タイタンフォール×ドルフロを無性に書きたくなった。
結構な駄文。
出撃を意味する赤いランプが点灯し、ドロップシップに向かうライフルマン達を避けながら、慌ただしく動く艦の中、俺はタイタンの整備場である第2ハンガーまで走る。
ハンガーに着くと他のパイロット達はもうタイタンに搭乗しており、逐次地上に投下しているようだ。
ガンラックに立て掛けてあったR-201を手に取り、俺のリージョン級タイタン…ファランクスの元へと走る。
「コルヴァス!遅いぞ!」
「彼の調子は?」
整備士にどやされるも、そんなことはお構い無しに俺はファランクスの整備状況を聞く。
「まだ照準モジュールの取り付けが終わってない、とりあえず搭乗してリンクしていろ。」
「了解。」
彼に言われた通り、俺はファランクスに搭乗してリンクを開始する。視界が緑色の眩しい光に覆われる。
『お帰りなさい、コルヴァス。』
ファランクスの無機質な声が響く。
『パイロットとのニューラルリンクを確立。』
ファランクスとのリンクにより、カメラの映像がコクピットに表示され、外の状況を確認できるようになった。
「ウルススとルプスは?」
『彼らは先んじて降下しました。現在、研究所でミリシアのバンガード級と交戦中。』
ファランクスに下の状況を聞いていると、照準モジュールの取り付けが終わったらしく、MRVNが笑顔でサムズアップしてきた。
「…コルヴァス、準備完了だ。いつでも行ける。」
指令部にそう伝えると、下にいた整備士とMRVNは退避し始めた。退避を終えると、足元のハッチが開いた。
『タイタンフォール、スタンバイ。』
深呼吸し、呼吸を整える。
アームから切り離され、ファランクスが研究所目掛けて垂直に落下していく。振動とGに耐えながら、俺は下を見やる。
1機のバンガード級を相手に守備隊はほぼ壊滅、それに…防衛対象のアークとやらも暴走気味なようだ。
『着地まで残り10秒。』
段々と地面が近づいてくる…このまま行くと何人かのライフルマンを潰してしまうが…まぁコラテラルダメージと言うやつだ。
『着地します。』
何人かのライフルマンを血溜まりに変えながらも着地に成功する。
背負ってあったプレデターキャノンを構えて、目の前のバンガード級を撃つべく、スピンアップを開始した。
「アークがオーバーロードしたぞ!逃げっ…」
だがその瞬間、背後から爆発的な閃光が俺とファランクスを…いや、周りのものを全て包み込んだ。
爆発の影響でコクピットが激しく揺れ、頭を何度も打ち付けてしまう。そこで俺の意識は途切れた。
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「ぐ…あぁ…」
何が起きたんだ。
そう思いながら俺は目を覚ます。体はどこも正常で、骨折などはしていないらしい。
「ファランクス?」
『何でしょう。』
「俺は一体どれくらい寝ていたんだ?」
『計算中…およそ3時間です。』
俺はEMP…何らかの影響で視界を失ったコクピットから出て、辺りを見渡す。先程まで戦闘していた研究所の面影は一切無い。まるで最初から無かったかのように、だだっ広い平原が広がるばかりだ。
「救難信号は出せるか?」
『いえ、母艦との連絡が取れません。』
「クソ…」
つまり、俺達に助けは来ないってことだ。
その事実に頭を悩ませていると…
『パイロット、ここから3km程離れた地点で戦闘を検知しました。』
フロンティアで戦闘を起こしてるのなんてIMCとミリシアぐらいだ。
「行こう、IMCを援護するぞ。」
『了解です。』
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俺達は戦闘が起きている地点に着いた。
それで、戦闘中の味方を援護しようとした。
だが目の前に広がっている光景はどうだ?
「…あれ、どっからどう見ても少女だよな。」
『解析中…見た目は人間ですが、中身は機械のようです。』
俺の問いにファランクスは冷静に返してくる。
だが何で機械が少女のガワを?
それも民間用ではなく、戦闘用の機械が。
だが今はそんなことを考えている場合ではない、考えるのはどちらを援護すべきかだ。
「ファランクス、何か情報は無いか?」
『彼女たちが扱っている銃、あれらは数世紀も前の銃のようです。』
「ロートルどころの話じゃないな。」
アイツらはそんな骨董品で戦っているのか?
よく戦えるものだな。
待てよ、機械ならデータナイフが役に立つかもな。
『パイロット、どうしますか?』
「アイツらがどこに所属してるか分からない以上、そう急くことも無いだろう。戦闘が終わったらテキトーに話にでも行くさ。」
『分かりました。』
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数十分ほど経っただろうか。
銃声、爆発音などの戦闘音が何一つ聞こえなくなった。
「そろそろ頃合いか。」
俺はファランクスの内部からフレアガンを取り出し、上空に向けて撃った。それは赤く輝き、遠くからでも分かるほどに目立っていた。
「…っち…方で…わ。」
打ち上げからすぐに声が聞こえてきた。
女の声だ。
「…うわ!?」
現れたのは黒い服の少女と小柄な少女だった。
「フレアを上げたのは俺だ…お前たちはミリシアか?IMCか?」
「「……??」」
『2名の感情は困惑と89.7%一致しています。』
俺のその問いに2人の少女は明らかに困惑していた。まるでIMCとミリシアと言うものが存在していないかのように。
「え…と、貴方は?」
小柄な少女が尋ねてくる。
「フロンティア民だったら誰でも知ってるだろう…IMC、そこに所属しているコルヴァスだ。そう言うお前たちは?」
「G&Kに所属しているKar98kですわ。」
やたらと名前が長い少女に、
「同じくG&K所属のMP5です。」
名前が短い少女だな、覚えた。
「いや…そんなことより…IMCって何ですか?」
「IMCを知らない…いや、そも…なぁ、ここってフロンティア星系のどこだ?」
「何を言っているんですの?ここは太陽系の地球ですわ。」
「…なに?」
どうやら俺はアークの暴走によって、まったく違う星に転移してしまったらしい。なんとも信じがたく滑稽な話だ。
「…聞きたくないが…今は何年だ?」
「…? 今は2062年でしてよ。」
なるほど、なるほどなるほど?これは俗に言うイセカイテンイってやつか?先祖がジャパンにルーツを持つ仲間がそう言う本を持っていた。
こうして俺とファランクスの前途多難な前線生活は始まったわけだ。
キャラの口調を掴めているかどうかいまいちな男、XM
ちなみにコルヴァスくんは黒いパルスブレードパイロットです。