対照世界のルミナリエ   作:そらきば

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これが今作のR-15成分です。


第7話 魔力の指輪

 ジルバとの死闘から、一週間が経過していた。

 

 あの凄惨な夜、命の危機に瀕した紡はルルンによって無事に再生し、目を覚ました。

 表面上は、何事もなかったかのように日常が戻ったはずだった。俺たちはこれまで通り、日本各地を移動しながら散発的に現れる獣たちを討伐し、北へ北へと旅を続けていた。

 今や俺たちの足は、本州の北端——東北地方の山あいに位置する温泉街へと至っている。

 だが、俺の心は、あの日からずっと止まったままだった。

 

「ドミナス・パンチ……ッ!」

 

 薄暗い山林の中、目前に立ちはだかる獣に向かって闇の槍を繰り出す。

 だが、拳を突き出した瞬間、脳裏に「あの日」の感覚がフラッシュバックした。

 

『ドスッ……』という重い肉感。

 

 自分の腕が大切な少女の胸を深く貫き、鮮血が溢れ出したあの感触。手応え。絶望。

 

「くっ……!?」

 

 ピキリ、と身体の動きが強張る。パンチの軌道が鈍り、威力が半減する。

 寸前で踏み込みが甘くなった俺の拳は、獣の皮膚を浅く掠めるにとどまり、反撃の爪が俺の肩を浅く切り裂いた。

 

「那津男くんっ!!」

 

 すかさず横から飛び込んできた紡のステッキが、光の奔流となって獣を爆破する。

 

「ハァ……ハァ……」

 

 変身が解け、俺は肩を押さえながら荒い息をついた。

 背中には冷や汗がびっしょりとこびりついている。まただ。戦うたびに、パンチを放つたびに、あの感覚が俺の全身を金縛りにする。

 

「大丈夫……? 那津男くん」

「あ、あぁ……」

 

 心配そうな顔をした紡が、俺の手元へと小さく手を伸ばしてきた。

その華奢な指先が俺の肌に触れた──その瞬間。

 

 ビクッ!!

 

「っ……あ……ちが……!」

 

 俺は反射的に、自分でも嫌になるほどの勢いで紡の手を振り払い、数歩後ずさってしまっていた。

 身体が勝手に拒絶してしまうのだ。「触れたら、またこの手で壊してしまうかもしれない」という本能的な恐怖が、拒絶反応となって表れてしまう。

 

「……ううん。ううん、大丈夫。擦り傷、手当しようね」

 

 紡は傷ついたような表情をほんの一瞬だけ見せたが、すぐに痛々しいほどの笑顔を作って言った。

 その優しさが、今の俺にはたまらなく苦しかった。

 

『……前途多難だルン』

 

 俺の肩に乗ったルルンが、呆れたような、そしてどこか諦めを含んだ大きな溜め息をついた。俺はただ、重い足取りで前を向くことしかできなかった。

 

 

 

 

 

 その日の夜。

 

 俺たちは山あいの古風な温泉旅館に身を寄せていた。

 

 無気力と自己嫌悪の泥に沈んだ俺は、冷え切った身体と心を少しでも温めようと、着替えを持って旅館の大浴場へと向かった。

 木の温もりがある広い脱衣所を抜け、浴場の扉を開ける。

 湯気がモウモウと立ち込める広い浴室。湯船には豊かに温泉が満ちており、先客の姿はない。貸し切り状態だった。

 

「ふぅ……」

 

 身体を軽く洗い、巨大な湯船に身を沈める。

 温かい湯が全身を包み込む。だが、心の中の凍えは少しも抜けてくれない。

 目をつぶれば、血に染まった自分の両手と、胸を貫かれた紡の顔が鮮明に浮かび上がってくる。

 

(俺は……どうすればいい……? 守るための力で、あいつを死なせかけて……。次に暴走したら? 次こそ……本当に紡を……俺は……)

 

 恐ろしい。己の中に眠る闇の暴力性が、そして何より、そんな危険な力に頼らざるを得ない自分自身が恐ろしかった。

 

「いつまで情けない顔をしてるルン」

「どわっ!?」

 

 突如、湯気の中から声がした。

 驚いて目を開けると、湯船の縁にプカプカと浮かぶ、小さなルルンの姿があった。頭に小さな手ぬぐいを乗せている。

 

「ルルン……? お前、いつの間に……」

「那津男が暗い顔をしてるから、心配ついてきてやったルン。……で、いつまでそうやって悲劇のヒロイン気取りを続けるつもりルン?」

 

 ルルンは浮き輪代わりの桶に身を預け、冷ややかな、だがどこか諭すような視線を俺に向けてきた。

 

「……悲劇のヒロインじゃない。俺は……本当に自分が恐ろしいんだ。また暴走して、紡を傷つけたらって思うと……身体が動かなくなる」

「ルン。那津男が勝手に苦しむのは自由ルン。……でも那津男がそうやっておどおど避けるたびに、紡がどれだけ胸を痛めるか分かってるルン?」

「そ、それは……」

「……まぁ、紡は覚悟を決めたみたいだから、那津男も覚悟を決めるルン」

「……覚悟? 何の覚悟だよ」

 

 俺が眉をひそめた、その時だった。

 

ガラガラガラ

 

 大浴場の引き戸が、静かな音を立てて開いた。

 

「っ!?」

 

 俺は思わず身体を硬直させた。

 湯気の向こうから歩いてきたのは白い湯あがり用のバスタオル一枚を巻いた、紡だった。

 

 しっとりと黒髪が肩に落ち、白い素肌が湯気の中で艶めかしく揺れている。

 

「つ……紡!??? お前、な、なんでここに!?」

 

 俺はパニックになり、湯船の中で必死に視線をそらしながら叫んだ。

 

「ふふ、那津男くん、看板見なかったの? この旅館の大浴場、夜のこの時間は混浴になるんだよ?」

 

 紡はくすりと可憐に笑うと、動揺する俺をよそに、洗い場の小さな木製椅子へと向かって腰掛けた。

 そして、手元にあった小さなフェイスタオルを手に取ると、背ぐすねを引くように俺を振り返った。

 

「那津男くん、背中……洗って?」

「は、はあっ!? 駄目だろそれは!」

「えへへ、お願い。 那津男洗ってほしいの!」

 

 紡の笑み、そして瞳が、まっすぐに俺を見つめていた。冗談や悪ふざけの色はない。

 

 断ろうとした俺に対して、和やかな笑みと真摯な目で見つめ続ける紡。俺は逃げられない事を察知した。

 俺は意を決して湯船から上がると、腰にタオルを巻き、屈んで紡の背後へと歩み寄る。

 それに「ありがとう」と一言つぶやき、紡もタオルをはだけさせる。前は依然としてタオルで隠したままだが、白く綺麗な背中は、俺の目の前であらわになった。

 

 シャワーの温かい水を掛け、石鹸を泡立てる。

 目の前にある、滑らかで華奢な紡の背中。触れるのが怖くて指先が震える。だが、意を決して泡立てたタオルを彼女の背中に滑らせた。

 

 キュ、と温かい肌の感触が手に伝わる。

 

「……ねぇ、那津男くんって誰かの背中を洗うのは始めて?」

「あ〜……いや、親父の背中を洗ったことがあるよ」

「へ〜そうなんだぁ〜」

 

 和やかな空気と会話。

 おっかなびっくり洗い続ける俺と違い、紡は洗われ慣れてるかのように堂々としている。

 

(誰かに背中を、よく洗ってもらったりしてたのか?)

 

 男に洗ってもらってるというのに、そんな疑問が俺のなかに浮かぶほど、彼女の背中に警戒や不安はない。

 そしてそんな疑問が顔に出ていたのか、紡も口を開く。

 

「えへへ。実は私、ちょっと前からルルンと背中の洗いっこしてるんだ〜」

「あ〜、どうりで」

「……那津男くん知ってる? 誰かの背中を洗ったり、洗われたりすると、凄い気持ち安心するんだよ?」

「……へ〜、そうなのか」

「だからこの後、私とルルンで那津男くんのことも洗ってあげるね!」

「は!? いや、それは……」

「えへへ」

 

 急な申し出に俺は何も言えなくなるが、紡は変わらず和やかに笑う。

 

 だが不意に、紡の顔から和やかさが消え、目を細めて妖艶に笑った。

 

「……ねえ、那津男くん。 もう一個知ってる?」

「あん?」

 

 泡を滑らせていると、紡が呟く。

 

「この状態の私って、すごく無防備なんだよ」

「!?」

 

 紡の言葉に手が止まる。

 

「……もし今、那津男くんが後ろから私を襲っても……私、全然抵抗できないよ」

 

ビクッッ!!

 

 その言葉が、俺のトラウマの核を過激に突いた。

 脳裏に閃く血の記憶。俺は弾かれたように立ち上がり、泡のついたタオルを落として数歩後ろへ後退した。

 

「那津男くん」

「やめてくれ紡!……やめてくれ。 その冗談は……笑えない……」

「ねぇ、那津男くん」

「やめろ、つむっ!?」

 

 俺の言葉は最後まで続かなかった。

 

 椅子から立ち上がった紡が、クルリと振り返るやいなや、バスタオルを手放し俺の胸元へと飛び込んできたのだ。

 

ドサッ!!

 

「ぐっ!?」

 

 背中から洗い場の床へ倒れ込む俺。その上から、紡が馬乗りになる形で押し倒し、身体を合わせるように覆い被さってきた。

 

 濡れた素肌の感触、彼女の体温、柔らかい胸の弾力がダイレクトに俺の胸板へと押し付けられる。

 

「紡……っ!?」

「……」

「ど、どいてくれよ紡っ!」

「……」

 

 紡の表情からは、一切の笑みが消えていた。

 どくように言う俺の言葉も聞かず、ただ身体をあわせてジッとこちらを見る。

 

 どこまでも深く黒い眼差しが俺を貫いていた。

 

「ねぇ那津男くん」

「な、なんだよ!?」

「釣り合ってないと思わない?」

「は?」

 

 彼女はその言葉の後、すぐに俺の両手を力強く掴むやいなや、それを自分自身の細い首元へと引き寄せた。

 そして、俺の大きな掌で、自分の首をしっかりと包み込ませたのだ。

 

「……っ!? やめろ……紡、なにやってっ!」

「絞めていいよ」

 

 紡の口から出たのは、静かで、冷徹なまでの言葉だった。

 

「このまま、力任せに私の首を絞めて、殺して。……いいよ」

「な、何言ってんだお前……! 頭おかしくなったのかっ!?」

 

 紡は俺のその言葉を聞いて、なおも薄く笑う。

 

「おかしくないよ。……だって釣り合ってないよ。」

「何言ってっ!?」

「だって、私は那津男くんに何度も救われてるのに、あんな一度死にかけた位で那津男くんを苦しめるのは……釣り合ってないよ」

 

 意味がわからなかった。

 助けられた回数と殺しかけた回数、苦しんだ回数に比較など意味はない。

 だが、俺の考えとは違う物差しが彼女にはあるようだった。

 

「大丈夫。私の身体は光の魔力で出来てるから。……ちょっと息の根が止まったって、ルルンが魔力を注げば、身体も意識も再生する。あの日だってそうだったんでしょ?」

「それは、だからって……今は結晶も無ねぇだろ!」

「あぁ、大丈夫だよ。 そのために必要な分の結晶、更衣室のカゴにたくさん持ってきてあるから」

「なっ!?」

 

 紡の瞳には、一切の迷いがない。

 俺は押し倒された体勢のまま、助けを求めるように湯船の方へと視線を走らせた。

 そこには、桶に身を任せてお湯に浸かるルルンがいた。ルルンはリラックスするように腑抜けた顔で、俺たちに向かってひらひらと優雅に手を振ってみせた。

 

 嘘じゃない。本当のことだ。

 紡は本気で言っている。俺に、自分を殺させようとしている。

 

「……そんなことできるわけないだろ!!」

 

 俺は全力で腕を引き抜こうとした。だが、紡は体重をかけ、俺の腕を強固に首元へ固定し続けた。

 

「……やっぱりね。那津男くんは優しいから、できないよね」

 

 紡はふっと目を細め、いとおしそうに俺を見下ろした。

 だが、次の瞬間、彼女の瞳に強い意志の光が宿った。

 

「でもね……その優しさ、今の私にはいらないの」

「え……?」

「私をまた傷つけるんじゃないかって気遣って、苦しんで……そんな那津男くんを見る方が、私にとっては何百倍も辛いよ! 私を傷つけるのが怖いなら……今、ここで傷つければいい!!」

 

 紡の声が、脱衣所に切なく響き渡った。

 

「一度や二度殺されたくらいじゃ、那津男くんに救われた数には全然届かない! だから……開き直ってよ! 私をいくら壊してもいいから、カッコいい那津男くんに戻ってよ!!」

 

 言葉が、俺の胸を強く穿った。

 俺を守るために。俺の罪悪感を打ち砕くために。この少女は、自分の命すら俺に差し出そうとしているのだ。

 

「……手が嫌なら」

 

 紡の視線が、すっと下がった。

 

「ここででも……いいよ?」

 

 彼女の小さな手が、俺の腰のタオルの中にすっと滑り込んできた。

 敏感な俺の下半身に、彼女の温かい指先が直接触れる。熱い電流が背筋を駆け抜けた。

 

「つ……紡……ッ……!」

「私を始めてだから。だから……壊して。私を奪って。……那津男くんの好きなようにして」

 

 熱い吐息が交差する。

 二人の視線が、至近距離で強く絡み合った。時間の流れが止まったかのような感覚。

 

 逃げ場など、最初からどこにもなかったのだ。俺のくだらないトラウマも、恐怖も、この少女の圧倒的な愛と覚悟の前では、すべてただの足掻きに過ぎなかった。

 吸い込まれるように、どちらからともなく顔が近づいた。

 

ん……。

 

 唇と唇が、強く重なり合った。

 濃厚で、濡れた、互いの存在を貪り合うような接吻。

 一度合わさった唇は容易には離れず、何度も角度を変えては深く交わされた。息が途切れ、口を離したあとも、二人は荒い息をつきながら無言で見つめ合った。

 

 そこにはもう、迷いも恐怖も存在しなかった。

 二人は申し合わせたかのように、無言で立ち上がった。

 紡は俺の手を強く握り締め、混浴の浴室をあとにした。湯船のルルンが、満足げに小さく頷くのが見えた。

 

 

 

 

 

 翌朝。

 

 眩しい朝日が、障子越しに部屋の中へと差し込んでいた。

 そんな時に、一つの大きな布団の上で、紡はゆっくりと目を覚ました。

 

 身体を包む布の感触。彼女の身体にも、隣で穏やかな寝息を立てている那津男の身体にも、浴衣や下着や存在しなかった。

 昨夜の激しい交わりの余韻が、肌の熱となって残っている。

 

 紡は布団の中でモゾモゾと身を寄せると、ぐっすりと眠っている那津男の顔を見た。

 どこか幸せそうに眠りこけた顔を見ていると、とても幸せな気分になる。

 

 そんな時、布団から顔の横へと飛び出した彼の左手が目に入る。

 その左手の薬指がどうしても気になって、目が離せなかった。

 

 ゴクリ

 

 紡は生唾を飲み込み、彼の左手を不意に抱え込んだ。

 そして、彼の左手・薬指をそっと見つめる。

 ゴツゴツとした白く、男らしい左手と薬指。

 

 紡は愛おしそうに口元を緩めると、その薬指を口に深く含み──力任せに噛みついた。

 

ガリッッ!!

 

「ぐおっ!???」

 

 左手に走った激痛で、那津男は跳ね起きるように目を覚ました。

 

 視界に飛び込んできたのは、えへへと舌を出して誤魔化している紡の顔だった。

 

「……何すんだよ、朝から」

 

 自分の左手・薬指を見ると、根元のあたりにクッキリと深い歯型がついており、少し血が滲んでいた。

 俺がジト目で睨みつけると、紡は再度えへへと笑い、可愛らしく目を逸らした。

 

「はぁ〜……」

 

 那津男は深〜い溜め息をついた。

 だが、その胸の中に昨日まであったあの重苦しい暗雲は、驚くほどすっきりと消え去っていた。

 

 身体に残る彼女の温もりと、薬指の痛みが、俺たちはもう引き返せないところまで結ばれたんだという揺るぎない現実を教えてくれていた。

 

「……たく、お前ってやつは」

 

 俺は苦笑すると、紡の左手を引き寄せた。

 

「な、那津男くん……?」

「お返し」

 

ガリッッ!!

 

 

 

 

 

 

 数日後。東北の山間部。

 狂乱した無数の獣の群れが、咆哮を上げながら押し寄せていた。

 

「ルミナス・ショット!」

「ダークスピア・クラッシュ!」

 

 そこにあったのは、2人の完璧なまでの連携と蹂躙だった。

 

 純白の光と、漆黒の闇。

 

 相容れず、相反しあう二つの魔力が、彼らの動きで、今は美しく噛み合い、交差しているように見えた。

 

 紡が光で敵の動きを止め、俺が闇の槍で確実に核を穿つ。

 那津男が前に出て盾となり、その隙に紡がビームを叩き込む。

 

 バッタバッタとなぎ倒されていく獣たち。彼らの動作に、あの日感じたような迷いや鈍さは微塵もなかった。

 

「ハァッ!!」

 

 最後の獣を撃破し、光と闇の粒子が空中に散っていく。

 

 変身した状態の二人。その互いの手元には、異質な輝きが宿っていた。

 

 ルミナスツムギの左手・薬指には、暗く揺らめく、闇の魔力で象られた指輪のような光環。

 ダークドミナスの左手・薬指には、眩しく輝く、光の魔力で象られた指輪のような光環。

 

 昨夜、互いの薬指を噛みちぎるように刻みつけた傷痕。そこに互いの魔力を流し込み合ったことで生まれた、世界にたった1ペアだけの『魔力の指輪』だった。

 

「ふふ、今日も完璧だったね! 那津男くん!」

「ああ。お前のサポートが完璧だったからな、紡」

 

 変身を解いた俺たちは、転がる結晶を回収しながら、当然のように語り合う。

 

 薬指のオーラが、互いの体温に反応するようにチカチカと心地よく甘く輝いた。

 結晶を拾い終わった後、身体を寄せ合い、イチャイチャと歩く2人。

 

「……ハァ」

 

 那津男の肩で、ルルンが本日何度目になるか分からない溜め息をついていた。

 

(まぁ……なるようになったルンね)

 

 バカップルを見るような冷ややかな目を向けるルルンをよそに、2人は互いの薬指に宿る温もりを確かめ合いながら手を繋ぎ、次の町へ向かって仲良く歩き出した。




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