Japan first Aeigs in KanColle   作:神戸六甲

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Japan first Aeigs in KanColle

 

 

4月某日 2149(フタヒトヨンキュウ)

 

「ぐっ、うぅ〜!!」

 

俺はただの海自が好きで、海自になりたい高校生だ。今日も今日とて学校に行き、勉強をし、部活をやって家に帰るいつも通りの日々を過ごした。

そして艦隊これくしょんというゲームをしているのだけど、流石にそろそろ寝ないと明日の部活の朝練に影響が出てしまうから寝る……

 

「おやすみ、皆……」

 

そう言って俺はパソコンをシャットダウンした。

 

「おやしゅみぃ…………Zzz……」

 

 

 

────────

 

 

 

──────

 

 

 

────

 

 

 

 

ザザァーン…

 

キューキューキュー……

 

ザザァーン……

 

 

 

「ん、うぅ……うみぃ……はぁ……ひろ……」

 

あ、起きないと。

 

「…………ん?」

 

ゴシゴシ

 

「ん?」

 

あれ、海だ。確か俺寝てたよね?まず何処の海よ、ここは。

 

「……はぁぁぁぁぁぁ!!!???」

 

待て待て待て待て、俺、海の上に立ってるよ!?ドユコト?夢!?あ、夢かぁ〜、ブル◯カしないと〜……

 

「夢じゃないですよ、艦長!!」

 

「夢じゃないのかぁ……え、誰?」

 

「ここですよ!私です!」

 

恐る恐る声のする方を見ると、そこには海上自衛隊の作業服を着た妖精さんと、灰色のゴツゴツしたモノ……もとい、海上自衛隊の護衛艦であろう艤装があった。

 

「君は……妖精さんで合って、る?」

 

「はい!私は海上自衛隊第一護衛隊群第五護衛隊所属、こんごう型イージス護衛艦一番艦“こんごう”であるあなたの副長を務めています!」

 

「待って、俺イージス護衛艦こんごう?」

 

「はい!」

 

何と言う事でしょう。つい昨日まで高校生だった人が、寝るだけで艦m──

 

おい待て、俺は男か?女か?

 

答えを知る為に、我々はズボンの中へと入っていった。

 

「あ、艦息ね」

 

良かった、ちょん切られていたら泣いてたよ俺。このだだっ広い海原のど真ん中で。

さて、これからどうしようか……まぁ、海上自衛隊に入るって決めてたし、これもいいかもな。

 

「皆、落ち着いて聞いてくれ。()は自衛官じゃなかった。けど(こんごう)と言う存在になった以上、自衛官として戦おう……!!よろしく頼むぞ、お前ら!!」

 

「「「「はーい!!」」」」

 

艤装や頭に装着しているヘッドセットから妖精さん達の元気な声が聞こえてきた。さて、やるとしますか!!

 

「全艦に次ぐ、総員、厳戒態勢を厳となせ。これより作戦行動に移行する。付近に存在する艦隊に接触し、交友を図る。ただし、相手が攻撃を仕掛けてくるか、深海棲艦だった場合自衛権の行使を行う。以上だ」

 

とにかく自分以外の艦娘に接触しなければこの先飢え死にするからな。

 

「艦長、本艦より2時の方向68,000m先にて砲撃戦が行われているのを確認。反応より12隻が確認され、内6つは艦娘と断定しました。敵艦隊は戦艦級2隻、空母1隻、重巡2隻が確認されました。これからどうされますか?」

 

おっと、そんなに近かったのか。さてどうするか……

 

「我が艦の総力を持って深海棲艦を叩く。総員、対水上戦闘用意!!」

 

「了解!対水上戦闘用意!」

 

対水上戦闘用意!!

 

カーンカーンカーン

 

サイレンが響き渡り、妖精達がそれぞれの持ち場に就く。さて、初めての戦闘だ……この力、使わせていただきます。

 

「敵が本艦に気付いたようです!!空母より発艦を確認。その数35!!」

 

「対空戦闘用意!!手動管制による砲撃を開始する!!CIC指示の目標、撃ちぃ方始め!!」

 

「トラックナンバー1101、主砲撃ち方始め」

 

俺の右側の艤装に装備されている54口径127mm速射砲が動きだし、この世界で初めて火を噴いた。

 

ドォォンドォォンドォォン

 

「トラックナンバー1101から1103、撃墜!!」

 

「トラックナンバー1104から1107、接近!!」

 

「SM-2発射始め!!Salvo!!」

 

ドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥ

 

背中に搭載されているVLSより対空ミサイルを発射し、深海棲艦特有の禍々しい形の艦載機を叩き落としていく。

 

「埒があかない……!ハープーン発射用意!目標、敵空母!!」

 

「了解。目標データ入力完了、ハープーン発射用意良し!!」

 

「撃てェッ!!」

 

ドシュゥゥゥゥゥ

 

発射筒からハープーンが空母を撃沈させるために飛び立った。まぁ中破させるだけで十分だとは思うんだけど……

 

「CIWS起動!!タングステン弾を喰らわせてやれ!!」

 

「CIWS、AAWオート!!」

 

ブォォォォン

 

2基のCIWSが毎分6,000発にも及ぶ速さでタングステン弾を放ち、深海棲艦の艦載機を叩き落とす。

 

「まもなくインターセプト10秒前!!5、4、3、2、1……マークインターセプト!!」

 

「どうだ……!」

 

「レーダーより反応が消失。空母を撃沈しました」

 

どうやら撃沈させたらしい。ハープーンってこんなに威力が強いもんだっけ?艦これ補正かな……?まぁいい、他の深海棲艦を叩かねば。

 

「これより激戦地へ突入する、より一層厳となせ。機関全速」

 

フォォォォォン

 

エンジンの甲高い音を鳴らしながら俺は砲撃戦が行われている場所へと向かった。

 

 


 

 

「そろそろ目視でも確認できる筈だが……」

 

「艦長、見えました!」

 

「っ!総員、戦闘態勢を取れ!!」

 

副長からの報告ですぐに戦闘態勢を取る。

 

「艦娘の様子は」

 

「1人戦艦が中破と言ったところでしょうか。他空母2人、重巡、軽巡、駆逐艦、各1人が大破です」

 

「劣勢にも程があるだろ……なんだこの天ぷらみたいなの」

 

「艦長、天ぷらじゃなくてテンプレです……」

 

「やさいせいかつ」

 

「ちくわ大明神」

 

「誰だ今の」

 

さっきのマジで誰だよ、こんなタイミングでこれやる妖精さん達が怖いよ俺ぁ……

 

「とにかくだな、俺の全戦力を持って深海棲艦艦隊を叩き潰す!」

 

艦娘を沈めようなんぞ俺が許さん。

 

「ハープーン発射用意!!目標、戦艦級の砲塔天板だ!!叩き込んでやれ!!」

 

「了解。目標データ入力完了」

 

「ハープーン発射ァッ!!Salvo!!」

 

ドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥゥゥゥ

 

発射筒からハープーンが勢いよく飛び立った。

 

「続いて射程圏内に入り次第重巡級に主砲を叩き込め!!」

 

「了解!!」

 

「インターセプト5秒前。4、3、2、1……マークインターセプト!!目標の反応消失」

 

「こちら見張り妖精。目視にて戦艦級2隻の轟沈を確認。作戦通り砲塔天板に着弾しました」

 

「よくやった」

 

これで戦力はググッと下がっただろう。ならやる事は残りの2隻を叩き潰すだけだ。

 

「主砲射程圏内に入りました」

 

「砲撃開始!!撃ち方始めェッ!!」

 

ドォォンドォォンドォォンドォォン

 

さて、大戦時の軍艦は基本的に一回の砲撃で相手に着弾するとは限らない。何回も撃ち、誤差をなくしていくといったやり方だ。しかし現代艦はどうだろうか?答えは簡単。

 

「重巡級に着弾!」

 

あんな大きさの的なんて一撃で当てられる。

 

「炎上を確認しましたがまだ沈む気配はありません!」

 

「ありがとう。さぁ水底へと還りな!!」

 

主砲が火を噴き、重巡へと吸い込まれるかのように砲弾が着弾していく。そして最後に……

 

「重巡級2隻、轟沈!!」

 

「レーダーに反応無し!!我々の勝利です!」

 

「ふぅ……戦闘用具納め。よくやった」

 

初の戦闘だったけど、なんとかなったな。

 

「よし、艦隊へと接近するぞ。第二船速」

 

この世界に生まれてから初めての艦娘との接触だ。マジで緊張してきたぞ……あ、自己紹介どうしよ。事故紹介にならないように気をつけよ。

 

 




初心に戻りまして艦これ小説になります。今小説、他小説に関しては気分で執筆しますのでご理解の程よろしくお願いします。
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