。
「前門のマダム、後門の先生! うわあぁん、もうお終いです! せめて姫ちゃんだけは助けたかったです!」
皆してこの反応なら、大丈夫そうだ。
後はマダムと呼ばれる異形を倒し、磔にされている姫と呼ばれる娘、アツコ助け出せば良い。
「良いぜ任せな。 お前らは俺の背後に下がってろ……こっからは大人の時間だ」
メタルスラッグのバルカン砲が、マダムに向けられた。
生徒に掛けていた声色は無くなり、苛立ちの声に変わっていく。
「マダムね。 随分と仰々しく呼ばせてるんだな、俺らから見たら可愛げの無いバケモンだぜ。 まぁ形の良い尻やスタイルは褒めてやるよ」
「口を慎みなさい。 私はベアトリーチェ、ゲマトリアの1人にして私なりのやり方で崇高を目指す者」
「なんだよ黒服のトコかよ。 やっぱお前らは敵だったな」
「黒服も余計な知恵を与えますね……何にせよマルコ先生、随分と派手に暴れてくれましたが此処までです。 貴方を直々に始末したら、アリウスの生徒達には改めて再教育を施さねばなりません」
「そりゃ難しい相談だ。 俺はダンテじゃねぇし"ベアトリーチェ"の導きに期待はしてねぇんだわ。 それと奇遇にも、俺も今からテメェを直々にぶっ飛ばすからな。 それに後続も来るぜ?」
「どこまでも余計な真似を! わたくしが苦労して手に入れた領土を奪おうというのか! おのれ、おのれマルコ! 楽に死なせませんよ! 」
「御託は良い。 さっさとかかってこいよド三流」
「この私に向かってッ!! ……ですがアツコのロイヤルブラッドを経た儀式、それによる色彩の力を見せてあげましょう! 精々、冥土の土産にするが良い!!」
ロイヤルブラッドだの色彩だの、よく分からない言葉を羅列するベアトリーチェ。
すると、みるみる内に姿が変貌。 頭は大きく花開くような形となり、腕や胴体は細長く、巨大な背丈へと変わり果てた。
「儀式が不完全でも、既にこの力! さあマルコ! 仕事をしくじった挙句にアツコを助けようと逆らった"使えない道具"共々イナクナリナサイ!!」
黒板に爪を立てるような、不快な雄叫びを上げるベアトリーチェ。
今や人の形から更に逸脱した花の怪物だ。 見る者によっては美しいかも知れないが、そういう趣味はこの場には居なかった。
「マダム……いやコレがベアトリーチェ?」
「私達、こんなバケモノの下にいたの?」
「ええと、どう見てもバケモノなんですが」
困惑し、失望していくサオリ達。
メタルスラッグが生徒を庇うように前に出る。
「良いね。 少しは中身に相応しい姿になったじゃねぇか」
「どこまでも減らず口を!」
「そのついでに最初で最後の警告だ! 後はテメェだけだ、降伏して生徒全員を解放しろ!」
「私は誰の指図も受けない! 生徒は、子は大人の手駒であり道具! 使えない道具は捨てる、歯向かうなら破壊する! それだけの事!!」
「ならテメェはゴミだ、ゴミはゴミ箱に収まってりゃ良かったんだよ!!」
マルコは叫び、トリガーに手をかけた。
言葉の裏には、己の義務や責任が滲んでる。
最初は訳も分からず押し付けられた役職だったのに、情が移ったのか、なんにせよ。
「"俺の"生徒に手を出した報いを受けて貰うぜ、ベアトリーチェ!!」
1人の、先生としての姿が此処にあった。